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http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/akb/1348744021
1 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:07:01.53 ID:lkNmpHyp0

島崎「えー、何でー! 何でももちさんが1位なの。というか、ももちさんAKBじゃないじゃん」

島田「どうした? ぱるる。ももちさんは今年AKBに移籍してきて、今年の総選挙では1位を獲得した 一体、何?」

島崎(おかしい・・・何かがおかしい・・・昨日は11時に寝た・・・島田から電話が来たけど、五月蠅かったからすぐ切ったけど・・・)


※メンバーのイメージを著しく壊す可能性があります。恐ろしくキャラ崩壊が激しいと思いますのでご了承ください。
なお、この物語はフィクションです。



2 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:07:59.77 ID:lkNmpHyp0
島崎(で、起きていつも通り劇場に来たら・・・いつの間にか世界はももちさん一色。どうやら聞く話しでは、ももちさんがAKBに移籍してきて、今年の総選挙では1位のこと)

島崎(おかしいな・・・まだ夢の中なのかな?)

島崎「まあいいや。多分、起きたら優子さんが1位の当たり前の世界が広がっているはず・・・」

島田「? ・・・ぱるる、今日可笑しいな? まあいいや、取り敢えず、公演が始まるから早く舞台に行こうぜ!」

島崎(取り敢えず、ここは夢の中! だから適当に公演終わらせて、家で寝ることにしよう!)

島崎「ごめんごめん! よーし、今日はダンスを間違えずに頑張るぞ!」



3 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:09:30.94 ID:3LmeQCPUO
残り3ヶ月での糞スレ大賞ノミネート


4 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:09:46.86 ID:lkNmpHyp0
~自室にて~午後11時

島崎「今日はダンスを間違えず踊れた! ポジションは1回だけ間違ったけど・・・おやすみ!」

島崎「って、何でー!? まだ目が覚めないし、いつまで、ももちさんが1位なの?」

横山「どうしたん? ぱるる? 今日可笑しいで」



6 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:12:40.32 ID:lkNmpHyp0
 横山は島崎の部屋に泊まりに来ていた。
 理由はある。島崎があまりにもダンスを覚えないので、島田からの頼みでダンスを教えに来たのだ。
 といっても「えー、無理―! 私、そんなの踊れないよー!」とかほざいて、横山講師のダンスレッスンは5分で終了したが。

島崎「ねえねえ、横山―。ももちさんが1位ってどういうこと? そもそも、ももちさんってAKBじゃなくて、Berryz工房なんじゃ・・・」

横山「? 島田から聞いたけど、今日可笑しいで。今年の総選挙も見事1位を獲得したじゃ・・・」

 ももち――これは嗣永桃子の愛称のことである。
 簡単に説明すると、嗣永桃子とはハロープロジェクトのBerryz工房のメンバーの一人である。
「許してにゃん♪」という独自のギャグ(?)で注目を浴び、今ではイラドル(人をイライラさせるアイドル)としてよくテレビにも出演しているメンバー・・・のはずであった。
 しかし、そのももちがこともあろうに、総選挙1位・・・?



7 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:14:09.74 ID:MsrSLbPU0
こういうスレって書いたあと死にたくならないのかな


8 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:14:17.97 ID:lkNmpHyp0
島崎「横山、どういうこと? 今年の総選挙の1位は大島優子さんじゃ・・・」

横山「ぱるる、疲れてるん? 今年、前田敦子さんがAKBを引退する、ってのは流石に忘れてないよね」

島崎「もちろん」

横山「それで、戦力ダウンを恐れた秋元先生は外部の人間である嗣永桃子――ももちさんをBerryz工房を引っこ抜き、今年の総選挙に参加させた」

横山「それでBerryz工房のファン層も取り込み、ギリギリの僅差でありながら優子さんに勝ち、見事1位を獲得。そして「ギンガムチェック」のセンターにも立った・・・」

横山「確かに、外部の人間に1位を獲られることはショックだと思うけど、この悔しさをバネに来年に向けて頑張らんと・・・」

島崎「えーっと、可笑しいな? 私が間違えたのかな? ちょっと、待ってね」

 そう言って島崎はパソコンを使って、総選挙の順位を見る。

島崎「ホントだ・・・何処を見ても、ももちさんが総選挙1位・・・それで2位が優子さん。3位がまゆゆさん・・・4位がゆきりんさん・・・」



9 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:15:16.52 ID:lkNmpHyp0
 そう言いながら、少しずつページをスクロールしていく。

島崎「63位中西さん・・・64位小森さん・・・か。ももちさん以外は繰り下がった形になってるね。って、あれ?」

横山「どうしたん、ぱるる」

島崎「いや、何か忘れているような・・・何か、重要な人間の名前が抜けているような・・・」

横山「だから、ぱるる可笑しいって。ホントどうしたん?」

島崎「えーっと、4位ゆきりんさん・・・5位篠田さん。6位たかみなさん・・・。うん、可笑しくないね」

横山「まあ、ももちさんは予想外としても、後は順当やと思うけどな。もし、指原さんがいれば5位か6位には滑り込んでると思うけど」

島崎「そうだそうだ! 指原さんがいない! 指原さんがいないから、5位から下は私が知っている順位通りなんだ! 指原さんは何処に・・・?」



11 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:17:27.32 ID:lkNmpHyp0
横山「? 指原さんは、総選挙前に恋愛禁止条例を破っているのが発覚して、クビになったやん。太田プロに職員として雇ってもらったらしいけど・・・」

島崎「え? 指原さんはHKTに移籍したんじゃ・・・というか、そもそも総選挙後に発覚したと思うけど」

横山「だから、今日のぱるる可笑しいって。とにかく今日はもう寝よう!」

島崎(可笑しい・・・私の記憶違いかな・・・まあ、寝れば何とかなるかな)

島崎「うん、じゃあもう寝ようか・・・ってか、横山。晩ご飯がおたべだけって、ちょっときついんだけど・・・」

横山「じゃあ、ぱるるおやすみ! また明日!」

島崎(早っ)「うん、また明日・・・」

 色々と腑に落ちないながらも眠りに落ちる島崎であった。



12 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:22:01.20 ID:9fon9wuK0
続きまだー?


13 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:24:15.39 ID:9/zqsvhK0
全部書き終えてから貼れや


14 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:24:27.18 ID:s0VuHzkpO
やすすが1位の人?


15 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:25:01.21 ID:kMc2FQERi
読んでるよ~


16 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:25:41.62 ID:lkNmpHyp0
 ~一週間後~

島崎(やっぱり可笑しい・・・流石にこんなに鮮明な夢なんてないだろうし・・・世界はいつまでたっても、ももちさん1位のまま・・・)

島崎(そしてとうとう、音楽番組の収録の日が来てしまった)

 楽屋にはAKBのメンバーが集まって談笑している。
 今日、テレビ初披露である「ギンガムチェック」の収録のため、楽屋で待機しているのだ。
 島崎の順位は23位で、本来は選抜メンバーには入っていないのだが、SKEの松井珠理奈のアンダーのため出演させてもらうことになった。
 だが・・・。



17 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:26:41.58 ID:lkNmpHyp0
高橋「ももちさん遅いな・・・もう少しで収録始まるのに」

篠田「何でも、他の雑誌のインタビューが長引いているらしいよ」

島崎(そっか・・・ももちさんの方が芸歴長いから、たかみなさんでも敬語使ってるんだ)

横山「ぱるる、ギンガムチェックテレビ初披露やけど・・・もちろん、ダンスは全部覚えたやんな?」

島崎「うーん。多分、大体覚えたから大丈夫!」

横山「大体じゃあかんって。これで本番間違えたから、謝ってくださいよ」

島崎(相変わらず横山は真面目だ)

嗣永「みんなごめーん、遅くなっちゃった!」



18 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:27:06.77 ID:Jatz47Ak0
つーかつぐながは顔面がきもすぎて吐き気がする


19 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:29:05.31 ID:lkNmpHyp0
 そう言いながら、ももち――嗣永が楽屋に登場した。

高橋「おっ、遅いですよ~・・・もう少しでリハーサルが始まるますよ」

嗣永「ごめんごめん・・・雑誌が長引いちゃって・・・怒ってるかな怒ってるかな」

高橋「へっ? 別に怒ってませんですけど・・・」

嗣永「ごめんね! 許してにゃん♪」

篠田「死ね(ボソッ)」

嗣永「えっ? 麻里子ちゃん、今何か言った?」

篠田「いえいえ、何も言ってません」

島崎(今、確かに死ねって聞こえた・・・)



20 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:29:49.70 ID:lkNmpHyp0
 もちろん、そのことは指摘しない・・・少しずつであるが、世渡りというものも覚えてきたからである。
 そして、番組の収録が始まった。
 番組ではAKBメドレーと称して、「会いたかった」→「ヘビーローテーション」→「ギンガムチェック」を選挙16位以内(アンダー除く)全員で歌った。
 その後、司会者との軽いトークで終わり、というありがちな内容だ。

司会「えー、ももちさんは4月くらいからAKBに移籍してきたんですが、もうそろそろAKBに慣れましたか?」

嗣永「はい! みんな優しくって・・・最初は怖かったんですけど、みんなのおかげで何とか溶け込んでいます」

篠田「誰が溶け込んでるんだよ、たわけが(ボソッ)」

嗣永「麻里子ちゃん、何か言いましたか?」

 肝心の島崎は何でもないところで立ち上がったりと、軽い事故もあったが、いつも通りといえばいつも通りなので、特にトラブルもなく収録は終了した。



21 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:30:57.90 ID:9NS00CIA0
こないだあっちゃんのヴォイドがどうとか書いてた人?


22 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:31:23.99 ID:lkNmpHyp0
高橋「よーし、今日はもう終わり! みんな各自、帰って体を休めること。解散!」

嗣永「あのー、ゆきりん。今日食べに行かない?」

柏木「ごめんなさい! 今日、家に従兄弟が来てて(本当は面倒臭いだけだけど)」

嗣永「それじゃあ・・・こじはる! 一緒に食べに行こう」

小嶋「えー、良い・・・」

篠田「あっ、ごめんなさい。にゃんにゃんは私と焼き肉に行くつもりなので(にゃんにゃんに手を出したら殺す)」

嗣永「えー・・・じゃあ、仕方ないですね。今日は帰ろ! ばいばーい」
 
 そう言って、嗣永が楽屋から出て行く。

峯岸「ふぅー」

島崎「? どうしたんですか、峯岸さん」



24 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:34:00.48 ID:lkNmpHyp0
峯岸「いやいや・・・相変わらず、ももち・・・さんが来ると、雰囲気が悪くなるね」

島崎「そうですか?」

横山「ぱるるは鈍感すぎやでホンマに。謝ってください」

峯岸「まあ、そりゃあAKBに移籍してきて、一年目で一位だからね。そりゃあ敵も増えるけど」

島崎「ああ・・・」

峯岸「しかも、芸歴が無駄に長いから、今までAKBメンバーには敬語使ったことない1期生の私とか、麻里子様とかが敬語を使う・・・こんな異常な事態」

島崎「はあ」

峯岸「まあ、いいや。問題は次のシングルで誰がセンターに立つのか、って問題。このままずるずる、ももちさんをセンターに立たせておくと色々と諸問題が発生してしまうけど・・・さて、どう追い出そうか」

島崎「峯岸さん・・・?」

峯岸「あっ、冗談冗談。さーて、帰って今日の反省でもするかな」



25 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:36:06.68 ID:lkNmpHyp0
 ――気付いていなかったが、確かに楽屋の雰囲気は悪かった。
 嗣永がAKBに移籍してき、いきなり選抜どころかセンターに立ったことは、みんなを刺激することになった。
 もちろん、それが秋元康の狙いなのかもしれないが・・・。

渡辺麻「・・・そろそろ始めるか」

島崎「まゆゆさんどうしました? 凄い暗い顔してますけど」

渡辺麻「あっ、ぱるる! 明日もがんばりまゆゆ!」

島崎「あっ、はい!」

島崎(AKBってこんな感じだったのかな・・・というか、ももちさんがAKBのセンターって・・・それって良いことなのかな?)

島崎(やっぱりAKBは生え抜きのメンバーがセンターを獲るのが良いことなんじゃないかな・・・だったら、いっそのこと)

島崎「私が総選挙で1位になる・・・」



26 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:37:41.85 ID:6z3zq0FT0
始めたものは最後までがんばれ


28 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:42:03.96 ID:lkNmpHyp0
 小さく呟いてから、島崎は一人首を振る。

島崎(無理無理! 私、今年23位だよ! 来年いきなり1位になるなんて、絶対に無理! だけど、AKBのセンターはももちさんに渡したくないし・・・)

篠田「そういえば、にゃんにゃん。来月はじゃんけん大会だね。今回もうさんくさい占い師みたいな人と、訳の分からないババアに何か教えてもらうの?」

小嶋「うーん分かんない。有吉AKB共和国のスタッフさんが考えることだから・・・」

篠田「そっか・・・それより、にゃんにゃん。今日、家行っても・・・」

島崎「そうだ!」

 名案が閃き、思わず叫んでしまう島崎。



29 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:44:19.48 ID:TDSDJnK50
がんばれがんばれ


30 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:45:06.47 ID:ZzpLJpvZ0
なにこのスレ怖いw


31 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:47:05.15 ID:lkNmpHyp0
島崎(総選挙とかで1位になるのは無理だとしても、じゃんけんで優勝すればセンターになれるんだ!)

島崎(これだったら、何とか私でもセンターになれるんじゃ・・・)

横山「どうしたん、ぱるる? いきなり叫びだしたけど」

島崎「横山。私、じゃんけん大会で優勝する!」

横山「え? そんなん無理に決まってるやん。謝ってくだ」

島崎(私が次のじゃんけん大会でセンターを獲ってやる。そうすれば、みんなの目も覚める! 私が最強のアイドルになってやる)

 こうして島崎遥香の「じゃんけん大会優勝の道」が始まった。



32 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:48:17.43 ID:z5mHCqFL0
終わり?


33 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:48:57.40 ID:I5UOuK+C0
あとでまとめて読むから何時ごろに全部あげ終わるか教えて。


34 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:51:02.78 ID:lkNmpHyp0
 ■東京のエース■

篠田「珠理奈の太田プロ移籍を祝って・・・乾杯!」

小嶋・大島「乾杯―!」

 ――ここはとある焼き肉店。
 参加メンバーは他に小嶋陽菜、大島優子――そして松井珠理奈。

篠田「いやー、それにしても太田プロ移籍おめでとう。サムデイに来てくれないのは残念だけど・・・太田プロさんなら、大事にしてもらえると思うから頑張ってね」

松井珠「はい! ありがとうございます!」

大島「よろしくだぜー。同じ事務所だけど、頑張っていこう」

松井珠「はい!」

 ――なかなか事務所が決まらなかった松井珠理奈であったが、三日前の公演で珠理奈の太田プロ移籍が発表されたのだ。
 今まで大島優子、前田敦子等も入った事務所でもあるので、良い事務所に入ったとも一応は言えるだろう。



35 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:55:55.89 ID:wf7du5ZSO
日馬富士と白鵬がものすごい相撲して表彰式で野田がぶっこんできた


36 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 20:56:43.70 ID:lkNmpHyp0
松井珠「いやー、篠田さんと同じ事務所じゃなくて残念ですけど、優子さんもいますし・・・ダンス教えて下さいね、優子さん!」

大島「任せろぜー」

篠田「・・・珠理奈・・・頑張ってね」

 急に神妙な声で話し掛ける篠田。

松井珠「はい・・・!」

篠田「あの、嗣永、とか訳の分からない奴がAKBのセンターって・・・私は正直認めてない。だから、いっそのこと珠理奈がセンターを獲る方がAKBのためになると思う」

松井珠「・・・」

篠田「太田プロ、さらに高校生ということでこれから仕事も増えると思うけど・・・辛くなったら言ってね。力になるから」

松井珠「はい! ありがとうございます!」



37 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 20:56:47.97 ID:9/zqsvhK0
ちなみにぱるるはBuono!ヲタだからな


39 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:00:03.93 ID:rV5y9ZaFi
ぱるるは横山呼びしないと思う


40 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:02:57.33 ID:lkNmpHyp0
 嗣永がセンターに立ったことで、殆どのメンバーはいらいらを募らせていたが――篠田はその中の筆頭株とも言える。
 1期生ではないが、それでも古株としても有る程度グループ内でいばることも出来たが――年齢は下とはいえ芸歴では上の嗣永が加入することによって、今まで築いてきた地位も危うくなってきた。
 もちろんそれだけではないが――嗣永が1位を獲って、センターを獲ったことは納得できないであろう。

松井珠「ももちさん・・・今まで、MV撮影の時くらしか会ったことないんですけど、どんな人なんですか?」

篠田「嫌な奴だよ。もっと露骨に言えば「あざとい」――1位を獲ったことで良い気になっているかもしれないけど、あんなのがセンターなんて」

松井珠「・・・」

篠田「今まで、珠理奈にしてもあっちゃんにしても、優子にしても、AKBのセンターは「強さ」が必要になってくる。私は嗣永に「強さ」を全く感じない」

松井珠「そうですかね・・・まだよく分からないんですけど、Berryz工房から移籍してきて、アンチも多いはずなのに堪えている様子はない。これは有る意味「強さ」があると思うんですけど」

篠田「確かに図々しさ、という意味での「強さ」はあるかもね」



41 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:10:29.59 ID:lkNmpHyp0
 篠田は呆れたように失笑する。

篠田「確かに歌は上手い」

小嶋「マリちゃん、歌下手だもんね」

篠田「・・・ただ、入ってきたばかりでまだアンチの怖さが分かっていないんだ。力になってくれるファンが、アンチになって牙をむく、という怖さがね・・・それは一番珠理奈が分かっているでしょ?」

松井珠「・・・はい」

 松井珠理奈――当時、小学六年生でありながらAKBのセンターに立った少女である。
 所謂、ゴリ推しと言われその異常な推され方にアンチもたくさん背負ってきた少女。
 そんな少女には「アンチ」の恐ろしさが痛い程分かった。
 どれほど精神が削り取られるのかも。

篠田「・・・私は珠理奈が一番センターに向いていると思う。優子やまゆゆには悪いけどね」



42 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:12:05.78 ID:lkNmpHyp0
大島「・・・」

篠田「珠理奈はAKBのセンターに必要な素質を一番持っている・・・ただ、一番の障壁は・・・」

松井珠「篠田さん、悪いですけど・・・」
 
 申し訳なさそうに珠理奈が口を挟む。

松井珠「私は「SKE」のセンターです。SKEを背負う者です。確かに現在はAKBに兼任という形になっていますが・・・私はSKEで頑張っていきたい」

篠田「・・・確かに、SKEというのは最大の障壁だと思う。いや、障壁っていうのはSKEには悪いね。ただ私は珠理奈をそれほど信頼している、推している、ということ」

松井珠「ありがとうございます」

篠田「気を悪くしないでね。決してSKEを捨てろ、っていうのは言ってないから」

 そう言って篠田麻里子はオレンジジュースを飲み干す。
 26歳。



43 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:16:27.71 ID:lkNmpHyp0
小嶋「それにしてもさー」

 小嶋はタン塩を口に放り込んでから珠理奈に話し掛ける。

小嶋「太田プロの誰がマネージャーになる、っていうのも重要だよね。敏腕マネージャーがついてくれれば、珠理奈も良い仕事もらえて活躍できると思うし」

松井珠「そうですね。良い人だったら嬉しいです」

小嶋「珠理奈ちゃん女優志望だっけ?」

松井珠「一応は・・・」

小嶋「じゃあ、演技指導してあげる! 私、色々ドラマとか出てるし。事務所は違うけど、力になるよ」

大島「私も力になるぜー」

 ありがとうございます! そうお礼を言う松井珠理奈。
 一方、苦い表情を浮かべながら黙々と肉を食う篠田。

篠田(それにしても・・・)

 篠田は思う。

篠田(どうやって、あの馬鹿を追い出すか・・・峯岸も、良く思ってないみたいだし・・・これ以上、嗣永にでかい顔させるのも気分が悪い)

 ――色々なメンバーの思いが交錯して、夜が過ぎていく。



44 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:20:07.65 ID:lkNmpHyp0
 ■どんなに負けてても今度は君の番だ■

島崎(といっても、どうやってじゃんけんで勝てばいいんだろ・・・北原さんに相談したら、ハンターハンター薦められたけど・・・私そんなに動体視力良くないし)

 珠理奈の太田プロ移籍を祝って、篠田達が焼き肉を食べている時。
 違う場所で島崎は一人頭を悩ませていた。

島崎(じゃんけんなら私でもセンターになれる、って思ったけど、よくよく考えるとじゃんけんで勝つのもそんなに簡単じゃないや)

内田「ぱるる、どうしたの?」

島崎「あっ、内田さん・・・」



45 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:22:55.45 ID:lkNmpHyp0
 難しい表情をしている島崎を見かねてか、第一回じゃんけん大会の覇者である内田が島崎に話し掛けた。
 
島崎「てか、内田さん! その被り物なんですか?」

内田「えっ? これ、見れば分かるでしょ。岩」

 ――某テレビ番組の収録。
 それに島崎と内田――尤も、この二人だけではないが――は来ていた。
 内田は「障害物となって、メンバーの邪魔をする」という何だかよく分からない仕事を与えられて、このように岩の被り物をしていた。

島崎「あのー、内田さん。私、次のじゃんけん大会で優勝したいんですけど、どうやったらじゃんけん勝てますかね?」

内田「そんなの決まってるじゃん!」

 内田は自分の胸を数回叩き。

内田「ここだよここ」



46 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:26:34.72 ID:TDSDJnK50
じゃんけんぽん
フィーバー



48 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:28:48.82 ID:MU76z/PUO
いつだかのマジすかZEROは感動したな
最後よくできてたわあれ



49 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:30:14.22 ID:qJAVT4Hr0
ももちは総選挙でたら1位になれると本気でおもってるからなw


50 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:31:07.47 ID:lkNmpHyp0
島崎「おっぱいですか? けど、私そんなに胸大きくないですし」

内田「違うよ! ハート! ハートが大事ってこと! てか、胸が大きい人がじゃんけん強いなら、篠田さんだって・・・」

島崎「ハート・・・気持ちが大事ってことですか?」

内田「そう、どれだけ自分を信じられるか、ってことも大事だけど重要なのは・・・「勝った自分をどれだけイメージできるか」ってこと」

島崎「勝った自分をイメージ・・・」

内田「そう・・・何か途中から、勝って喜んでいる自分っていうのがイメージされてくるんだよね。そうなったら、もうじゃんけんは勝ったも同然」

島崎「・・・」

内田「だからさ、自信を持つことだよ。勝った時の自分をイメージ、いや始まる前から負けることをイメージしちゃ駄目。勝つことしかイメージしてはいけない。それがじゃんけんにとっては大切」



51 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:32:02.32 ID:lkNmpHyp0
 成るほど。
 動体視力とか、心理戦、とか難しいことよりよっぽど簡単なことのように思えた。
 何故ならイメージすることだけなら、誰でも出来るからだ。

島崎「内田さん! ありがとうございます! 何か私、勝てそうな気がしてきました!」

内田「良いってこと! おっと、収録が再開されるみたい。けど、ぱるる、私も負けないからね!」

島崎「はい!」

島崎(そうか、勝った時の自分をイメージ、勝った時の自分をイメージ・・・勝った時、私は何をしているかをイメージ・・・)

 実際、じゃんけんとは気持ちだけでは勝つことが出来ず、動体視力は心理戦や統計の方がよっぽど大事だと思うが――。
 奇しくもこの内田のアドバイスが後々、島崎のためになったことはまた後の物語であった。



52 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:34:03.26 ID:lkNmpHyp0
 ■周りの女の子に負けてる。悔しいね■

 ~とある公演前のレッスン場~

松井玲「珠理奈! 久しぶり。色々仕事が重なって、面と向かって言えなかったけど。改めて言うね。太田プロ移籍おめでとう!」

松井珠「うん、ありがとう玲奈ちゃん!」
 
 ――正直な話、珠理奈が遠くに行ってしまいそうで怖い――口では祝福したが、心ではそう思ってしまう玲奈。そんな自分に嫌気がさしてくる。

松井玲(前田さん、大島さん・・・今までセンターを排出してきた太田プロ・・・そこに入ったってことは、秋元先生――運営は珠理奈をセンターとして期待しているってこと)



53 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:34:59.65 ID:5EYS8YEgO
いつぞやの

アイドルぱるると、幼なじみの島田

は、よかった



54 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:37:23.01 ID:lkNmpHyp0
 忘れてはいけないのが、松井珠理奈は「SKE」のセンターである、ということである。
 兼任、という形ではあるが、兼任が発表されてから玲奈は「このまま珠理奈がAKBに引っこ抜かれるのではないか」と危惧していた。
 おそらくその不安は玲奈だけではない。SKEのメンバーの殆どがそう思っているであろう。

松井玲「珠理奈・・・珠理奈は太田プロに行っても・・・」

湯浅「珠理奈、珠理奈いるか?」

 玲奈が珠理奈を引き留めようとした時――SKEの劇場支配人である湯浅が楽屋に入ってきて、珠理奈に呼びかける。

松井珠「はい? 何でしょうか、湯浅支配人」

湯浅「おっ、いたいた。珠理奈、新しいマネージャーが決まったぞ」



55 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:40:26.99 ID:3NcYGNMZ0
弱小出版社の者ですが印税10%で如何でしょうか?


56 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:40:47.93 ID:lkNmpHyp0
松井珠「本当ですか! ありがとうございます!」

湯浅「ということで、マネージャーさんが挨拶をしたい、ということでわざわざ来てくれたから、お前も挨拶しとけ」

松井珠「はい!」

湯浅「呼んでくるから、ちょっと待てよ・・・」

 レッスン場がざわめき出す。

桑原「珠理奈、新しいマネージャーってどんな人やろな」

木崎「優しい人だったら良いですね!」

須田「どんな人でも、珠理奈さんはみんなの珠理奈さんです☆」

 新しいマネージャーの紹介、ということでメンバー達は自分に関係ないが、どうしても気になってしまう。
 ――いや、自分に関係ないことはないのかもしれない――珠理奈の露出が増えると、やはりSKEの名前が出てくることも多くなってくるので、しいてはSKEのためにもなってくるだろう。
 そのためのマネージャー。
 
湯浅「おっ、呼んできたぞ。入ってください」

??「失礼します」



57 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:42:45.25 ID:lkNmpHyp0
 ――とある人物――がレッスン場に入ってきた瞬間、今までざわついていたレッスン場が静まりかえる。
 まるで悪魔を見てしまったかのように、いやもしくは知り合いを見てしまったかのようにメンバー達が凍り付く。
 
湯浅「驚いたかもしれないが、珠理奈。この人がお前の新しい――」

指原「久しぶり・・・いや、初めまして。太田プロマネージャーの指原莉乃です。今日から珠理奈ちゃんのマネージャーをやらせてもらうことになりました。どうか宜しくお願いします――」



58 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:48:23.80 ID:lkNmpHyp0
 ■エッチだってしたのに■

市川「フレッシュじゃんけん、じゃんけん・・・」

島崎「ねえねえ、みおりん。このフレッシュじゃんけん、っていうの辞めない? じゃんけんの練習に付き合ってもらって悪いけどさ・・・レモンが唐揚げに勝つ、とか分かりにくいよ」

市川「何てことを言うんですかぱるるさん! こうすることによって、集中力も磨かれついでにフレッシュレモンの愛情も芽生えてくるんですよ。さあ、続きをやりましょう!」

島崎「えー、絶対に面倒臭いって・・・」

島田「ぱるるとみおりん! そんなところで遊んでないで!」

 島崎の耳元で大きな声を出す島田。

島崎「ウルセーヨ。もう少し小さな声で喋りかけてよ」

島田「珠理奈さんのマネージャーが指原さんになったらしいぞ!」



59 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 21:55:30.66 ID:lkNmpHyp0
市川「はい? 指原さんって、今マネージャーしてるんですか?」

島田「ああ。何でもAKBをクビになってから、太田プロで働かせてもらっていたらしい」

島崎「珠理奈さんの新マネージャーが指原さんって・・・」

 珠理奈のマネージャーが指原――。
 指原莉乃――言わずと知れた、AKBの中心メンバー・・・だった少女である。
 ルックス、ダンス、歌、どれも周囲より劣っておりさらに1期生や2期生と比べて待遇も良くない5期生。
 これだけハンデを背負っておきながら、去年の選挙では9位――秋元康は彼女を「AKBの奇跡」と称した。
 そんな彼女も研究生時代(?)に恋愛禁止を破っていた、ということでとある週刊誌にその時の写真が掲載され解雇まで追いつめられた。
 そんな指原が――珠理奈のマネージャー・・・?



61 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:57:26.12 ID:XLN48mtV0
なんという文章構成力
こいつ芥川賞取れるんじゃね



62 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 21:59:31.36 ID:SrltGSek0
面白い
続き期待してるよ



65 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:09:59.93 ID:XofCFTHl0
ワッフルワッフル


66 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:10:26.77 ID:lkNmpHyp0
島崎「相変わらず、秋元先生も面白いことするね・・・」

島田「まあ、秋元先生が決めたことじゃなくて、太田プロが決めたことだけど・・・」

島崎(表向きはそうだと言え、確実に秋元先生の意図がそこには含まれている・・・ずっと思ってたけど、あの人一体何をするのか分からない危うさもあるし)

市川「大丈夫なんですかー。絶対、ファンの人とかは心配しますよ」

島田「まあ、先輩にこう言うのも何だけど・・・心配するだろうね。本当に指原さんで大丈夫なのか、ってね」

島崎「ふーん、まあ私達には関係のないことだし。別にいいんじゃない?」

島田「関係ないって、ぱるる・・・大ありじゃん。だって・・・」



67 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:12:01.42 ID:s7RHuPy+0
指アンチかと思いきや意外な展開にwktk


68 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:14:04.52 ID:lkNmpHyp0
島崎「だってさ、珠理奈さんは珠理奈さんだし、指原さんも指原さんだ。例えば珠理奈さんがこの影響で人気が上がろうが下がろうが、私達がすることは変わりなくない?」

島田「まあ、確かにそうだけど・・・」

島崎「じゃあ、関係ないじゃん。私達は、私達のすることをやるだけだよ」

島田「・・・うん、そうだな! 私達は周りを気にしている余裕なんてないもんな。ありがとう、ぱるる。ぱるるに教えられたよ」

 無論、島崎はそんな小難しいことを考えてなく、「珠理奈さんのマネージャーが誰になろうが、じゃんけんで強くなるとかないだろ」と単純なことを考えていただけなのだが。
 そう言って、「チーム4」のメンバー達はレッスンを再開する。
 まるでそれは残りの時間を噛み締めるような、そんな切ないレッスンであった。



69 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:16:31.83 ID:SYCdABKCO
地下板小説、久しぶり~


70 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:17:08.63 ID:lkNmpHyp0
 ■センターになるということ■

松井珠「嫌です――申し訳ないですが、それだけは絶対嫌です」

指原「珠理奈ちゃん・・・」

松井珠「私はSKEのセンターとして、SKEで頑張っていくつもりなんです。それなのに、「これからAKBのセンターを目指せ」と言われても・・・」

指原「・・・珠理奈ちゃんはAKBのセンターになれる素質がある。勿体ないよ、SKEのセンターなんて」

松井珠「どうしてですか? SKEの何がいけないんですか? そりゃあ、今はAKBさんより下なのかもしれない。だけど、これから頑張っていけばきっとSKE がトップになれる日が・・・」

指原「方向性の違いからして、SKEがAKBより【人気】になることは有り得ない。珠理奈ちゃんの将来を考えた時に、SKEよりAKBのセンターになることはきっと珠理奈ちゃんのためにな」

松井珠「SKEは二度とAKBより上になれない、ってことですか! 失礼ですが、馬鹿にするのも大概です!」



71 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:19:27.07 ID:lkNmpHyp0
 声を荒げる珠理奈。

指原「・・・」

松井珠「現に、AKBのCDの売上は少しずつですが、落ちていっているじゃないですか。AKBはもう限界です・・・順番的に次はSKEの方が上になるんじゃ」

指原「そんな順番なんてないよ」

 指原はそう言い放つ。

指原「珠理奈ちゃんは分かっていない」

松井珠「分かっていないのは指原さんの方です!」

指原「SKEはSKEであるから、AKBを絶対に抜くことは出来ない」

松井珠「?」

指原「いくら時代が動きつつある、とは言え日本の首都が東京で、経済の中心が東京に一極集中している状態ではAKBに勝つことなんて到底出来ない」

松井珠「確かに日本の首都は東京です。ただ、SKEの人気とAKBの人気、という話になるとまた別の話になるんじゃ・・・」



72 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:20:49.61 ID:9/zqsvhK0
読むのがめんどくせーからあとで誰か3行にまとめといて


73 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:21:16.61 ID:s7RHuPy+0
本物のJにこれほどのSKE愛があるなら兼任など断っただろう。


74 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:21:54.06 ID:lkNmpHyp0
指原「・・・はっきり言う。SKEはSKEであるがために、AKBより【人気】面で上回ることは出来ない」

松井珠「だから、AKBさんのピークが・・・」

指原「ピーク云々の話じゃない。私が言いたいのは、SKEはSKEだ。ということ」

松井珠「一体、指原さんが何が言いたいのか私にはさっぱり分かりません・・・」

指原「いずれ分かる時が来るよ・・・まあいいや。取り敢えず、「珠理奈はAKBのセンターを目指す」その方向性は譲る気ないからね」

松井珠「勝手に言ってください。私はSKEのセンターです」

 そう言って、そっぽを向く珠理奈。
 まるで小学生みたいだ。



75 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:25:07.84 ID:lkNmpHyp0
指原「・・・まあ、その話は置いておこう。とりあえず、珠理奈ちゃん。ソロデビューの話だけど」

松井珠「その話もなんですが・・・ソロデビューすることに反発はありません。ただ、何でそこまで指原さんがソロデビューにこだわるのか私には分かりません」

指原「今まで、本格的にソロデビューをしてきて人気が落ちた人間はいない。今回の選挙だけを見ても、まゆゆは3位という好順位を獲得した。板野さんは確かに順位は下がっちゃったけど総獲得票数は上がっている」

松井珠「・・・」

指原「だから、珠理奈ちゃんがセンター・・・いや、人気を上げるためにはソロデビューをすることが得策だと私は思う」

松井珠「はあ・・・」

指原「といっても、それにはリスクを伴う。そのリスクを出来る限り少なくするのが私の仕事」

松井珠「でも、指原さんはそう考えていても、太田プロ全体としては私のソロデビューに難色を示すんじゃ・・・」

指原「いや。優子ちゃんがももちさんにセンターを獲られ、前田さんは卒業。期待していた私もクビ、という状況では最早横山由依ちゃんか、珠理奈ちゃんに太田プロは賭けるしかない」



76 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:29:54.08 ID:lkNmpHyp0
松井珠「・・・」

指原「と言っても、横山はセンタータイプではない。あの子はキャプテンタイプの子だ。だから、センターを譲りたくない太田プロとしては珠理奈ちゃんに期待するしかないはず」

指原「こういったことを差し引いても、太田プロとしては珠理奈ちゃんのソロデビューに反対できないはず・・・」

松井珠(相変わらず・・・)



78 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:40:20.33 ID:lkNmpHyp0
 この人は賢い、珠理奈はそう思う。
 AKBのセンターになれ、と言われて拒否感が出てしまったが、おそらくその発言も考えに考えられた発言。
 だてにAKBの奇跡と言われるわけではない。

指原「まあ任せて。そこらへんの交渉は得意のはずだから」

松井珠(それにしても)

 この人は本当に自分をAKBのセンターにするつもりだろうか。
 珠理奈は自分のことを分かっている。どうして、なかなか自分がセンターを獲れないのかも、自分に欠けているものが何なのか、ということも。
 年齢以外に。

指原「じゃあ、私は太田プロの偉い人に交渉してくるから。珠理奈ちゃん、今日も公演頑張ってね」

松井珠「はい・・・」



79 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:41:14.45 ID:lkNmpHyp0
 ■僕の太陽■

大場「それじゃあ、みんなお疲れ様! 残り少ないけど、頑張っていこうね!」

 公演も終わり、一息吐く島崎。
 いい加減慣れてきたもので、ダンスを間違えずに終えることが出来た。MCは事故ったが。

永尾「あっ、ぱるる。ぱるるが映ってるよ」

島崎「あー、本当だ」

 解散、とはなったが、控え室でグダグダするチーム4のメンバー。
 テレビから流れる音声が控え室内に響き渡る。

永尾「これいつ撮ったのー?」

島崎「えーっと。これは、ちょっと前かな。私は珠理奈さんのアンダーで出させてもらったけど」



80 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:42:25.14 ID:lkNmpHyp0
 テレビの中では嗣永がセンターの「ギンガムチェック」が披露されている。

嗣永『会いたかった、会いたかった、会いたかったイエス! ももちに~』

司会『あっ、加藤さん! ももちを蹴るのは止めてください!』

永尾「ももちさん、大活躍だね・・・テレビ的に良いキャラしてるね、相変わらず」

島崎「そうかな? 私、テレビ的なキャラとか分かんないや」

山内「まりちゃーん。ぐぐたすに載せる写真一緒に撮ってもいい?」

永尾「良いよー」

 相変わらずモテモテの永尾まりやであった。

島崎(うわっ・・・こうして冷静に見ると、私色々とミスってるな。何で曲が終わってないのに、フェードアウトしようとしてるんだ私は・・・)

山内「ぱるる! 今、まりちゃんとのツーショット写真ぐぐたすに載せてみたから、ちゃんとアップされているか見て!」

島崎「うーん、分かった」



81 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:44:03.81 ID:lkNmpHyp0
 そう言いながら不慣れなスマートホンを弄くり、山内のぐぐたすを見る島崎。

島崎「あっ、ちゃんとアップされてるよー」

山内「良かった!」
 
 コメントの所には「横山由依・やぎしゃん可愛いー☆」と横山からのコメントが載せられていたが、何故か怖くなる島崎。

山内「そう言えば、ぱるる。何か来月のじゃんけん大会にすっごい気合い入ってるけど、どうしたの? 何かぱるるらしくないじゃん」

島崎「うーん、ちょっとセンターに立ってみたくって。らんらん、前のじゃんけん大会で選抜に入ったよね? じゃんけんのコツとかない?」

山内「やっぱりハートだよ。この日に賭ける思い、っていうのかな。どれだけ勝つ自分をイメージできるか。それが重要になってくると思う」

島崎「やっぱり、そっか」



82 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:45:07.57 ID:lkNmpHyp0
 そう言って山内と永尾はいつも通りいちゃいちゃし始めた。
 一方、島崎は暇なので山内のぐぐたすのコメントを見ていたが、「横山由依・やぎしゃん何してるー?」「今度、遊ぼー」「というか明日、遊ぼ!」「ねえ、やぎしゃん聞いてる!?」
 と怒濤の勢いで横山のコメントが更新されていた。

島崎(? ゆいちゃん、暇なのかな?)

 暇潰しに色々なメンバーのぐぐたすを見て回っていった。
 島田のぐぐたすは相変わらず五月蠅かったし、大場は胸を強調していたし、田野はニートだし、高橋朱里は目が死んでいたし、川栄は小学生だった。
 そうしていく内に珠理奈のぐぐたすに辿り着くが、そこには「ソロデビューが決まりました!」という投稿が載せられていた。

島崎「ん? 島田―、珠理奈さんってソロデビューするの?」

島田「遅えよぱるる・・・ちょっと前だけど、ソロデビュー決定、っていう情報流れていたじゃん。ファンの人より遅いよ・・・」

島崎(まあ・・・)
 
 私には関係のないことか、と相変わらずマイペースに気持ちを切り替える島崎であった。



83 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:48:10.21 ID:lkNmpHyp0
 ■川を渡れ■

秋元康「・・・分かった・・・指原の条件を呑もう。もし、松井珠理奈のソロデビューで指原の条件をクリアした場合・・・こちらも指原の言う条件を呑もうじゃないか」

指原「ありがとうございます!」

 ――ここはとある会議室。
 そこに指原と秋元康は顔を合わせて話し合っていた。

秋元康「ただ・・・こちらも一つ条件がある」

指原「・・・? 何ですか?」

秋元康「その条件をクリアした場合、指原に対してのリスクが一つもないじゃないか。それじゃあ、不平等だ。私としても、AKBとしても、松井珠理奈にしても、指原の言うことはリスクを伴う」

指原「・・・」

秋元康「だが、指原。お前だけは安全圏内に身を置いている。それじゃあ、不平等。指原、お前にもリスクを背負ってもらう」

指原「・・・分かりました。でも、そのリスクって?」

 秋元康は不敵に微笑み。



85 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:50:09.60 ID:lkNmpHyp0
秋元康「もし、その条件をクリア出来なかった場合・・・指原、お前珠理奈のプロデューサーから降りろ」

指原「分かりました」

秋元康「・・・随分、聞き分けがいいんだな」

指原「最初からそのつもりでした。私の言う条件をクリア出来なかった場合、珠理奈ちゃんのプロデューサーとして私は不適格だ、ということですから・・・どちらにせよ降りるつもりでした」

秋元康「・・・くくく、分かっているならそれでいい。忘れるなよ、今言ったことを」

指原「もちろんです。ただ、秋元先生も忘れないでくださいよ。私の言ったことを」

秋元康「俺がお前に嘘を吐いたことなんてあったか・・・?」

指原「ありすぎる程、ありますね。それじゃあ、失礼いたします」



86 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:51:33.40 ID:lkNmpHyp0
 そう言い残して指原は部屋から出て行く。

秋元康「・・・ふっ、どちらにせよこれは計算通り。指原がAKBとSKEのシステムの違いに気付いていて、この条件を提示してくるのは呼吸するくらい当たり前のことだった」

秋元康「そして、これは指原の言い出したことなのだから、もし失敗しても私は悪くない・・・指原、この条件で一番リスクを背負ってないのは俺なんだよ」

 怪しい夜は更けていく。



87 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 22:54:25.77 ID:lkNmpHyp0
 ■一人じゃないよ■

松井珠「・・・いよいよ、今日ですね。オリコンの週間売上の発表日」

指原「そうだね」

 松井珠理奈のソロデビューは、今のところ大成功だった。
 初日の売上は他のアーティストを突き放す形でオリコン1位を獲得。松井珠理奈の魅力を前面に押し出す、格好良い系の曲でだ。
 といっても、初日はオリコン1位だが、2日目からは売上も降下し、週間全体の売上としてはジャニーズと競う形になっていた。

指原「・・・」

松井珠「指原さん・・・オリコン1位獲れてますかね?」

指原「も、もちろん獲れてるよ! 珠理奈ちゃんの魅力はきっと世の人達に知れ渡ってくれたはずだし! 良い曲も掴むことが出来た! やることはやったから、後は信じるしかないよ」

松井珠「そうですよね・・・」



88 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:57:23.79 ID:TDSDJnK50
ワンピースみたいに話広げまくってるけど大丈夫か?


89 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 22:58:00.87 ID:4jHque3D0
支援


90 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:01:05.18 ID:WWWPeudn0
ゆびが一瞬でマネからPに昇格した件


92 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:04:05.91 ID:z5mHCqFL0
続けたまえ


93 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 23:05:24.59 ID:lkNmpHyp0
 やはりオリコン1位の看板は欲しい、珠理奈はそう思う。
 これから先、長い芸能界ということを考えた時、「ソロデビュー1曲目でオリコン1位を獲得したアーティスト」という看板は、これからの芸能生活で大きな武器となる。
 そんなことは重々承知していた。
 それに・・・。

松井珠「・・・これがきっかけで、SKEの方にも一般の人達の目が向いてくれれば・・・言うことないんですが」

指原「・・・そうだね」

 珠理奈はこういう時にも、自分のことだけでなく、SKE全体のことを考えていた。
 珠理奈がもしオリコン1位を獲った場合、「SKEのセンターの子がソロで1位を獲った」という形で、SKEを知らない人にもSKEの存在を知らせることが出来るし、これからの扱いも良くなるだろう。
 SKEのセンター。



94 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 23:06:22.92 ID:lkNmpHyp0
指原「来た・・・!」

松井珠「どうですか!」

 指原は携帯を取りだし、画面をくいいるように見る。
 そして珠理奈の方を見て微笑み。

指原「やった・・・! 珠理奈ちゃん! オリコン1位! オリコン1位が確定したらしいよ!」

松井珠「本当ですかっ!」

指原「うん! 僅差だけど、何とか2位のジャニーズさんを振り払い、何とか1位を獲れたみたい!」



95 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 23:13:14.86 ID:lkNmpHyp0
 嬉しい――単純に珠理奈はそう思う。
 実は不安であった。もしソロデビューなんかして失敗したらどうしよう、もし全然売れなかったらどうしよう。
 SKEとして活動している時にも、そんな不安が押し寄せてきて、泣きそうになった時もある。

松井珠(でも・・・)

 そんな時、珠理奈を支えてくれたのはSKEのメンバーであった。
 他のメンバーだってソロデビューしたいだろうに、珠理奈のソロデビューを心から喜んでくれた。
 そして不安に押し潰されそうになった時、「珠理奈なら大丈夫!」と心強い言葉をかけてくれた。

松井珠(やっぱり私はSKEのセンターとして頑張っていきたい。ソロデビューに成功した、ということで、活動の幅も広がるだろうし、きっと指原さんも諦めてくれるはず)



96 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 23:14:03.89 ID:lkNmpHyp0
松井珠「指原さん・・・SKEのメンバーに言ってもいいですか?」

指原「・・・いいよ。でも、公式発表があるまではブログとかで書かないでね」

松井珠「はい!」

 とにかく一番最初に頭に浮かんだのが松井玲奈。
 SKEのダブルセンター、「JR」とも言われ一緒にSKEを背負ってきた戦友。
 珠理奈はウキウキ気分のまま玲奈に電話をかけようとすると――。

指原「あっ、そうだ。これもついでに伝えておいて」

 指原は満面の笑みを浮かべている珠理奈に。

指原「松井珠理奈は明日からAKBに完全移籍する、って」



97 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/27(木) 23:15:15.01 ID:lkNmpHyp0
>>1です。

ちょっと今から用事があるのと、明日も早いということで今日はこれくらいで止めます。
読んでくださっている方がいればありがとうございます。明日にも続きを投稿するつもりなので宜しくお願いします



98 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:19:34.20 ID:hxAfWRCC0
>>1
前のやつも見てたから楽しみだわ!
明日待ってるよ~



99 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:22:40.77 ID:MU76z/PUO
これまたいいところで止めるんだなw


100 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:24:43.94 ID:rV5y9ZaFi
おい…
全裸待機



101 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:25:19.26 ID:z5mHCqFL0
>>97
えー!



102 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:28:49.26 ID:KfNR0eEG0
乙です!


103 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/27(木) 23:43:03.52 ID:TDSDJnK50
マジすか


104 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 00:27:41.90 ID:a1fIK2yyO
あのやすすセンターの作者か。

期待してる。



106 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 01:40:41.18 ID:zYwQCXcdO
マジすかプリズン零


107 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 03:13:24.44 ID:R16RmnZHi
ほ!


109 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 08:04:01.47 ID:R16RmnZHi
ほしゅ


110 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 09:23:05.72 ID:t4ymFAJJ0



111 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 09:24:50.25 ID:t4ymFAJJ0
ほ!


112 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 11:23:00.44 ID:TeSkUjqii




113 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 13:36:20.95 ID:6B0In6Ce0



114 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 13:37:15.53 ID:6B0In6Ce0



115 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 15:57:34.31 ID:RI3QqUdX0
んんんんん


117 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 17:57:19.63 ID:hVA6J0140



118 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:18:24.38 ID:25C2uXu90
>>1です。
今日の投稿予定ですが、①今から20時30分くらいまで②12時くらいから2時くらいまで、いきたいと思います。
それから今日も最後までいけないと思います・・・すみません



119 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:18:59.59 ID:25C2uXu90
 ■私の性格って白いですか黒いですか?■

 ~チーム4,公園前~

島崎「えっ、珠理奈さんがAKBに完全移籍!?」

大場「うん、そうらしいよ・・・」

島田「SKEの活動の方にはもう参加しない、ってことか?」

大場「まあ、そういうことなんじゃないかな」

島崎「そんな・・・珠理奈さんがAKBに完全移籍・・・」

 これにはチーム4のメンバーも言葉を失わずにはいられなかった。
 確かに西武ドームで松井珠理奈はAKBの兼任を発表された。しかし、それはあくまで期限付きのレンタル移籍みたいなもので、何だかんだ言って活動の中心はSKEだったのだ。
 そしてファンの人も、メンバーも「珠理奈はSKEのメンバー」という認識が強かった。
 しかし、AKBに完全移籍という形になると・・・。

島崎「珠理奈さん・・・SKEのセンターとして、SKEを日本一のアイドルグループにする、って思って頑張ってきたのに・・・戸惑っているだろうね」



120 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:22:36.52 ID:25C2uXu90
大場「うん。実際、それを聞いた瞬間、珠理奈さんは倒れて病院に運ばれたみたい。今はもう回復して退院しているけど」

島田「ファンの人は何て言ってるんだ? SKEのファンって一番AKBに対して、拒絶反応というか競争意識を持っているだろ」

大場「うん。ファンの人からは非難囂々。「SKEは終わった」「秋元ふざけるな」っていう声ばかり・・・」

島崎「そりゃそうだろうね・・・兼任発表の時も、あれだけ騒がれたんだから」

島田「・・・それにしても、いきなり何で? ソロデビューでオリコン1位を獲得して、SKEのままでもやっていける、って証明したはずなのに」

大場「何でも、指原さんがこの珠理奈さんのAKBの完全移籍を決めたみたい」



121 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:32:19.21 ID:25C2uXu90
島崎「指原さん・・・が?」

大場「うん。聞いた話だから、私もよく分からないんだけど・・・何でも――珠理奈さんがオリコン1位を獲得した場合、AKBに完全移籍させる――っていう条件を秋元先生に飲ませたみたい」

島田「マジかよ・・・指原さん、何で・・・SKEを潰したいのか?」

大場「さあ・・・」

島崎「それにしても変だね」

 島崎は言う。

島田「どういうことだ、ぱるる?」

島崎「だって、これ損しかないじゃん。AKB完全移籍、ということでSKEからいる珠理奈さん推しの人は離れる。珠理奈さんのやる気もなくなる。センターが抜ける、ということでSKE自体の人気も下がる」

島田「・・・それ以上のメリットがある、って思ったからそうしたんじゃないのか? だって、あの指原さんが考えることだぜ?」

島崎「うーん、けど私はそう思えないな。何かこれには裏があるような気がする・・・もっと深い」

山内「指原さん・・・珠理奈を潰そうとしてるんだよ・・・」



122 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:37:24.07 ID:25C2uXu90
 3人の会話に口を挟んでくる山内。

山内「私もぱるるに賛成。これには損しかない」

島田「鈴蘭・・・」

山内「多分、指原さん、珠理奈さんを妬んでいるんじゃないかな。小学生にしてAKBのセンターに立ち、その後も順風満帆」

島崎「・・・」

山内「一方、指原さんは恋愛禁止条例を破り、アイドルの道は二度と閉ざされた・・・あやりんさんの例はあるけどね・・・そんな、これからまだまだ成長していくであろう珠理奈さんに、嫉妬しているんじゃないのかな?」

島崎「嫉妬・・・」

山内「そう、嫉妬。兼任だけでも病院に運ばれた珠理奈さん。このタイミングでAKB完全移籍が発表される、ということは珠理奈さんが潰れる可能性が高い」

山内「指原さんは頭の良い人だ・・・だから、指原さんはプロデューサーになり、珠理奈さんを潰そうと」

永尾「もう止めようよ!」



123 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:38:22.52 ID:25C2uXu90
 永尾が大きな声を出し、会話を止める。

永尾「疑心暗鬼になっても仕方ないよ! 指原さんだって何か考えがあるはずだよ!」

山内「まりちゃん・・・」

永尾「それに秋元先生が期待している珠理奈さんだよ!? 珠理奈さんが潰れるようなことは、きっと秋元先生も許可しないはず」

山内「・・・うん、そうだね! ごめん、何か私可笑しかった・・・」



124 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:44:48.31 ID:25C2uXu90
島崎(だけど・・・)

 山内の意見も一理ある。
 珠理奈は前田敦子は渡辺麻友、そして指原のようにメンタルが強くない。
 そして誰よりも「SKEの愛」が強い少女だ。
 そんな少女に「AKBに移籍しろ」ということは――このまま潰れても可笑しくない――島崎はそう思った。

島崎(まあ、私には関係のないことか。他人のことでとやかく言うのは止めよう。私はじゃんけんで勝てるように、前を向き続ければいいだけのことだ)

 だが、いくらマイペースの島崎といえども、今回のことは気になるようで――集中力を欠いた公演はボロボロであった。



125 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:46:20.57 ID:25C2uXu90
 ■グループの中では地味なタイプ■

高橋「3曲続けて聞いていただきましたが、みなさんいかがだったでしょうかー!」

 ここはとあるテレビの生放送。
 内容としては色々なアーティストが順番に歌う、というよくある歌番組。
 そんな歌番組にAKB――とSKEは来ていた。

嗣永「いやー。今日も大成功だったね! テレビの向こうの人達に、ももちの魅力は伝わったかな?」

佐藤亜「てめー、ふざけんじゃねえよ」

嗣永「ん? 亜美菜ちゃん、何か言ったかな?」

佐藤亜「いいえー、何も言ってませーん」

島崎(亜美菜さん・・・相変わらず怖い・・・)



126 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:51:19.62 ID:25C2uXu90
 AKBの曲も披露され、違うアーティストは一つはさんで、次はSKEの順番だ。
 AKBの方でも参加していた松井珠理奈、玲奈はSKEの方でも歌うため、慌ただしく衣装に着替えていた。

松井玲「珠理奈! 急がないと! SKEの方が始まっちゃう!」

松井珠「分かってる!」

 そう言いながら、急いでSKEの方へ二人は走り去っていった。

島崎「・・・大変だね、二人共」

指原「まあ、珠理奈ちゃんにいたっては、こんなに慌ただしいのも今日で最後だけどね」



127 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 19:52:59.04 ID:25C2uXu90
 ――そこにいるAKBのメンバーが、はっとなり、声のする方向へ向くと――そこには指原の姿があった。

高橋「指原・・・」

指原「久しぶりです、たかみなさん・・・いや、『高橋みなみさん』」

高橋「・・・」

指原「お騒がせしています。ただ、明日から珠理奈はAKBの方の完全移籍が完了します。なので、色々と珠理奈も不安なところがあると思うんで、宜しくお願いしま・・・」

高橋「お前、何のつもりだ?」

 ――怒りに満ちた――それでいて冷静沈着なような――
 高橋が発する声は島崎の耳にはそう聞こえた。

指原「? 何のつもり、ってどういうことですか?」



128 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 19:56:06.57 ID:RI3QqUdX0
始まってた


129 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 20:01:52.89 ID:25C2uXu90
高橋「お前が何も考えてない、とは思っていない。しかし急すぎないか? そして珠理奈のことを指原は全然考えてないんじゃないのか?」

指原「・・・私以上に珠理奈のことを考えている人間はいませんよ」

高橋「珠理奈は嫌がってる」

指原「嫌がってても、珠理奈を良い方向に導いてあげるのが私の役目です」

高橋「この状況を指原は珠理奈にとって良い、と思っているのか? 珠理奈はSKEとして頑張ってきた。だから、兼任、という形になった時にも倒れるくらい動揺していた」

指原「でも、立ち上がって、今があるんじゃないですか」

高橋「SKEのファンが離れることに対して、珠理奈観点とSKE観点からの展望は?」



130 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 20:03:06.84 ID:25C2uXu90
指原「・・・AKB完全移籍、ということでSKEだから珠理奈を推していたファン、と珠理奈がいなくなることに対してSKEの人気がなくなる、ということに対してですか?」

指原「それなら問題ありません。AKBの規模が大きいので、きっとAKB推しの人が珠理奈に味方してくれるでしょう。SKEの方にしては・・・松井玲奈、木崎ゆりあ、矢神久実、など若い人材が豊富です」

指原「きっと、これで倒れる程、SKEは柔じゃないでしょう」

柏木「指原・・・一緒に最高のアイドルになろう、って言ったよね」

 高橋と指原の会話に、柏木が割って入る。

指原「・・・」

柏木「私と指原はAKBに入る前から、九州でアイドルヲタをやっていた。だから、私も自信があるけど、指原もアイドルヲタの人達の気持ちが分かる。そう言ってたよね?」



131 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 20:09:58.87 ID:25C2uXu90
指原「・・・」

柏木「アイドルヲタの観点から見て、珠理奈の完全移籍は、果たして嬉しい?」

指原「・・・嬉しい、嬉しくないは関係ありません。私は「AKB完全移籍は松井珠理奈のためになる」と思ったから、珠理奈をAKBに移籍させたんです」

柏木「ファンを置いてけぼりにしたアイドルは決して人気が出ない」

指原「昔の私ならそう思っていました」

柏木「・・・指原がそう思うなら、もう何も言わない。じゃあね」

指原「はい、『柏木さん』」

 そう言って柏木は指原に背を向け、歩き去ってしまう。

渡辺麻「ゆきりん・・・良いの? もっと指原に言いたいことあるんじゃないの?」

柏木「これ以上言っても無駄。だって――指原はAKBじゃない」



132 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 20:15:50.44 ID:25C2uXu90
渡辺麻「・・・」

指原「とにかく」

 仕切り直して指原は続ける。

指原「珠理奈は・・・明日からAKBです。高橋みなみさん、よろしくお願いします」

高橋「・・・ああ」

指原「私はSKEの方を見に行ってきます。失礼します」



133 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/28(金) 20:18:39.59 ID:25C2uXu90
 そう言って指原もSKEの方に走っていく。

島崎(指原さん・・・)

高橋「・・・よしみんな! 気を取り直して、SKEの方を見に行こう! 明日から珠理奈もAKBに入ってくるし・・・最後のSKEとしての珠理奈の姿を目に焼き付けよう!」

 高橋がそう言い、メンバーが応える。
 ただその声はどこか弱々しいものであった。



134 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 20:22:12.00 ID:INXi1qC40
続きはよう


135 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 20:44:02.50 ID:6B0In6Ce0



136 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 21:22:11.02 ID:MJnk+SIv0
ももち関係ねー



137 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 22:31:18.97 ID:6B0In6Ce0



138 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/28(金) 23:04:22.47 ID:oNSf+JxB0
まゆゆはさしこのこと呼び捨てになんかしないよ


140 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:20:27.27 ID:suZViBNy0
 ■大好きだ、君が大好きだ■

松井珠「みんなー! おつかれさまー!」

 ――何とか生放送であったが、特に大きな事故も起きず、SKEの出番も終了した。
 そして、それは松井珠理奈がSKEとして最後の仕事を終えた、という意味でもあった。
 松井玲奈はそれを寂しく思っていた。珠理奈と一緒に引っ張ってきたSKE――珠理奈がいないSKEなど、玲奈にとっては想像しがたいものであった。

松井玲「珠理奈・・・」

松井珠「・・・みんな知ってると思うけど、これで私のSKEとしての仕事は終わり。私は明日からAKBに移籍します」




141 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:28:29.36 ID:suZViBNy0
メンバー「・・・」

松井珠「でも、みんなのことは、SKE魂は絶対忘れないから! AKBに行っても、SKE魂はきっと忘れずに」

指原「そんなものいらないよ」

 出番が終わり、松井珠理奈がSKEのメンバーに最後の挨拶している最中、プロデューサー指原莉乃がどこからか現れて珠理奈にそう言い放った。

指原「SKE魂なんていらない。まあ、学んだこととか、経験とかは持っていってもいいけどね。SKEとAKBは全くの別物だ。だから珠理奈がAKBとして活躍するためには、SKE魂なんて必要な」

高柳「謝ってください!」



143 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:34:37.83 ID:suZViBNy0
 高柳が大声で指原に反論する。

高柳「謝ってください! SKE魂を馬鹿にするなんて、みんなに失礼です。謝ってください!」

指原「お得意の直訴・・・? 別に馬鹿になんてしてないよ。というかSKE魂は素晴らしいものだと思う。今後もその方向性を貫き通して欲しい」

松井玲「・・・? どういうことですか?」

指原「SKE魂・・・どのグループよりも汗をかく。どのグループよりも汗をかくような激しいダンスをする・・・どのグループよりも全力で取り組む――まあこんな感じかな」

松井玲「間違ってはいません・・・」

指原「玲奈ちゃん。多分、この中で48グループの仕組みについて有る程度、理解しているのは玲奈ちゃんだけだ。玲奈ちゃんは『SKEには未来があると思う?』」

松井玲「な・・・あるに決まってるじゃないですか!」

指原「ごめん。じゃあ、質問を変えるね。『SKEはAKBの人気を越えることが出来ると思う?』」

松井玲「それは・・・」



144 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:47:11.67 ID:suZViBNy0
須田「出来ます!」

 須田が割ってはいる。

須田「今はAKBさんよりは人気は下なのかもしれない。ただ、SKEがSKEとして頑張り続けていたら、きっとAKBさんも抜かして、トップアイドルグループになれるような・・・」

須田「それを目指して頑張っているんです! それなのに、未来はあると思う? っていうのは失礼じゃないですかっ?」

指原「これはシステムの違い・・・いや、分かりやすい言葉で言うと方向性の違い、っていう奴かな」

 指原は続ける。

指原「AKBはとにかく「人気」を得ようとしたアイドルグループだ。人気が出ているように錯覚させるために、握手会やら生写真のついたCDを売る」

指原「結果、売上が伸びオリコン1位になった場合、音楽番組にも「今、人気のあるグループです!」と取り上げられる。馬鹿みたい。一部のファンがCDを大量に買っているだけで、AKB自体は人気がなかったのに」



145 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:50:40.65 ID:suZViBNy0
松井玲「・・・」

指原「ただ、AKBはそれを続けて、最終的には本当に人気が出てしまった。人気という箱を作り、AKBに最初興味のなかった人達を取り込んだ。素晴らしいビジネススタイルだ」

松井玲「一体、指原さんは・・・」

指原「一方、SKE。SKEはとにかく「ナンバー1」になろうとしたアイドルグループだ。レッスンは想像を絶する程厳しく、軍隊のように統制の取れたダンス」

指原「そしていつでも全力投球、暑苦しい。例えテレビのバラエティーだったとしても全力で1位を取りに来る、そんな熱いところがSKEの良いところでもある」

松井玲「・・・指原さんが一体何を言いたいのか。私には分かりません」

指原「SKEはナンバーワンになれるかもしれない。ただ、人気、という部分でAKBには勝てない。何故なら「AKBは48グループの最初に作られたグループであるから」。この一点につきる」

松井玲「・・・」

指原「普通の人達にとってSKEとはAKBの一部だ。AKBが最初にあり、SKEはその後のものだ。SKEはパフォーマンスという点では優れているかもしれないが、AKBは人気という点で優れている」

松井玲「だから・・・」

指原「はっきり言う。SKEはAKBの人気が落ちれば落ちる」



146 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:52:09.18 ID:suZViBNy0
須田「それは間違いです。データを見てないんですか? 『真夏のsounds good』と『ギンガムチェック』の初週売上を比較した場合、前者は約160万枚ですが、後者は120万枚です」

須田「一方。SKEの方は『アイシテラブル』と『キスだって左利き』の初週売上を比較した場合、微妙にですが上がっています。こう考えますと、AKBとSKEのCD売上は連動していないんじゃ・・・?」

指原「CDだけを人気の指標として見るのが、既に秋元先生の策にはまっているんだよ・・・まあ目に見える証拠はないのかもしれない。ただ、これだけは言う。AKBが溺れればSKEも溺れる」

指原「これを防ぐためには、48グループから独立し名前も変える必要がある。ここまでして、やっとSKEが独り立ちできるが・・・今の状況を見ている限り、おそらくそれもないだろう」

指原「何度も繰り返しになるけど、だからこそ言う。SKEはAKBより人気が出ることは、二度とない。だから私は珠理奈をAKBのセンターにしたかった」

松井玲「そのための完全移籍・・・ですか」

指原「まあ、そういうこと」



147 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:52:53.12 ID:suZViBNy0

 沈黙が場を支配する。

指原「だから、私は秋元先生に『オリコン1位獲れば、AKBに完全移籍させてくれ』と頼んだ。結果、見事珠理奈はオリコン1位を獲ることが出来た」

松井珠「・・・」

指原「珠理奈ちゃん・・・これが多分、最後になると思うから。後悔のないように挨拶をしときなさい」

松井珠「・・・みなさん・・・今日までありがとうございました」

 珠理奈が口に手を当てながら続ける。



148 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:54:22.02 ID:suZViBNy0
松井珠「・・・私は小学生でAKBのセンターに立ち、ここまでずっとSKEのセンターとして頑張ってきました・・・これも、SKEをナンバー1のアイドルグループにしたかったから」

 珠理奈は続ける。

松井珠「ただ――その夢も今日で終わりのようです。私は明日からAKBとして頑張っていきます。ただこれだけは言わせてください――SKE魂は決して忘れません!」

指原「・・・」

松井珠「みんな・・・私の分も、私が大好きだったSKEをよろしくお願いし」

木崎「やっぱり駄目だよ!」



149 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 00:55:11.43 ID:suZViBNy0
 ――涙声になりながら続ける珠理奈に対して、木崎が言う。

木崎「珠理奈さんは、珠理奈さんはSKEのセンターです! それ以外には考えられません!」

松井珠「ゆりあちゃん・・・」

木崎「SKEだって今まで叩かれてきました。どうせAKBの2軍だろ、暑苦しい、AKBは超えられない――そんな声を全て受け止めてくれたのが珠理奈さんです!」

木崎「センターとはそういうものだと思います! グループの顔、になる代わりに、外部からの声を全て受け止めるような盾のような――私達、珠理奈さんいたからここまで頑張ってこれたんです」

松井珠「ゆりあちゃん・・・私そこまで強くないよ。みんながいるから、私はここまで頑張ってこれた・・・」

木崎「珠理奈さんは、小学生にしてAKBのセンターに立ちました! 一般層どころか、AKBのファンからも叩かれる存在に最初からなっていました! ただ珠理奈さんは前を向き続けていました」

木崎「私・・・そんな珠理奈さんを・・・歳は私より一個下だけど、SKEを引っ張っている珠理奈さんに」

高柳「もしかしたら、私達は珠理奈に負担をかけていたかも・・・」



150 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 01:00:51.04 ID:suZViBNy0
 高柳が続ける。

高柳「私・・・玲奈さんと珠理奈に負担かけたくなかった。松井JRと呼ばれ、AKBの選抜にも殆ど選ばれていている2人。そんな2人でも、AKBの番組に出演する時「SKEを宜しくお願いします」と宣伝してくれた」

高柳「私、そんな凄い2人ばかりに負担かけたくなかったから、総選挙でも少しでも上にいこうとした・・・でも、まだ全然追いつけない」

松井玲「私も、珠理奈に頼りっぱなしだったのかもしれない」

松井珠「玲奈ちゃん・・・」

松井玲「ある日、こういうことを言ったよね、珠理奈は。「AKBさんの方が好き」――って。確かにAKBさんの方が先輩もいるし甘えられたかもしれない。でもSKEではそうもいかなかった」



151 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 01:07:05.90 ID:Fe7bmtw90
ここでゆりあ・・・
マジすかの展開的に黒幕なのではと勘繰ってしまう



152 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 04:23:53.31 ID:X68pQWKV0
いまから読みます保守


153 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 06:09:35.09 ID:DjE20jR7O
なるほどなるほど


154 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 09:42:53.27 ID:eFZNxC5t0



155 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 10:31:34.23 ID:KfaHrefOi



156 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:26:47.72 ID:suZViBNy0
 小学生にしてAKBのセンター。
 忘れそうになるが、そんなまだ幼い少女に背負わせすぎたのかもしれない――玲奈はそう思う。
 珠理奈は確かに幼さなど感じさせない程、オーラが凄く、ダンスも上手い。
 ただ、今までそんな『凄い』珠理奈に頼りっぱなしだったのではないか? 
 まだ幼い少女に色々なものを背負わせすぎたのではないか?
 あれから成長したとはいえ、まだ高校一年生くらいの年齢。そんな少女にあまりにも大きなものを背負わせてしまったのではないか。
 玲奈はそう反省する――だが。

松井玲「でも、指原さん――SKEのセンターは珠理奈以外ありえません」

指原「・・・」

松井玲「指原さんの言っていることは難しすぎて理解できません。もしかしたらSKEは構造上AKBを超えられないのかもしれません」

松井玲「ただ、私は「不可能だと分かっていても、ナンバー1を目指し続ける」――そんな暑苦しいアイドルになりたいんです」

松井玲「そして、いつの日かSKEがAKBさんを抜いてナンバー1になる時――そこのセンターに立っているのは松井珠理奈。珠理奈以外考えれません」



157 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:28:14.29 ID:suZViBNy0
指原「・・・」

松井玲「もう、遅いかもしれません。ですけど、指原さん。もう一度、もう一度チャンスをくれませんか? それでもSKEがAKBを絶対超えられない、と分かった時」

松井玲「その時は珠理奈をAKBに持っていくなり、SKEを潰すなり自由にしてください」

木崎「ただ・・・ぜーったいに、そんなことは思わせないくらい、私達頑張りますけどね」

指原「・・・認められない。絶対にSKEはAKBを抜くことは出来ない」



158 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:29:13.84 ID:suZViBNy0
 そう、指原は言う。

松井玲「指原さん・・・」

指原「珠理奈ちゃんはどうしたいの? ここまでの話を聞いて、AKBに行きたいのか。SKEで頑張っていきたいのか」

松井珠「そんなの! 分かりきっています」

 そう行って、松井玲奈に抱きつく珠理奈。

指原「分かった・・・それが、珠理奈ちゃんの選んだ答えか。そっか」

松井玲「それじゃあ!」

指原「うん、珠理奈ちゃんのAKB完全移籍はないものとする」



159 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:30:26.68 ID:suZViBNy0
 わっ、と一気に湧き上がるメンバー達。

松井玲「やったね! 珠理奈!」

高柳「私の直訴が聞いたかも!」

松井珠「うん! みんな、これからもよろしくね・・・でも、指原さん。もう大々的に発表してしまったのに、取りやめることなんて出来るんですか?」

指原「なーに、私が珠理奈ちゃんのプロデューサーを辞めれば全部済む話だ」

 何ともないように、まるで明日の献立を発表しているかのように、指原は軽い口調で言う。

松井珠「指原さんが、私のプロデューサーを・・・辞める?」

指原「うん。秋元先生に提示した条件は一つだけじゃない。「オリコン1位になってAKBに珠理奈が移籍しなかった場合、指原は珠理奈のプロデューサーを辞める」っていう条件も秋元先生から言われていた」

松井珠「そんな・・・」



160 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:33:01.48 ID:suZViBNy0
指原「後半部分の「珠理奈がAKBに移籍しなかった場合」というところだけ切り抜ければ、私は辞めないと駄目、ということになる。そして裏を返せば・・・」

 指原はそのままの表情で続ける。

指原「私が辞めれば珠理奈はAKBに移籍しなくてもいいってこと・・・まあ屁理屈だし、実際通らないと思うけどね・・・」

指原「それでも、珠理奈ちゃんをAKBに移籍させた場合、珠理奈ちゃんはアイドル辞める、とでも言ってくれれば、運営の方だってそれ以上何も言うことは出来ないでしょ」

松井珠「そうですかね・・・」

指原「ただ、私は責任を取って珠理奈ちゃんのプロデューサーから降ろさせてもらう・・・大丈夫、後任の人はきっと良い人だろうから」

 そう言って、指原SKEのメンバーに背を向け――。

指原「じゃあ、バイバイ。多分、どこかで会うかもしれないけど、取り敢えずお別れ、ということで」



161 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:33:48.55 ID:suZViBNy0
 そう言い残して、歩き去ってしまう指原に向けて――。

松井珠「指原さん!」

指原「・・・」

松井珠「こうなってしまって、あれですけど・・・ありがとうございました! 指原さんのおかげで、ソロデビューっていう良い経験もさせてもらえましたし、オリコン1位にもなることが出来ました!」

 ――それは皮肉に聞こえるかもしれない。
 ただ、松井珠理奈の声からはそうは感じなかった。本当に指原に対して感謝しているように聞こえた。
 それは珠理奈の人柄かもしれない。
 そして――SKEのセンターでこれからも頑張り続けていく、ということは茨の道かもしれない。相変わらず甘えられる人はいないままかもしれない。
 もし珠理奈が倒れそうな時――私達が珠理奈を支えよう――玲奈はそう思った。小さすぎる少女に対して大きすぎる責任、それに押し潰されないように支えるのが私達の役目だ、と。
 そしてSKEのメンバーはそれが出来るように思えた。
 珠理奈の声に反応してかもしれない――指原は親指を突き立てて、そのまま無言で去っていった。



162 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:34:51.50 ID:suZViBNy0
 ■好きなんだ、君が好きなんだ■

島崎「そう・・・珠理奈さんのAKB移籍の話はなくなった、って」

大場「うん。やっぱり珠理奈さんはSKEとして頑張っていくらしいよ」

島田「まあ、指原さんは責任を取って珠理奈さんのプロデューサーから降りるらしいけどな」

島崎「そっかー・・・まっ、いっか」

島田「まっ、いっか。ってぱるる・・・」

 松井珠理奈の物語が終局を迎えようとしている時も、島崎はマイペースのままであった。

島崎(指原さん・・・これからどうするんだろーな・・・)

 そんなことを考えていた島崎遥香であった。
 奇しくも、AKBのセンターに立とうとしている少女であった。



163 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:36:02.82 ID:suZViBNy0
 ■ツインテールの少女■

 はっきり言おう。
 これからする話は全くの妄想である。
 物的証拠が乏しく、おそらくアンチの人間が作り出した妄想話である。これからする話のことを「本当」のこと、として捉えないで欲しい。
 ただ、こういう『物語』もある――ということで。
 ――さて、これからする物語とは早乙女美樹の物語である。
 簡単に説明すると、早乙女美樹とは旧チームBのメンバーであ――った少女であり、当時としては異例の正規メンバーから研究生に降格したメンバーでもある。
 その降格理由は公式では「メンバーとしての自覚に欠ける。チームメンバーとしてのレベルに達していない」となっている――なので、練習をサボっていたか、もしくは恋愛遍歴があまりにも酷かったのか。
 降格理由は未だによく分かっていない。
 ――しかし、今からする物語は少し違う、違う観点からの物語だ。
 彼女の夢を叶えるために、夢を潰された少女の物語である。
 ――時は2008年に戻る。



164 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 11:48:39.13 ID:suZViBNy0
 ■てもでもの涙■

 ~2008年、7月20日~

早乙女「――注意してください!」

 そんな声が響き渡る。

浦野「一体、何を」

早乙女「いくら何でも『彼女』のイジめは度を濃すぎています。このままでは、いつか大変なことになってしまいます」

浦野「え? ――がイジメ? 一旦、落ち着こうよ!」

早乙女「落ち着いてなんかいられません!」

 浦野は「何が何だか分からない」という表情を浮かべていたが、そんなことでは早乙女の怒りは収まらない。
 いくら何でも我慢の限界である。



165 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 12:03:29.56 ID:suZViBNy0
早乙女「・・・みかちぃが足を怪我しているの知ってますよね」

浦野「みかちぃ(*佐伯美香)が? もちろん、知ってるわよ。あの足の怪我で公演に出たのは立派なことだけど・・・」

早乙女「そのみかちぃ相手に、あいつが、公演が始まる前にわざと足を蹴ったり、わざと物を取りに行かせたりと――足にダメージを与えるような真似をしていました! これはれっきとしたイジメです」

浦野「え? ――が・・・?」

早乙女「はい」

 今日に始まったことではない。
 あの、ツインテールでチームBの一番人気という看板を背負っている少女は、裏ではとんでもなく性格が悪く人気があることを盾に研究生に対してジュースを買いに行かせたりする。
 確かに『彼女』は可愛い――アイドルオーラも凄まじいものがあり、悔しいが、将来はAKBのセンターに立つ少女だ。
 しかし、早乙女は認めたくなかった。あんな性格の悪い少女がAKBのセンターに立つ、ということ。そして「周りを潰す」タイプの『彼女』がセンターになるということを。



166 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 12:10:28.59 ID:iOWGPDYn0
なんか軽く最初の方から脱線していないか?
どうせ後の方からこれを今の方につなげるつもりなんだろうけど
これって島崎がセンターになるって話だろ?



167 :NO NAME 2012/09/29(土) 12:21:41.77 ID:rgGupnnG0
バトルロワイヤル系はよ


168 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 15:25:06.07 ID:DjE20jR7O
あげとく


170 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 15:46:16.74 ID:88OvhYxTO
河西「島崎センターとかもはや悪ふざけだろ」
片山「ホントにポンコツだよね」
北原「始まらずして終わるな」

仁藤「島崎も篠田も消えてくんないかな」
野中「篠田麻里子の95%はあばら骨で出来ている。
…文句ある?」
中田「異議なし」
松井咲「異議なし」

中田「第一細いだけの無能老害短足婆だからな、木偶の坊というかウドの大木というか…」
松井咲「すごい気遣う」

野中「同じ事務所とか終身刑同然だろうな」
松井咲「篠田もそうだしあと島崎はセンターになっちゃダメでしょ?あんな使えないの誰が支持するんだ」
市川「フレッシュさでは私のほうが上です!」
片山「どうみても私のほうが若い!」

一同「……」

中田「トークに若さを感じないんだが」
片山「てへぺろ(笑)」



仲川「zzzzzz…」
小森「えへへへへへへへへへへへへへへ」



172 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 16:07:19.73 ID:qykZT70e0
>>170
ワロタ。面白い↓
>北原「始まらずして終わるな」
>仁藤「島崎も篠田も消えてくんないかな」
>野中「篠田麻里子の95%はあばら骨で出来ている。
>松井咲「異議なし」
>片山「どうみても私のほうが若い!」



173 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 16:18:34.33 ID:OMFWlZ530
◆Q5rNtE.wug ってまゆゆの強烈なアンチだな
ゆきりんか指原あたりから島崎に推し変したのかな



174 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 16:29:16.33 ID:/hu3x+ZC0

               ,, -―-、
             /     ヽ
       / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、|    つまんねえんだよクズ!!!!
      /  (゜)/   / /
     /     ト、.,../ ,ー-、
    =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o
    /          \\゚。、。、o
   /         /⌒ ヽ ヽU  o
   /         │   `ヽU ∴l
  │         │     U :l
                    |:!
                    U



175 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 16:37:59.20 ID:rIOqqsv0P
とりあえず埋めるか


176 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 16:44:36.60 ID:iOWGPDYn0
この小説見てる奴の中に絶対麻友ヲタいるよね
いくらアンチの妄想話とはいえ見てる側は不快になるでしょ
作者さんはそういうこと考えたことないのかな?

あ、麻友アンチだからんなこと考えてないかw



177 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 16:55:55.43 ID:xpgVzng90
これとは関係ないけどあっちゃんが武器を引き出すSSでぱるるの武器がハサミだったのを思い出した



179 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 17:17:10.52 ID:iOWGPDYn0
前に
柏木「秋元先生が総選挙1位・・・?」
て小説を書いてたみたいだから
おそらく柏木ヲタじゃね?



180 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 17:33:37.65 ID:kIRKiyWmO
ゆきりんから島崎に推し変したと言っているだみあんが書いてたら笑えるw
でもだみあんより作者の方が馬鹿っぽいからなさそう



182 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 17:45:18.20 ID:suZViBNy0
浦野「それ、何かの間違いじゃない? わざと物を取りに行かせたりするのも偶然で、足を蹴ったっていうのもたまたま足が当たっただけじゃないの?」

早乙女「ち、違います! 明かにあいつはみかちぃの足を・・・」

浦野「あの子って、私と同じ事務所なのよね」

早乙女「え?」

浦野「・・・まあ、とにかく、今回のことは忘れて。次、何かあったら注意するから」

早乙女「そんな・・・」

 こうして気まずそうに浦野が歩き去ってしまう。
 追いかけようとしたが――無駄だと分かっていたので追いかけなかった。

早乙女(味方は・・・自分だけだ。みかちぃ、絶対にあいつの悪行を止めてあげるからね)

 そう小さく決心する早乙女。



184 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 17:54:36.71 ID:XNQ2DaMl0
ももちってBeryyz工房のおとももちとかいろいろいってるやつ?



185 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 18:02:02.37 ID:suZViBNy0
>>1です。
確かに、ここからの話は「まゆゆ」推しの人は不快になるような内容かもしれません。その人に対して配慮が出来ていませんでした。ごめんなさい。
ただ僕は旧(浦野とか平嶋いた時代)チームB推しなので、まゆゆは嫌いじゃないです。



 ■スーパースーターと干され■

「干されのくせに」

 ばちん――楽屋中に何かを叩いたような大きな音が響き渡る。
 叩くつもりはなかった。ただ、「干されのくせに」という言葉を聞いた瞬間、反射的に手が出てしまった。
 叩かれた左頬を抑え、まるで親の敵を見るような目で早乙女を見る『彼女』。

???「・・・」
早乙女「・・・あ、ごめんなさ」
???「覚悟してろよ、ボケが」

 そう言って、『彼女』は楽屋から出て行ってしまった。

早乙女「・・・」
佐伯「みきぽむ・・・」

 呆然としている早乙女に近付いてきた佐伯。



186 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 18:04:30.35 ID:iOWGPDYn0
いや、この話出してる時点で
作者のまゆゆに対する悪意しか伝わってこねえだろ



187 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 18:08:37.03 ID:suZViBNy0
佐伯「何も、あそこまでやらなくても・・・」

早乙女「あ、あそこまでやるつもりはなかった・・・」

 浦野一美はもう当てにならない。といっても平嶋夏海も『彼女』と同じ事務所で仲良しなので、あまり当てにはならないだろう。
 だから自分が行動を起こすしかなかった。
 これ以上。『彼女』の悪行を許してはおけない。これ以上、『彼女』がチームBで大きな顔をしていることは我慢ならなかった。
 だから一言注意しようとしただけなのに・・・。

早乙女「干され・・・その言葉を聞いてスイッチが入っちゃった」

佐伯「・・・」

早乙女「確かにあいつは運営から期待されている、所謂『推され』メンバーの一人だろう。ただ、推されメンバーだからって何をしても許されるのか?」

佐伯「みきぽむ・・・」

早乙女「干されだって頑張っている・・・干されだって、スーパースターになれるように頑張っている・・・それをあのあいつは馬鹿にしてきた。だから我慢ならなくなっちゃった」

早乙女「みかちぃ・・・何とかあいつを見返すことは出来ないのかな? 干されでもスーパースターに勝つことは出来ないのかな?」



189 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 18:11:03.25 ID:yg3pG2FNi
作文したければ自分のブログでやれよ
島崎ヲタ



191 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 18:27:03.56 ID:suZViBNy0
井上「勝てるよ」

早乙女「え?」

 そんな2人の姿に同調したのが、井上と松岡が近付いてきた。

井上「見返してやろうよ! 干されでもスーパースターに勝てるって、ことを。あいつに教えてやろうよ! そうすれば、あいつだって何かに気付くはず・・・」

松岡「そうだよ・・・まずは小さいことから始めよう! 干されだって、努力すれば日の当たる場所に出られる!」

早乙女「・・・うん! そうだね! みんな、頑張ろう!」

 こうしてチームB一種の分裂状態となった。



192 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 18:27:58.95 ID:iOWGPDYn0
間違いなく作者はまゆゆ嫌いだろうな
このアンチの妄想話が終わったら
次はじゃんけん大会当日の時に
再びまゆゆを惨めにする気なんだろうな



193 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 18:30:07.99 ID:N2Bka82l0
文句言ってる人は見なきゃいいじゃん
いちいちケチつけないと気が済まない面倒な人なの?



194 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 18:32:33.93 ID:yg3pG2FNi
小さいことからコツコツ捏造を本当にしたい島崎ヲタ


195 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 18:36:31.80 ID:suZViBNy0
■いつかきっと願い叶うまで■

井上「みんなも気を付けてね」

 ――少しずつ風向きを変わり始めていた。
 何とかして『彼女』を見返してやりたかった早乙女陣営は、AKB運営にブログを始めさせてくれるように直訴したのだ。
 AKBのいわば「干され」と言われるメンバー達であったが、それでも諦めず前を向き努力し続けていた早乙女達。
 そんな早乙女達の努力に共感したのか、最初は『彼女』を敵に回すことを恐れていたチームBのメンバーであるが、少しずつ早乙女達の味方をする者も現れてきた。
 その――矢先であった。

早乙女「なるぽん・・・」

井上「諦めないで・・・私はこんな形でAKBを去ることになったけど、みきぽむの努力はきっと目を結ぶはず」

早乙女「・・・あいつだよね、あいつのせいだよね」



197 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:09:34.91 ID:SO+40Skh0
いいんじゃない
渡辺麻友が推しなら見なきゃいいだけ
作者がフィクションだと言ってるんですから。



198 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:10:44.62 ID:88OvhYxTO
市川「島崎ちゃんってよくわかんない子ですねぇ~」
中田「お前が言うなし」
片山「何も考えてないように見えて裏ですごい計算してそう」
市川「ああ見えて計算高いんですねぇ~」
中田「お前が言うなし」
松井咲「みんなが思ってる以上にぽんこつだよね」


北原「そもそもスキルない癖にいいとも簡単に出やがって甘すぎるやろ」
河西「特徴が大してないよね」
北原「精々顔のパーツがデコから下に寄りすぎなんだよな」


中田「ケツ出しアツコとは違ったニュアンスだね」
松井咲「4分音符と8分音符くらいの違いかな」
市川「顔小さくて腹立ちます」
中田「お前が言うなし」
松井咲「レモン後で難波に絞ってもらうからな」
市川「ひえ~」


仁藤「島崎なんて1年も持たないよ、それより未だに消えない26のお局様どうにかしろよ」
野中「骸骨マネキン トゥユー 骸骨マネキン トゥユー 

ごり押しウマウマ~

骸骨マネキン トゥユ~」
松井咲「バカ高~」
市川「さすが絶対音感」
北原「いや、私のほうがうまく歌えるよ」
一同「……」

中田「明日は大地震が来るな」
北原「うなぺろ(笑)」




仲川「オールスターだよー」
小森「わーいわーい」



199 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:11:54.24 ID:yg3pG2FNi
じゃあ皆んなでフィクション小説のせようぜw


200 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 19:13:01.14 ID:suZViBNy0
井上「・・・」

早乙女「なるぽんが辞めるのは! あいつのせいなんだ!」

 井上奈瑠、公演途中で卒業という名のまさかのリストラ。
『彼女』が絡んでいるのは最早明白のことであった。おそらく、早乙女達の「干され」メンバーが台頭していくのが面白くなかったのだろう。
 いくら足の怪我、とはいえ井上が辞めさせられるのは可笑しい。早乙女はそう考えていた。

早乙女「私・・・頑張る! なるぽんのためにも、絶対スーパースターになってあいつの悪行を、止めてやる!」

 風向きは変わっていた。
 しかしAKB運営、および尾木プロダクションはその風向きを面白く思っていなかった。
 
松岡「みきぽむごめん・・・」



202 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 19:15:09.71 ID:suZViBNy0
 12月1日。次は松岡の脱退。
 そして1月8日、今度は佐伯が足の怪我のため半年間の怪我治療を発表。
 次々と早乙女陣営の人間がAKBを抜けていく形となっていた。
 これは誰が絡んでいるのか分からない。しかし井上、松岡、佐伯の表情を見る限り、自分から望んでの脱退だとは(佐伯は怪我治療のためだが)、到底思うことは出来なかった。
 出来るはずがなかった。
 そして1月25日――早乙女美樹の研究生降格が発表された。

早乙女(そんな・・・)

マネージャー「・・・ということで、運営からはチームメンバーとしての自覚が足りない、という形で研究生からもう一度やり直す、という形になったけど」

早乙女「どうしてですか?」

マネ「え?」



205 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 19:23:08.16 ID:suZViBNy0
早乙女「私の何処が自覚が足りなかったんでしょうか? ブログだって始めた、レッスンもこれまで以上に頑張ってきた、味方も少しずつ増えてきた。それなのにどうして・・・」

マネ「・・・もう決まったことだから」

早乙女「・・・分かりました」

 あまりにも救われない話だった。
 確かに風向きは変わっていたのだ。
 ただ、運営は早乙女を見ていなかった。運営にとって早乙女の存在など、どうでも良かったのだ。
 そして代わりに次期エースとなる『彼女』を選んだ――ただそれだけのことであった。
 降格になってから3ヶ月もしない間――早乙女はAKBを去る形となった。
 一体、誰のせいなのかは分からない。いや、誰のせいでもないのかもしれなかったかもしれない。
 しかしその裏で『彼女』が暗躍している――少なくても早乙女はそう思っていた。



206 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:25:41.57 ID:88OvhYxTO
山田菜々「こないだねぇ、あんなことがあっていいのか?って思うびっくりするようなことがあったんですけど、

家でね、一人でまあうんこしてたんですよ、
まあいきなりうんこの話で申し訳ないんですけど、うんこしてましたわ。


んで紙を取ろうとしたら、壁に滅茶苦茶デカイゴキブリが発見されたんですよ!コワイでしょう?
もうなんなら真横にいるんですよ、んでトイレの棒つきのタワシで叩いたけど、動き速いから逃げられて、

んでトイレの外に逃げられて、見たらカーペットにいたんですよ。

カーペットの毛のせいか動きゆっくりになって、これはいけるか?って思って今だ!って棒つきのタワシでパーンって叩いてゴキブリ潰して、やったー!ってなった時にびっくりするようなことあったんですよ!びっくりしましたよ!


うんこポロッて落ちたんですよ!

…どない思う!?情けないったらもう…情けないから!!」



208 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 19:26:26.75 ID:suZViBNy0
 ■表と裏■

 これが通称『みきぽむ事件』と言われる事件の顛末である――。
 もちろん、これには物的証拠がなく、おそらくアンチの人達がネタとして勝手に考えた妄想話である。
 しかし、早乙女が不可解に研究生へ降格になったのは事実であるし、その少し前に親友である松岡が辞めたのも事実である。
 そしてその裏に『彼女』の存在があったのではないか――というような話である。
 AKBには表と裏がある。
 表の物語は常にスポットライトを浴びせられ、みんなに注目され、世間の人達からも「AKBの人達はキラキラしていて素晴らしい」と思われる。
 しかし一方で、裏の物語にいる人達にはスポットライトが浴びせられることなく、表の人間を輝かせるための「犠牲」となっている要素がある。
 それが高橋みなみと平嶋夏海の対比であったり、中西里菜・菊地あやか等のメディアでは語られない部分となってくる。
 AKBには表と裏がある。
 それならば、この『みきぽむ事件』はおそらく『彼女』がセンターになるにあたって、絶対にメディアでは報道されない物語であろう。
 こうしてあまりにも救われない、早乙女美樹の物語は終わり、AKB次世代エースの物語は始まる――。



210 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:27:58.78 ID:YakxCAaB0
まさかずっと前から居るまゆゆとゆきりんは仲悪いの人と同一人物じゃないだろうなw


214 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:31:15.48 ID:hWFxQgAm0
まゆヲタはこの作者さんの今までの作品読んだことないわけ?
嫌ならスレに来なきゃいーのにあぼーんしろやごちゃごちゃうるせぇよ邪魔すんな



215 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:32:15.99 ID:x7UOdh7o0
まあまあ興奮しないで読もうではないか いちいち目くじら立てていると
オタなんかやってられないぜwwおいらの推しなんて散々だぜww



217 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:34:31.72 ID:hWFxQgAm0
やたら反応してアンチまゆゆみたいに言うのも麻友に失礼だろ
心のどこかで疑ってるから必死に否定したがる 全く信じてなければほっとくだろ



221 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:42:24.52 ID:yg3pG2FNi
気持ち悪い捏造島崎ヲタ


223 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 19:47:41.46 ID:suZViBNy0
 ■今のこの現状には満足していません■

山内「まりちゃんー。これ終わったら、マリちゃんの家遊びに行っていい?」

永尾「別にいいけど・・・」

横山「何を言ってはるん、山内はん。これ終わったら、やぎしゃんは私とカラオケに行くんです。謝ってください」

島崎(カオスだ・・・)

 9期生のメンバーだけでご飯を食べに行こう――。
 最初に言ったのは誰だったか――多分声が大きかったので島田だ――急遽、みんなのスケジュールもちょうど空いている、ということで9期生だけのご飯会が開かれることになった。

大場「・・・(パクパク)」

島田「おい! コロみな! 食べてばっかいないで、ちょっとは喋れよ!」

島崎「相変わらずみなるん・・・よく食べるなー」



227 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 19:59:14.35 ID:ofGkTjJcO
埋め


228 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 20:01:18.81 ID:ofGkTjJcO
埋め


229 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 20:02:28.05 ID:ofGkTjJcO
埋め


230 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 20:03:41.25 ID:ofGkTjJcO
埋め


231 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 20:05:01.74 ID:ofGkTjJcO
埋め


235 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 20:23:13.28 ID:hWFxQgAm0
麻友もフィクション一つで異常にファビョるキチガイ信者に応援されて可哀想に
もうあぼーんするわ作者さん完走頑張って



236 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:24:27.84 ID:suZViBNy0
 9期生でご飯、と言ってもやはり一人一人自由に動いているようで――山内と横山は永尾を取り合っているし、大場はご飯しか食べないし、阿部は何故か韓国人になりたがっていた。

大場「これ食べ終わったら、ちょっと喋るから――ん? 携帯が」

 携帯が振動に気付いた者のみ、携帯を取り出して見る。
 島崎もその中の一人のようで――徐に携帯を取りだしメールをチェックした。
 すると――。

大場「え? ももちさんが足の怪我?」

島田「大丈夫かよ・・・メールには、ただの捻挫だからすぐ治るって書いてあるけど」



239 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:25:58.95 ID:suZViBNy0
 メールの本文を要約すると、どうやら嗣永が足を捻挫したのは今日の話のことで――テレビの収録の最中、転んでしまい捻挫したらしい。

島崎(そう言えば、今日は超選抜の人だけ・・・優子さんとか麻里子様とか・・・テレビの収録がある、って言ってたような気がするな)

島田「まあ、大したことなくて良かったな」

横山「やぎしゃん、私と鈴蘭どっちを選ぶん? 決めてくださいよ」

山内「もちろん、やぎしゃんは私だよねー。だってチームは一緒だし、チームの違う人には分からない絆もあるもんねー」

横山「何を言ってはるん。研究生時代、一番仲の良かったのは鈴蘭じゃなく私ですよ。謝ってください」

永尾「あ、ももちさん足捻挫したみたい・・・大丈夫かな、鈴蘭」

横山「何で、鈴蘭に聞くん? 私に話し掛けてよ、ねえ!」

島崎(微妙に横山がヤンデレ入ってきたけど・・・大丈夫かな)

 嗣永桃子、負傷――もちろん、捻挫のため3日もすればすぐに治るらしい。
 ただこれが只の始まりに過ぎなかったとは――島崎だけでなく、9期生のメンバーは誰も思っていなかった。



240 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:27:27.39 ID:suZViBNy0
 ■「キスをあげるよ」■

夏焼「もう、ももちとは絶交!」

 ――全てを捨ててAKBに入った。
 そのために大切なものを一杯落としてきた。

鈴木「Buonoを捨てるんですね・・・」

 ――それよりも大切なものが一杯あると思ったから。
 だから、もう振り返らないことにした。

嗣永「みんな・・・」

夏焼「一体どういうつもり? AKBに入るって! Buonoはどうなるの!?」

嗣永「それは・・・」

夏焼「つまり、ももちはBuonoなんかより、AKBの方に入りたかったわけだ。Buonoをただの踏み台としてしか見ていなかったわけだ」

嗣永「違う!」



241 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:29:24.17 ID:suZViBNy0
 Buono! ――嗣永がリーダーを務めるハロー!プロジェクトのユニットである。
 嗣永桃子、夏焼雅、鈴木愛理の3人で動いているユニットで、ハロー!プロジェクトでは珍しくロックサウンド主体のユニットとなっている。
 ――今回、AKBに入るということで、Berrys工房脱退は仕方ないと思ったが、このBuonoだけは――これだけは続けたかった。
 だが。

嗣永「もも・・・私も続けたかった。でも、完全なる外部ユニットならいいけど、48グループと、ハロー!プロジェクトの兼任は認められないということで・・・仕方なかった」

夏焼「それじゃあ、ももちがAKBに入らなかったら良いじゃん!」

嗣永「それは・・・」

夏焼「ももちが抜けて、Buonoは解散。ももちは良いよ、あんだけ人気のAKBに入れるんだから。だけど、私達はどうなるの!?」

嗣永「ごめんなさい・・・」

 リーダーであり、3人しかいないBuonoにとって嗣永が抜けるのは大きすぎる痛手であった。
 なので、Buonoは解散――そうプロデューサーに告げられた。
 これは周囲から見たら、Buonoを捨てAKBを選んでいるように見えるかもしれない。
 実質、そうなのかもしれない。



243 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:33:51.26 ID:suZViBNy0
嗣永「私・・・」

夏焼「もう、ももちなんか知らない! ももちとは絶交! もう一生、口聞かないんだから!」

  ――全てを捨ててAKBに入った。
 そのために大切なものを一杯落としてきた。
 それはもっと大切なものを掴めると思ったから。
 落としたもの以上の大切なものを拾えると信じていたから。
 だから――全てを捨ててAKBに入ることにした。

嗣永(私・・・)

 迷ってはいけない。
 立ち止まってはいけない。
 どんなに辛くても、絶対に立ち止まってはいけない。
 ――こうして嗣永は感情を捨てた。



249 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:51:29.49 ID:suZViBNy0
 ■ツインテールの少女2■

嗣永「はあはあ・・・嫌な夢見たな」

 ――今日も公演だ。
 嗣永はパジャマを脱ぎ捨て、レッスン着に着替える。そして鏡を見ながらももち結び――ツインテールにして今日も準備満タン。最高のスマイルを作る。
 
嗣永「そう・・・私は全てを捨ててAKBに入った。そこに嬉しさなんて悲しさなんて、私にはいらない」

 こうして嗣永はAKBの劇場に向かった。
 ――このツインテールの少女は、便宜的にチームBに入れられることになった。入ってすぐに組閣され、チームAに移ることにはなったが――。

嗣永「みんな、おはよう! 今日も、ももち元気一杯で頑張るぞ!」



250 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 20:59:00.70 ID:suZViBNy0
 劇場に到着して、まずは挨拶。
 そこに感情なんてない。

嗣永「あっ、ゆきりん! ゆきりん、今日は公演に出るんだね。あっ、まゆゆも久しぶり!」

柏木「ももちさん・・・とにかくレッスン始まるんで、早くスタンバイしてください」

嗣永「ごめん! じゃあ、急ぐね」

 ロッカーの中に入ってあるレッスン用のシューズを取りだそうとすると――。

嗣永「あれ、靴がない・・・」

メンバー「・・・」

嗣永「可笑しいな・・・私、持って帰ったけ。記憶にはないんだけどな・・・ねえ、亜美菜ちやん私のレッスンシューズ知らない?」



253 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 21:10:14.64 ID:suZViBNy0
佐藤亜「知らないです(知らねえよ、バーカ)」

嗣永「可笑しいな・・・あの、はるきゃんは?」

石田「うーん、持って帰ったじゃないんですか? (嫁のいとこである夏焼さんのこと紹介してもらえると思ったら、最近連絡してないから無理だと? ふざけんじゃねえよ)」

嗣永「うーん、どうしよ・・・」

柏木「ももちさん・・・レッスン始まるんで、取り敢えず今日は裸足で踊ったらどうですか? 仕方ないですし」

嗣永「うーん、そうしよっかな・・・ごめん、みんな! ももち、今日も頑張るぞっ! と」

 レッスンシューズが何故かない――という不足の事態に陥ったので、仕方なく裸足でレッスンに参加することにした。
 もちろん、裸足では踏ん張りがきかず何度も転んでしまうことになってしまったが。

嗣永「はあはあ」



256 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 21:16:35.70 ID:5hgeBKqw0
ももちとまゆゆのだったらももちがファンにまゆゆのCD渡されたエピソードも是非入れて欲しいな


257 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 21:17:40.51 ID:y92bswTq0
面白いです。
ふぁいと!



261 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 21:24:01.18 ID:+6DthKRJ0
面白い


265 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 21:37:12.66 ID:suZViBNy0
柏木「それじゃ、みんなお疲れ様! じゃあ、お昼休憩に入るから1時間休憩!」

増田「うわっ、今日のお弁当なかなか豪勢やな。嬉しいで」

宮崎「パクパク」

石田「みゃおさん食べるの早すぎですよ。みんなに申し訳ないと思わないんですか?」

佐藤亜「ねえねえ、半分こしよ?」

 みんな各々お弁当を取っていく。
 裸足ということでいつもの倍以上のエネルギーを使った嗣永はそれに出遅れてしまう。

嗣永「はあはあ・・・今日、豪勢なお弁当なんだ・・・お腹減ったー、何だろ!?」

 そう言いながら嗣永お弁当の方に近付くと。

嗣永「あれ? 私の分のお弁当は?」



267 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 21:39:42.73 ID:suZViBNy0
 ――嗣永が行くと、そこにはお弁当が残されていなかった。

柏木「可笑しいですね・・・みゃおー、か亜美菜。二つお弁当取ってない」

佐藤亜「取ってないよ。ダイエット中だから、一つで我慢することにしている」

宮崎「私も!」

柏木「(ダイエット中なら食べるなよ)・・・可笑しいな・・・」

嗣永「あっ、ゆきりん良いよ! 仕方ないから、近くのコンビニとかで弁当買ってくるから!」

 柏木のお昼休憩を減らすのも申し訳ないので、嗣永は自分のバッグから財布を取りだし外に出た。

嗣永(可笑しいな・・・お弁当がないなんて。こんなこと今までなかったのに・・・)

 色々と不審がりながらも近くのコンビニに向かう。
 のり弁当しか買えなかった。



268 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:25:43.40 ID:suZViBNy0
 ■飛べよペンギン■

マネ「――というわけで、一週間後には『火曜曲』の収録だから――頑張ってね」

島崎「はい、分かりました」

 ――火曜曲の収録。
 といっても、島崎は今まで何度もこの番組に出させてもらっているので、新鮮味がないといえばないのだが。

島崎「一週間後か・・・」

市川「あっ、ぱるるさん。私もそれに出演させてもらえるらしいです。フレッシュレモン旋風を起こしてやりましょう!」

島崎「それは一人で頑張って」

島崎(それにしても・・・)

 何か嫌な予感がする。



269 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:26:38.41 ID:suZViBNy0
 特に、ちゃんとした理由も何もないのだが――何となく胸騒ぎがする島崎。

島崎(何も起こらなかったらいいけど)

大場「そういえば、ぱるる。じゃんけん大会なんか気合い入っているらしいね。一体、どんな衣装で出る気なの?」

島崎「うーん、バカレア学院の衣装で行くつもり。今のとこは」

大場「そっか」

川栄「頑張りましょうね、ぱるるさん! 私は大人の魅力を出すような、セクシーな衣装で勝負を賭けるつもりです!」

大場「あっ、そういえばあんたは体操着らしいよ。マネージャーさんが言ってた」

島崎(まあ、取り越し苦労っていう奴だと思うけど)

 島崎の何の理由もない予感――というのは、残念ながら当たることになる。
 ツインテールの少女によって。



270 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:27:42.45 ID:suZViBNy0
 ■ツインテールの少女3■

嗣永「ねえ、何で! 何でみんなももちのこと無視するの!?」

 最近、何かが可笑しかった。
 あれから――そう、足を捻挫してからレッスンシューズがなかったり、弁当が用意されていなかったり、衣装が破られていたりと――可笑しなことが頻繁に起こっていた。

柏木「はーい。それじゃあ、みんな! 今日もレッスン始まるよー。みんな準備してー」

嗣永「ねえ、きたりえ! 何で無視するの?」

北原「・・・ゆきりん、レッスン前におにぎり食べてもいいですか?」

嗣永「亜美菜ちやん!」

佐藤亜「・・・きたりえ、おにぎり食べるのは駄目。おにぎり食べるなら、亜美菜と半分こしよ?」

嗣永「小森・・・!」

小森「・・・」



271 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:28:25.06 ID:suZViBNy0
 チームBのメンバー・・・いや、AKBのメンバーに話し掛けても答えが返ってこない。
 明かに無視されているような――まるで、嗣永が透明人間かのように、いくら話し掛けても返事が返ってこない。

嗣永(これって・・・)

 感情は捨てたはずだった。
 AKBに入る時――感情なんていらないものは捨てたはずだった。だから、嬉しいこと悲しいことがあっても、感情を揺れ動かさないって決めていていた。
 それでも――

嗣永(今日もレッスンシューズなかったし・・・最近、何かが可笑しい。いや、明かに誰か私のレッスンシューズを隠している。一体誰が・・・)

渡辺麻「ももちさん」

嗣永「まゆゆ! ねえ! 何か最近みんな私のこと――」



272 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:34:57.65 ID:suZViBNy0
渡辺麻「またレッスンシューズ忘れてきたんですか? いい加減にしてください。裸足では満足に踊れないでしょう? ダンスの途中でこけられたら、迷惑なんです」

嗣永「え、忘れてきたわけじゃなく――」

柏木「はいはい。みんな自分の位置についてー」

 反論しようと思ったら、それだけ話し掛けて自分の位置につく渡辺。

嗣永(私――)
 
 今日もダンスはボロボロであった。



273 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 22:35:47.95 ID:Z2azmBWKO
悪いけど「可笑しい」の使い方間違ってるよ

面白い・笑えるって意味なら「可笑しい」だが
不可解だ・解せないって意味なら「奇怪しい」だよ

それともそういう「可笑しさ」を楽しむ小説なのかな



274 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 22:36:55.73 ID:GwTMoP740
頑張れ!


275 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:41:26.96 ID:suZViBNy0
 ■翼の折れたセンター■

 嗣永は気力体力共に限界を迎えていた。
 もちろん、こういった事態も想定していた。AKBとして下積みをしていない自分がAKBに入るということは、こういう「イジメ」じみたこともあり得ると考えていた。
 しかし――それでも限界のようで。

嗣永「はあ・・・」

 レッスンシューズもなく、裸足で毎日毎日踊っているので、疲労が着々と積み重なり、その疲労は嗣永の心を蝕んでいた。

嗣永「あっ、メールだ・・・誰からだろう」

 ――全てを捨ててAKBに入った。
 そのために大切なものを一杯落としてきた。

嗣永「あっ、雅ちゃんからだ! 何だろう」



276 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:43:45.93 ID:suZViBNy0

 今まで全く連絡の取れ居なかった、Buonoのメンバー。
 夏焼雅からのメールが来ていた。

嗣永「・・・雅ちゃん」

  ――全てを捨ててAKBに入った。
 そのために大切なものを一杯落としてきた。
 だが――嗣永にとってその大切なものは大きすぎたようで。

嗣永「雅ちゃん、私――」



277 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 22:44:54.50 ID:suZViBNy0
夏焼からのメールの本文には
『ごめん。テレビでいつも活躍を見てるよ。もし辛いことがあったら、いつでも相談してね』
 と書かれていた。
 それを見た時、嗣永の翼は折れた。
 AKBになって、さらなる高みを目指すために、最高のアイドルになるために――もっと嗣永のことを見てくれるファンを増やすためにAKBになった。
 ただ羽ばたくための翼は嗣永にとっては重すぎるようで。

嗣永「私――AKBを辞める――」

 間髪入れず、嗣永は秋元康の元に「AKBとしての活動を辞退させてください」と送った。



278 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 22:45:39.47 ID:ND35ORZs0
百地って赤のやつだっけ?


282 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 22:56:05.86 ID:Ibx3vrpW0
◆Q5rNtE.wug
ハロカス→ゆきりん→島崎



286 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:08:56.56 ID:eFZNxC5t0
キチガイがあばれとる


291 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 23:34:41.13 ID:suZViBNy0
 ■もうツインテールやめよう■

秋元康「――というわけで、嗣永桃子は今日の『火曜曲』収録をもって、AKBとしての活動を辞退することになった」

島崎「・・・」

秋元康「まあ、ソロでの仕事はちょくちょくあるからな。それが終わり次第、嗣永はハロー!プロジェクトの方に戻ることになった」

高橋「どうして・・・」

秋元康「今・・・嗣永は本番収録までみんなに顔を合わせたくない、と言って違う控え室にいるが・・・忘れるな、お前等はプロだ。テレビの前では普通に接してやれ。以上」



292 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 23:36:01.86 ID:suZViBNy0
 それだけを言い残して、秋元康は控え室から出て行ってしまった。

高橋「ももちさんが、AKB脱退か・・・」

小嶋「何か、酷いイジメがあったらしいね・・・誰が主犯なのかよく分からんないけど」

篠田「にゃんにゃん――それは違う。あいつの心がただ弱かっただけだよ。別に何も同情する必要はない」

小嶋「んー、そっかー」

島崎(ももちさんが、AKB脱退・・・)

 嫌な予感、と思っていたのはこのことだったのか――。
 何が苦しくて辞めたのか、島崎は分からなかった。総選挙1位で、センターを獲って、仕事もたくさん来る。
 そして何より真ん中で踊って、キラキラ出来るのだから一体何が悪いんだろう――そりゃあ、メンバーから嫉妬されるかもしれないが、そんなのは無視すればいい。
 だから、島崎は嗣永のことを理解出来なかった。

島崎「まゆゆさん・・・ももちさん残念でしたね」



293 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 23:36:57.23 ID:suZViBNy0
 何となく近くにいた渡辺に話し掛ける島崎。

渡辺麻「うん、そうだね・・・残念」

島崎「はい、残念です」

渡辺麻「あっ、まだ本番まで時間あるからトイレ行ってくるねぱるる」

島崎「あっ、はい」

 そう言って、控え室から出て行く渡辺。
 トレードマークのツインテールを揺らしながら。



294 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 23:38:47.07 ID:suZViBNy0
 ~???~

???「ざまあみろ」

嗣永「やっぱり、あなただったんだね。このイジメの主犯格は」

『彼女』は声のする方を向く。
 そこにはももち結び――ツインテールをした嗣永が恐い表情でこちらを見ていた。

???「・・・」

嗣永「何かおかしかった・・・そう、全ての始まりはあのテレビ収録での足の捻挫からだった。あれも・・・階段を降りようとすると、後ろから誰か押される感触がした」

???「・・・」

嗣永「まあ、あれは勘違いだったかもしれない・・・疲れていたから、ただ足が縺れただけかもしれない・・・だけど、見た。後ろを振り返ると『ツインテール』の少女が走り去っていくのを」

???「それが私って、こと?」



295 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 23:40:22.02 ID:suZViBNy0
嗣永「いいえ。AKB内には別にあなた以外にもツインテールをしている人なんてたくさんいる。だからあの時は気付かなかった・・・でも」

???「でも?」

嗣永「そう、あれからだった。あれからチームBのレッスンでは、レッスンシューズがなくなったりお弁当が用意されていなかったり・・・おかしなこと続きだった」

???「・・・」

嗣永「つまりチームBのメンバーの確率が高い。私はそう考えた」

???「それにしても、あのイジメの主犯格が私っていう証拠は何処にも・・・」

嗣永「チームBのメンバーで、ツインテールをしているメンバーはあなたと佐藤すみれ、の二人。たまにみるきーもしているが・・・このメンバーの中であの時、テレビの収録に来ていたのは」

???「・・・」

嗣永「渡辺麻友さん。あなたです」



296 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:40:54.10 ID:mjqSOgrC0

    i`i
    | .|_,.、/'i
   ノ'" ニヽイ
  r〈   くン      __
  ト-'r、ィ-へ7  _Σニ'ゝ=<ーァ
  Y   ̄' |'"´       ̄`ヽ、
  |     |___,,.._ゝ___    ,  `ヽ、
  |     イ-'/´ ̄/ ̄ハ`""''ヽ、ィ _i
  |     / /| /-!、レ' | ハ_ !  `''〈   こいつ最高にアホ
  .|    | / レ'ー=、  レ,.=、、7 ハ |
   |    .| | | ""   .  ヒ_ノイ/ /__!イ
   |、__  |,|  |  rー--、   "i ト !ソV、
 ト、,ト、,___,.ィ! ', ト、 ヽ.__,ノ  ,.イ ハ' ̄'`
i\ |      ヽ|`「>ーr=i'"レヘレヽ|
〉  ヽ、    イ´ Σ>o<{ハヽ、ィ'i_ 
ゝ、_  `ヽr-'"´ 、  /   i  〉, フ  
 ∠  >ヽ.  Σ>o<{  _,イ  イイ. 
  レへ,  ハ   / ⌒  |__,.-ヘ.7  
      '⌒!,ヘ/ 、   , ト,   \ 
        r〉 '   i   ヽ'〈´   〉
       / /   !  ヽ ヽ、 /
      /  /       ,イ `く
     /   /     _rヘo'_    ヽ、
   rく /       レiヽ_7  ヽ  」、



297 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/29(土) 23:41:42.08 ID:suZViBNy0
>>1です。
とりあえず、今日はここで終わりにします。規制とかかかって、なかなか最後までいけずごめんなさい・・・。明日には全部終わるつもりです。
まゆゆ推しの人達で不快になった人はすみません。では。



298 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:41:57.06 ID:kIRKiyWmO
作者はまゆゆが憎いという感情が抑えられなくなったみたいだねw



299 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:44:36.29 ID:hWFxQgAm0
フィクションって書いてあるのにまゆヲタ民度低すぎ
米ちゃんとか麻里子とか黒幕だったことあったけどヲタは誰もスレ荒らしたりなんかしてなかったよ



300 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:49:06.38 ID:iOWGPDYn0
とことんまゆゆを悪にしたいんだなこれの作者はw


303 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:53:03.28 ID:hWFxQgAm0
この作者さんがこのまま麻友をただの悪者で終わらせるとは思えないけどねぇ
麻友のネタは飾りでたぶん違う人が黒幕だと思うわ



304 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/29(土) 23:53:29.43 ID:oOZiV4gD0
ドラマでも悪役は目立つもの
逆に良いじゃないかw



306 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 00:03:30.99 ID:wmyt9FLg0
別になんでもよくないか
不愉快なら読まなければいいだけなんだし



325 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 07:33:31.97 ID:+HR6ITcx0
まあみんな落ち着こうよ


326 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 08:04:09.03 ID:yAUgIsv60
早く続きが読みたい


330 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 09:32:25.53 ID:SJ2PlKQT0
作者さん おいらはまりやんぬ推しなので どこかでまりやんぬも登場させてやってください


331 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 09:34:40.03 ID:HOH4+f7i0
地下板はカルシウム不足の奴が多すぎる
そうカリカリすんなって。ちゅりじゃあるまいし



333 :☆エース☆ 2012/09/30(日) 11:25:04.35 ID:eey42w1K0
 わさみん出して下さい
脇役でも悪役でもいいので



334 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 14:24:11.46 ID:Dt699ujKO
岩佐「にしてもシワシワキンタマの大島の野郎…」
松井咲「優子ちゃん…優子ちゃんは」
野中「今日はキンタマでいいよ」
松井咲「…そうだね、キンタマでいっか!てへぺろっ(笑)」

北原「初めてみた時からホントに…」
岩佐「シワシワキンタマ」
北原「そのままじゃん!って思った」
中田「シワキンだよシワキン」

市川「シワキンさんいつ辞めますかねぇ~?」
片山「なんだかんだしぶといからね」
中田「ホントそういうとこゴキブリだよね、ゴキブリ科最大のゴキブリ・シワキンゴキブリだね」
河西「表では優子ちゃん優子ちゃんって言ってるけど、実はカバンの中にゴキブリホイホイ入れてやったからね」

市川「CM見ても永作さんのほうが年下に見えますね~」
片山「あたしよりババアキャラの癖に若作りしやがって」
仁藤「篠田と一緒に消えてくれないかな」
松井咲「ホントもえのちゃん篠田嫌いだよね」
仁藤「猿のこしかけみたいな顔しやがって」
野中「篠田麻里子の95%は無駄骨で出来ています…文句ある?」
中田「異議なし」
河西「異議なし」

松井咲「蝶野ビンタ喰らって粉砕したらいいんだ骸骨お局クソババアが」
中田「骨粗鬆症並に細いからくしゃみしたら折れるんじゃない?」
仁藤「死ねっ!死ねっ!死ねええええええ!!」



仲川「こもりんお昼だょ」
小森「ふがはあっ」



335 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 14:26:09.15 ID:DCAQzH3i0
>>334
お前楽しそうだな



336 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 15:56:42.47 ID:n4s+aolR0
期待age


337 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 16:10:19.66 ID:SJ2PlKQT0
まだか・・・


338 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 17:04:05.98 ID:Dt699ujKO
北原「でもやっぱり私はゆびはらだけは絶対に許せない」
中田「下品な顔して下品なコトして下品な男に食われるとか顔そのまんまの人生じゃねぇか」
北原「りのりえ?ふざけるなバカ野郎!!」
野中「あいつビジネス感丸出しだもんな」


松井咲「色々噂あるから私あんま近寄りたくなかったんだよね」
野中「咲子もあったけどね」
松井咲「てへぺろ(笑)」
片山「咲子さん処女の私に喧嘩売ってるとしか」
松井咲「売ってないよー!!」


片山「まあいいけどさ、でも今は第2のゆびはらじゃないかと言われてるのが」
田名部「ビルドアップした大家でしょう!」
河西「すごいガタイだよね(笑)トークも同じぐらい鍛えればいいのに」
田名部「私はポケモン好きだから、こないだ雑誌たまたま読んでて大家のグラビア見たんだけどローブシン思い出したわ」

仁藤「まあ知性の欠片もないからね、脳ミソすら入ってない可能性もあるな」
野中「私はやっぱり篠田ウザイ」
仁藤「あのガラガラ骨野郎ドッキリの意味わかってんのか!?」
野中「わかってないから痛いんだよ、潰すとか言うし」

松井咲「潰すのは総監督のキンタマだけにしとけ」
高橋「ちょっとー!!」

河西「さすがぽこち」
中田「そりゃ師匠と言われるわ」



仲川「ドーナツおいしいね」
小森「ふがが!はふがあっ!」



339 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 17:49:33.59 ID:Dt699ujKO
岩佐「篠田も大島も潮時だろ」
北原「しかしまあ次の世代へ…となるとヤツをごり押しする運営…」
市川「島崎ちゃんってよくわかんない子ですねぇ~」
中田「お前が言うなし」
片山「何も考えてないように見えて裏ですごい計算してそう」
市川「ああ見えて計算高いんですねぇ~」
中田「お前が言うなし」
松井咲「みんなが思ってる以上にぽんこつだよね」 河西「ホントになんんんんんにもない!」
中田「ぽんこつではなく 無 だな」


北原「そもそもスキルない癖にいいとも簡単に出やがって甘すぎるやろ」
河西「特徴が大してないよね」
北原「精々顔のパーツがデコから下に寄りすぎなんだよな」


中田「ケツ出しアツコとは違ったニュアンスだね」
松井咲「4分音符と8分音符くらいの違いかな」
河西「タケルのアレ食えなくなってますます顔寄ってきたよな」

松井咲「ただ顔は小さいけどデコから上かなりかさまししてるよね」
市川「顔小さくて腹立ちます」
中田「お前が言うなし」
松井咲「レモン後で難波に絞ってもらうからな」
市川「ひえ~」


仁藤「島崎なんて1年も持たないよ、それより未だに消えない26のお局様どうにかしろよ」
河西「3枚扉のやつで歌えないのが完全にバレたよな」

中田「まさに公開処刑」
野中「骸骨マネキン トゥユー 骸骨マネキン トゥユー 

ごり押しウマウマ~

骸骨マネキン トゥユ~」
松井咲「バカ高~」
市川「さすが絶対音感」 松井咲「ハモっちゃった」
片山「私のほうがうまく歌えるもん!」

北原「いや、私のほうが」
一同「……」

中田「明日は大地震が来るな」
北原「うなぺろ(笑)」


仲川「雨だよー」
小森「わーいわーい」



342 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 19:56:20.81 ID:o0UxgZTB0
>>339
なにを言うとんねんww

けど続きまちw



340 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 19:37:28.24 ID:zChOsKOyO
続き待ち


341 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 19:42:09.58 ID:sy3i7LSd0
続き期待


343 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 20:06:42.17 ID:Dt699ujKO
仁藤「篠田うっっっっぜ~~~~~~~~」
河西「やっぱ腹立つわ」

市川「潰すとか意味わかんねぇんだよお局クソ野郎」
野中「あのババア一回もえのちゃんにキレたよね?可哀想だった」
松井咲「あの人に品性って言葉あるのかな?」

仁藤「まああいつは老害だしボケてるからほっときゃ死ぬよ、でも最近はゆびはら調子乗りすぎだよね」
北原「アイツ殺したいわああああああああああ」
中田「でしゃばる癖にノープランだから低能丸出しだよね」
松井咲「土田さんに謝ってほしい」
野中「芸人殺しだもんね」

松井咲「そうそう、てか私さきこだからさしこって止めて欲しいんだよね、なんか似てるし」
中田「ああ、あの陰湿腹黒短足腐れババアがつけたんだよ」

野中「ダックスフンドとかちゃちなもんじゃねぇ、ありゃ小4の女子だよ」
片山「短っ」
仁藤「最近はゲリクソマユユが寄生してるからな」
片山「金魚の糞ならぬダックスフンドの糞ってやつだな」

松井咲「金魚で思い出した!あのハゲもやしマジぶっ殺してぇ!」
中田「は~げも~やしっ」
河西「豆もやしー!」

片山「金魚というよりキンタマだね」
中田「キンタマは大島だよはーちゃん」
片山「てへぺろ(笑)」


はるごんは小森と風船ガムを食べています



344 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 20:39:45.50 ID:WNW0FhvL0
 ■ツインテールの少女達■

島崎「あ、まゆゆさん・・・今から打ち合わせあるらしんで、トイレ後にしてくだ――あれ、ももちさん?」

 島崎が高橋に頼まれ、渡辺を呼び戻そうとしたら――二人のツインテールの少女――渡辺麻友と嗣永桃子が対峙していた。

渡辺麻「もし」

 渡辺がゆっくり口を開く。

渡辺麻「もし、私がももちさんの言うとおり今回のイジメの主犯格としたら、一体何か問題でも? 私に謝って欲しいんですか?」

嗣永「――さあ。今となったらそれもどういうこと。ただ、私はあなたに一つだけ伝えたいことがある」

 嗣永は真っ直ぐ渡辺を見つめ、指を指し。

嗣永「あなたはAKBのセンターには絶対に立てない」



345 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 20:41:13.62 ID:WNW0FhvL0
渡辺麻「・・・」

嗣永「いや、立ってはいけない。前田敦子、松井珠理奈、高橋みなみ等が「周囲を幸せにするセンター」だとするならば、渡辺麻友、あなたは「周囲を不幸にするセンター」」

渡辺麻「・・・」

嗣永「ただ、そこにいるだけで周りを不安にさせる不協和音。そんなあなたがセンターに立つことはAKB48にとって良くない」

渡辺麻「・・・」

嗣永「ただ、これだけを伝えたかっただけ・・・別に今となっては、AKBに未練なんて一つもない。さようなら、きっとあなたに逢うことは二度とな――」

渡辺麻「ふざけんなよ、てめえ」



346 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 20:44:58.64 ID:WNW0FhvL0
 今まで口を閉じていた渡辺が口を開く。

渡辺麻「――私はAKBのセンターを目指している。お前に何が分かる? いきなり外部からやってきて、総選挙で1位を獲っただけでセンターになった、お前に何が分かる。私のここまでの6年間」

渡辺麻「最初はそこまでセンターになりたいわけじゃなかった。そりゃあ、少しでも上にはいきたかったが、私なんかがセンターになることはAKBにとって悪いことだと思った――」

渡辺麻「だけど、きっかけはあの第二回総選挙。あの時に、私はセンターを目指すことにした」

 第二回総選挙――。
 研究生ながら何と島崎遥香が28位を獲得。大きく飛躍した年であったが、一方で渡辺麻友は一つだけ順位を落とす5位という結果になった。
 といっても上は勢いがある板野友美、安定の篠田麻里子、二強の前田敦子、大島優子の四人。これ以上、上に行くことは、壁をぶち破ることは困難だと誰もが思った。
 しかし――。



347 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 20:47:13.21 ID:Dt699ujKO
北原「では最後に、篠田麻里子のほうからファンの皆様にお別れのご挨拶をお願い致します」
篠田「エッ…ハアアッ…グヒッ……こぉおんなっ」
北原「フッ…」

篠田「…こんないっぱいの、花束に…

…誰が囲まれると思いまっかあ?」
松井咲「……」
篠田「…ホントに…滅多に緊張することもあんまないんですけど…選挙は緊張しすぎて…寝れなくて…
朝の、

PON!の生放送にぢょっどおぐれでえぇ、危なかったんですけど…ハガアッ…」
河西「……」
篠田「……正直、AKB48がこんなにも応援してもらえて…

司会に徳光さんも来てくれるようになってえぇ…」

中田「フフフフ…」
篠田「フンフンフンフン…ありがとうございます…

…6ぬぇんがんやっでぎでぼんどによがったなってうおぼぉ!いばああっす!!!!
…グヘェッ…」
市川「ハハハハハ…」

篠田「ハアアッ…ハフンフンフンフンフンフンフンフンフンフンフン

助けてくださいw」

中田「…フフフフフフフ…w」
篠田「…誰かだっすけてくだしゃあああい…」
片山「ハハハハw」
篠田「助けてくだしゃああああい!」



348 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 20:54:33.08 ID:WNW0FhvL0
渡辺麻「お前がいなかったら――私は今回の総選挙では2位だった」

嗣永「・・・」

渡辺麻「センターになるためには、最低でも2位である必要があった。SKEのセンター松井珠理奈であっても、NMBのセンター山本彩・渡辺美優紀であっても、センターになるためには最低でもグループ内で2番目の人気が必要だ」

嗣永「負け惜しみ?」

渡辺麻「そうだよ、負け惜しみだよ――私はあんたには勝てなかった。全く下積みもない、お前に勝つことが出来なかった。これは私の力不足――だから私は」

渡辺麻「あなたをAKBから追い出すことにした」

 渡辺が言う。

嗣永「だから、あなたはイジメを行った――」



349 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 20:58:36.35 ID:WNW0FhvL0
渡辺麻「そう――お前は私がAKBの真ん中にいることは駄目なことだ、と思っているかもしれないが、逆に私はお前がAKBの真ん中にいることは駄目なことだと思う」

嗣永「どうして?」

渡辺麻「まず、身長が低い。これは致命的で、今まで身長がここまで低くてもセンターに立ったのは、たかみなのみだ――優子ちゃんは除くとしても」

嗣永「他には?」

渡辺麻「キャラが強すぎる。さらに、そのキャラの方向性がイロモノすぎる。お前がセンターになることによって、AKBは「ああいうロリロリで、ぶりっ子みたいな子が一杯いる」と思われる」

嗣永「・・・」

渡辺麻「私も――最初はそれがあって、AKBのセンターには立ちたくはなかった。アニメ好きな私がセンターになることによって、AKBは所謂秋葉色を強めてしまう、と思ってセンターになりたくなかった。でも――」
 
 渡辺は続ける。

渡辺麻「第二回総選挙、5位――悔しかった。心の何処かではもっと上にいけると思ってたから」

 ――今のこのこ現状には満足していません。



350 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 21:01:15.65 ID:WNW0FhvL0
 渡辺はあの第二回総選挙、壇上にてそう宣言した。
 5位というのも素晴らしい順位なのだ。あの天才小嶋陽菜、キャプテン高橋みなみより上の順位。これはAKBの中心メンバーと動いていく中では恥ずかしくない順位であった。
 しかし渡辺はもっと上を目指した。中心メンバーではなく、「中心」になるために、渡辺は人より何倍も努力をした。

渡辺麻「――もうツインテールやめよう」

嗣永「え?」

渡辺麻「AKBのセンターになるためには、「ロリ」要素であるツインテールをほどく必要があった。だから私はセンターになるため、ツインテールをやめることにした」

 渡辺は髪を触り、ツインテールをほどく。
 するとぱさぁ、とキレイな黒髪ロングが――。



352 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 21:03:51.40 ID:9v0gxHgt0
なんだろ
なんかまゆゆは最後はいい人で終わらせようと
必死になってる?



353 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 21:24:31.18 ID:Dt699ujKO
河西「いただき~チユウ~」
中田「下痢クソマユユね」
河西「なんかよくわかんね」
松井咲「髪固めてるとかマジキチですよね」
市川「咲子さんは基本固まってますよね」


片山「……どういう意味だw」
市川「さきっちょだから…」
松井咲「ちょっと山本呼んでこい」
市川「搾らないで~」


中田「大体何がいただきマユユだよ、何をいただくんだ?銭か?」
北原「根底の考えはシワキンと同じですね」
中田「それか白いの」

松井咲「オナペットとしてあなたの白いのいただきマユユ~」
中田「咲子さんが言うと…」
市川「さすがぽこちさん」
片山「性器をあだ名にされただけあるな」
松井咲「おい誰か唐揚げもってこい」
市川「ひえ~」


片山「こないだ6連続CMやってたね」
北原「やっぱマジキチだな」
岩佐「数字も金もなんでもほしいんだな」
松井咲「いただき曼陀羅ですよ曼陀羅」

中田「順位上がってますます髪固めてきたな」
片山「そこかい!」



仲川「ねむーい」
小森「いひっいひっみひひひ」



354 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 21:31:16.54 ID:WNW0FhvL0
渡辺麻「私、今日のテレビの収録ではツインテールをやめて、これでいくつもり」

嗣永「・・・」

渡辺麻「お前には決して出来ない。そのももち結び、とかいうツインテールをやめない限り――そんな覚悟がない人間には、AKBのセンターは渡すことがどうしても出来なかった」

 元々体は強くない。
 渡辺の体を見てもらえれば分かる通り、基本的に華奢で小柄な体格のため、長時間休まず動いていると支障をきたしてしまう。
 しかし――渡辺は歯を食いしばって頑張った。
 今年に限ると、AKBの活動以外にも、ソロデビュー、渡り廊下走り隊、『NO NAME』声優選抜――怒濤のように仕事が舞い込んできて、それを一つずつ着々とこなしていった。
 だから――

渡辺麻「だから――私の邪魔をする人間は許せなかった」



355 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 21:34:44.65 ID:WNW0FhvL0
嗣永「・・・」

渡辺麻「名前を出すのは辞めておく。昔、干されのくせに頑張っている人間がいた」

 渡辺は続ける。

渡辺麻「今まで殆ど敵なんていなかった――でも、その人達は私に刃向かってきた。そして、刃向かってきて――事もあろうか、私を人気面で上回ろうと活動していた」

嗣永「・・・」

渡辺麻「AKBにとって、いや芸能界にとって「干され」という属性は最大の足枷になる。いくら頑張っても運営が推してくれない、仕事が貰えない、頑張るための術を与えてくれない」

渡辺麻「これは絶望的なことであった。しかし彼女達は諦めなかった。最初はブログを始めて、運営の力を借りなくても何とか頑張ろうとして、彼女達は頑張り続けていた」

嗣永「どうしたんですか? その、頑張っている彼女達を」

渡辺麻「辞めさせてしまった――そう、お前と同じように。周りを固めて、イジメて、時には運営の力を借りて――辞めさせてしまった」

嗣永「どうして、辞めさせてしまったの?」

渡辺麻「怖かったからだよ!」



356 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 21:36:52.03 ID:WNW0FhvL0
 突然、叫び出す渡辺。

渡辺麻「今まで、そこらへんに漂っているゴミくらいにしか思っていなかった。だけど、そんな彼女達は――歯を食いしばって頑張り、少しずつ彼女達を味方する者が現れた」

渡辺麻「私に――私に実力なんて一つもない。歌もダンスもそれ程だと思っているし、トークもただ勢いだけで誤魔化しているだけで決して上手くない――それなのに、運営から推してもらっている。守られている!」

嗣永「・・・」

渡辺麻「私・・・もし、彼女達がこれ以上力を伸ばしてきて、私と対等な存在になってしまったらどうしようと思って・・・怖かった。怖くて怖くて仕方なかった」

嗣永「だから、辞めさせたと」

渡辺麻「そうだよ――私は弱い。私は弱いからこそ、彼女達と正面きって戦おうとしなかったし――今回の件でも、お前と戦おうとしなかった」

嗣永「・・・」

渡辺麻「それは私の心が弱かったから――」

島崎「そんなことないです!」



357 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 21:38:22.16 ID:6vCB+49a0
作者叩かれすぎワロタw


358 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 21:38:50.86 ID:WNW0FhvL0
 今まで傍観者として眺めていた島崎が二人の間に割って入る。

渡辺麻「ぱるる・・・?」

島崎「私、まゆゆさんのこと凄いと思ってました・・・私も次世代エースなんて言われて――歌も下手ダンスも下手、トークも下手――だけど周りからは期待されているポンコツエース」

島崎「怖いのは誰だって一緒です。でも、まゆゆさんは途中で逃げ出さなかった。センターという重圧から逃げだそうとしなかった、いつでも逃げ出せるのに・・・そんなまゆゆさんに私、憧れていました!」

嗣永「・・・ふう。私もね」

 嗣永が島崎に続けて言う。



359 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 21:45:15.28 ID:Dt699ujKO
田名部「わたしが考えた最強のピカチュウ!

まず性格はのうてんき!

これは防御力が上がる性格なんだ!これなら打たれづよくなるだろう!
特防は下がるけどまあよしとしよう!



次に持ち物はかえんだま!

これは自分がやけどになる道具で、自分をやけどにすることで状態以上にならないんだ!すごいだろ!発明だよ!



そして4つの技は!


電気ショック・しっぽをふる・なきごえ・たたたきつける



まず電気ショックはPPが魅力で、しかもダメージを与えつつ麻痺にできる!


まさかPPの少ない10万ボルトや雷を使う馬鹿馬鹿しいことはしないよね!


次にしっぽをふる、なきごえの2つ。相手の能力を下げる技なんだ。ただでさえ嫌な技を2つも使われたら相手はボロボロ!


そして極めつけのたたきつける!やっぱピカチュウのしっぽはたたきつけるを使わなきゃ!

これが私の最強ピカチュウよ!むはははははははははははははは!」



360 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 21:47:34.08 ID:OjTbu0v6O



363 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 22:45:28.15 ID:0EVpMZly0
                   ,, -―-、
                  /     ヽ
             / ̄ ̄/  /i⌒ヽ、| 
            /  (゜)/   / /  
           /     ト、.,../ ,ー-、
          =彳      \\‘゚。、` ヽ。、o
           /          \\゚。、。、o
          /         /⌒ ヽ ヽU  o
          /         │   `ヽU ∴l
       r⌒/ |       │     U :l
      /  i  │      │       U
     ./  /  /       )      精神をオエーー!!!!
     ./ /  /      //
    /   ./     / ̄
    .ヽ、__./     / ⌒ヽ
        r    /     |
      /          ノ
     /      /    /
    ./    //   /
    /.   ./ ./  /
   i   / ./ /
   i  ./ .ノ.^/
   i  ./  |_/
   i /
  / /
  (_/



366 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 23:22:24.70 ID:WNW0FhvL0
嗣永「正直なところ、イジメが苦しくて辞めた、というより「AKBのセンターに立つ」という重圧に負けて辞めてしまった、というのが本音。イジメはそのきっかけに過ぎなかった」

嗣永「私はAKBに入る時、感情を捨てた。もし、周りから叩かれても、何を言われようとも受け流し、乗り越えるつもりだった」

渡辺麻「ももちさん・・・」

嗣永「だけど、センターというのは予想以上に重圧が凄かった――もし、私が失敗したら? 私を推すために干されたメンバーはどうなるの? ――そういうことを考えたら夜も眠れなくなった」

渡辺麻「・・・」

嗣永「周囲を不幸にするセンター、――なんて言ったけど、同時に私はまゆゆに期待している。それ程のポテンシャルを秘めている少女だと思うから、それ程――輝いている少女だと思うから」

渡辺麻「・・・」

嗣永「私が言いたかったのは「センターになるためには、もっと成長しなければんらない」――歩みを止めてはいけない、ということ――頑張って、あなたはもっと頑張れる」

渡辺麻「じゃあ、どうやったら」



368 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 23:24:54.18 ID:WNW0FhvL0
 声を絞り出すように言う。

渡辺麻「どうやったらいいの? 私はみんなが思っているより、心が弱い――でも、十分に頑張っているつもりだ。だから、どうやって」

嗣永「まずは、逃げずに戦うこと」

渡辺麻「え?」

嗣永「昔――私はとあるテレビ番組で「会いたかった」の替え歌を歌った。別路線で走ろうとしていたハロー!プロジェクトに危機感を覚えたから」

渡辺麻「・・・」

嗣永「そう、あの時、ハロー!プロジェクトはAKBから目を逸らしていた。でも私はそれじゃあ駄目だと思った。同じアイドルの括りとして、目を開けて戦っていく必要性があると思った」

島崎「それが、あの「会いたかった」――」

嗣永「そう。私はあの時点で、替え歌を歌うことによって、ハロー!プロジェクトがAKBより下であることを認めた。そして同時に、AKBと正面きって戦っていく覚悟をした」

嗣永「まあ、結果的にはAKBに入っちゃうことになったけどね――でも、私はもう一度、もう一度AKBと戦っていくことに決めた」

島崎「それが、AKBを辞める理由にも繋がっていくんですか?」

嗣永「まあ、そういうこと」

渡辺麻「目を逸らさず・・・逃げずに、戦うこと」

高橋「おー、ももちさんとまゆゆ!」



372 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 23:33:52.20 ID:WNW0FhvL0
 なかなか戻ってこない渡辺麻友に痺れを切らしたのか、高橋が控え室から出てきた。

嗣永「たかみな・・・」

高橋「早く打ち合わせするぞ! 何、そんなところでボーッとしてるんだ。早く控え室に戻ってこい」

渡辺麻「・・・はい! すみません」
 
 そう言って黒髪ロングの少女は控え室に戻っていく。

島崎「ももちさん・・・」

嗣永「・・・うん、行こう! ぱるる。今日も、ももちパワー全開でいくぞ。AKBとして最後のテレビ出演だ!」

島崎「・・・はい!」

 こうして次世代エース渡辺麻友の物語は終わる。
 いや、物語は終わるわけではなく、これからも続いていく――ただ、これから渡辺が逃げながらセンターを目指すのか、それとも戦いながらセンターを目指すのか、それは渡辺次第という奴で――
 そしてもう一人、次世代エースが嗣永の後に続く。
 彼女はポンコツエースと言われ、センターとしての自覚も足りない。
 しかし、今回のことでセンターに立つ、という意味に少しだけ気付いた島崎であった。



376 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 23:46:09.13 ID:WNW0FhvL0
 ■か弱きオトメじゃ勝てないの、この恋だけは負けられない■

嗣永「みなさんー、久しぶりです! ももがBerryz工房のメンバーとして戻ってきました!」

 ――ここはとあるアイドルフェス。Berryz工房以外にも、モーニング娘。であったりスーパーガールズであったりももいろクローバーZであったり――渡辺麻友が出演する類の。
 そんな会場が嗣永の一言により湧き上がる。

夏焼「それにしても、ももちAKBどうだった?」

嗣永「んー。やっぱりももが一番可愛いかな、と思いました」

 どっと、より一層湧き上がる。

嗣永「でも、一人だけ――もも、私より可愛い人がいました」



377 : ◆Q5rNtE.wug 2012/09/30(日) 23:51:47.73 ID:WNW0FhvL0
 嗣永が声を張り上げて言う。

嗣永「AKBに入った瞬間、『彼女』を見て、絶対に勝てないと思いました。もう目を逸らしたくなる程、それ程『彼女』は輝いていました」

嗣永「総選挙では1位を獲ることが出来ましたが・・・本当のところで、私は『彼女』に勝てていたかと言われると・・・少し疑問です」

嗣永「なので! ももはもっと成長しなければならないのです! 次、会った時に胸を張って『彼女』と目を合わせられるように、ももはもっと成長しなければなりません。だから――!」

 嗣永は自分でツインテールをほどき。

嗣永「今日からももち結びを辞めます!」

夏焼「ももち・・・」

嗣永「それでは大切な友に捧げます。聞いてください、『もうツインテールやめよう』――」



378 :名無しさん@実況は禁止です 2012/09/30(日) 23:53:23.75 ID:gAh0U3d40
ももちはBuono!だと基本的にももち結びはしない


380 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:04:49.57 ID:WNW0FhvL0
 ■薄め開けて見ていた大人誕生■

渡辺麻「みなさん盛り上がっていますかー!?」

 続けて渡辺の出番――。

渡辺麻「突然ですが、私は今日から逃げずに戦うことを宣言します!」

 訳の分かっていない会場がどよめく。

渡辺麻「私は、今まで逃げてばっかりでした。私が弱いばかりに、逃げてばっかりでろくに戦ってきませんでした」

 そんなことないよ――会場の何処からか声が聞こえる。

渡辺麻「ありがとうございます――ただ、これは私の決意です。もう私は目を逸らしません。薄目でも、絶対に目を逸らすことなく、戦っていきます!」

渡辺麻「大切なライバルに捧げます。聞いてください、『初恋サイダー』――」

 渡辺麻友がBuono!の初恋サイダーを歌う――。
 それは渡辺にとって、小さな、そして大切な宣戦布告であった。



381 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:06:14.59 ID:ufIBl4j20
 ■アンチが生まれて、スターは育つ■

島崎「えー、ここどこー?」

 ――いよいよやってきた、じゃんけん大会本番――。
 今回、センターを目指す島崎は、というと。

島崎「やばーい、道に迷った・・・武道館広すぎるよ。何か、どんどん暗い方に進んでいってるような・・・」

 何故か道に迷っていた。
 ぽんこつエース。

島崎「うー」

??「あっ、ぱるるしゃん!」



382 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:09:49.04 ID:ufIBl4j20
 誰かに話し掛けられて――後ろを振り向く。

島崎「はい?」

??「お久しぶりです! 頑張っていますか!?」

島崎「ひ、久しぶり」

島崎(一体、誰だっけ? 見たことあるんだけどな)

 久しぶり、とは言ったが、誰なのか思い出せない島崎。

??「私は出場しないですけど、じゃんけん大会頑張って下さいね!」

島崎「う、うん。頑張るね!」

 それだけを言って――声の主は何処かへ走り去ってしまう。
 ――はて、一体誰だったか――確かに島崎は彼女のことを知っている。しかし名前が出てこない。
 あの人懐っこい笑顔。まるで子供のような笑顔――そう、あの無垢な笑顔の持ち主は――。

島崎「ま、いっか。とにかく今は早く舞台にいかないと」

指原「ぱるる、何してるの?」



383 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 00:13:46.86 ID:AVBsUFVg0
麻友ヲタが怒ってるのは
早乙女事件というアンチの妄想話をネタに使われたからじゃない?
当時麻友スレ大変なことになってたみたいだし



384 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:15:40.19 ID:ufIBl4j20
島崎「あれ、指原さんじゃないですか」

 無垢な笑顔の少女とは別に――暗闇の中から指原が現れる。
 まるで夢のように。

指原「どうしたの? 舞台はあっちだよ?」

島崎「あ、ありがとうございます。あれ? 何で指原さん、じゃんけん大会に来てるんですか?」

指原「・・・まあまあ、私アイドル好きだし」
 
島崎「あっ、そうですか」

 何もおかしなことはない。
 おそらく一観客としてじゃんけん大会を見に来たのだろう。
 何もおかしなことはない――だが。

島崎「指原さん、ありがとうございます。では――」

指原「ぱるるはセンターになるつもり?」



387 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:22:55.81 ID:ufIBl4j20
 走り去ろうとする島崎に対して、話し掛ける指原。

島崎「はい?」

指原「風の噂で、ぱるるはじゃんけん大会で優勝してセンターになろうとしている、って聞いたけど・・・本当にセンターになるつもり?」

島崎「はい。確かにももちさんはAKBからいなくなりましたが、それでも私がセンターになる、という目標は変わりません」

指原「――本当にぱるるはセンターになる覚悟があるの?」

島崎「何言ってるんですか指原さん。たかがじゃんけんのセンターですよ。じゃんけんにさえ勝てれば誰にでもセンターになれる――」

指原「ぱるるはこのタイミングで、じゃんけん大会でセンターになる、という意味がどんな意味を持つのか。それを分かって言ってるの?」

島崎「?」

 指原は続ける。

指原「今現在、次世代センターとして期待されている人間は『渡辺麻友』『松井珠理奈』『島崎遥香』の3人に絞られるだろう」



389 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:27:08.76 ID:ufIBl4j20
指原「しかし渡辺麻友は3期生なので次世代と呼ぶには少し抵抗がある、そして松井珠理奈にいたっては兼任とはいえSKEのままだ――さらに、9期生以前と以降では少し区別されている節がある」

島崎「・・・」

指原「つまり、運営としても、物語的にもぱるるがセンターを獲る――これが次世代エースという名を引き受けるには相応しい、おそらく運営はそう考えている」

島崎「だから・・・」

指原「そして、その中でじゃんけん大会でセンターになる。ということは、どういう意味を持つか。運営が一番センターにしたい人間がじゃんけん大会で優勝するということは――」

島崎「八百長・・・そう言われると思っているんですか?」

指原「まあね。そう言われる可能性が一番高い、ということ」



390 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:30:36.87 ID:ufIBl4j20
 八百長――。
 確かに自分がセンターに立つ、ということは、おそらくそう言ってくる人間もたくさんいるだろう。
 それでも――。

島崎「関係ありません」

指原「関係ないって言うと?」

島崎「だって、八百長でないことは私が知ってますし、言いたい奴は言わせとけば良いんです。私には関係のない話です」

指原「見上げた根性だね。流石、次世代エース――じゃあ、質問内容を変えるね。センターの条件って一体何だと思う?」

島崎「えっ、何でしょう・・・分かんないです」

指原「それは絶対的な精神力――いくら周囲から何を言われようとも気にしない、鈍感とも言える精神力。それを前田敦子は持ち合わせていた――もっと言うと、感情を捨てた嗣永もそれを持ち合わせていた」

島崎「・・・」

指原「とある少女がいた――彼女は秋元康先生から「逸材」と称され、「この子と出逢うためにAKB、SKEを作った」と言った」



391 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:36:18.00 ID:ufIBl4j20
島崎「一体・・・」

指原「しかし少女は、あまりにも大きい、大きすぎる重圧に負け壊れてしまった。そりゃそうだ、あれ程子供みたいに小さくて弱い少女にセンターという看板を預けてしまった」

指原「だから少女は壊れてしまった。あまりにも大きすぎる重圧、それを背負いきれず彼女は壊れてしまった――それを言うならば、失敗した松井珠理奈。推せば推す程人気が出る――そう考えている運営のアンチテーゼだった」

島崎「指原さんの話は難しすぎます・・・一体何が言いたいのか」

指原「ごめんごめん。話が脱線してしまったね。じゃあ、もう一度言うね。ぱるるは本当にセンターになるつもり?」

島崎「それは・・・」

指原「私は松井珠理奈こそがAKBのセンターに相応しい、と思いプロデューサーさになった。しかし最終的には松井珠理奈のSKEの想いの強さに負けた。そして感じた――松井珠理奈を守ってくれるのはSKEのメンバー」

指原「そしてSKEのファンだ、と。だから私は松井珠理奈をAKBのセンターにすることを諦めた――そして、もう一人、センターに相応しい渡辺麻友という人物がいる」



392 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:48:03.12 ID:ufIBl4j20
島崎「まゆゆさんですか・・・」

指原「そう、まゆゆ。旧チームB時代から知ってるけど、あの子は人一倍負けん気が強い。だからそれを外部に向けてしまい、早乙女美樹等のメンバーを辞めさせてしまった」

指原「しかし、これからのまゆゆ――渡辺麻友は違う。嗣永桃子の卒業に対して何かが芽生えたのか、逃げずに戦うことを覚悟した。元々実力は人一倍ある子だ。ぱるるはあの子と戦っていかなければならないんだよ?」

島崎「私・・・」

指原「だからといって、ぱるるに味方してくれるファンは少ない。松井珠理奈にはSKEのファンがいた。渡辺麻友にもAKBのファンがいる――だけど、ぱるる。あんたは今回の総選挙で何位だった?」

島崎「23位・・・」

指原「そう。確かに大躍進とも言える順位で立派なものだ。しかしAKBのセンターになるためには全然足りない。足りなすぎる――ファンがいるかいないか、これは大きな差がある」

島崎「・・・だからこれは、たかがじゃんけん大会――」

指原「止めるのは今の内だ」



393 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 00:51:59.82 ID:FCp+K34tO
埋め


394 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 00:54:51.41 ID:ufIBl4j20
 指原は続ける。

指原「もし、今回間違って優勝してしまっては、運営は止まらなくなる。メディアでも「次世代エース」と言われ推されまくれ、運営の推し方もさらに強くなるだろう」

島崎「・・・」

指原「悪いことは言わない。止め溶け。センターになったとしても良いことは一つもない。別にメンバーの一人で良いじゃないか。ぱるるなら、それでも十分スポットライトが当たる」

指原「別にいいじゃん。嗣永桃子はAKBを辞めたし、おそらく渡辺麻友か大島優子かがセンター獲るだろうし――別にぱるるに困ることは一つもないじゃん」

島崎「私は・・・」

指原「もう一度聞く。『島崎遥香はAKBのセンターに立ちたいか?』」

島崎「私は・・・」

 島崎は真っ直ぐ指原を見つめ直し。

島崎「私は、AKBのセンターに立ちます!」



395 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 00:55:23.57 ID:fACtx/nW0
作者は指原推しだよね
前の作品も指原を放送作家にしてたような・・・



396 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 00:56:43.18 ID:FCp+K34tO



397 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:00:29.98 ID:ufIBl4j20
指原「・・・」

島崎「もしかしたら、私じゃ力不足かもしれません。私を応援してくれるファンの人も少ないかもしれません。でも――確かに私のことを応援してくれる、期待してくれるファンはいます」

島崎「そんなファンの人達のため――そして何より、私自身がやっぱりセンターに立ちたい! 前田敦子さんのように、渡辺麻友さんのように、もっとキラキラしていたい!」

島崎「最高のアイドルになりたい! これが私の願いです」

指原「・・・そっか。うん、分かった。ぱるるがそう言うなら止めない」

 指原は島崎に背を向け。

島崎「指原さん・・・!」

指原「私も、何だかんだ言ってぱるるがセンターに立つんじゃないかな、って思ってるよ。出来れば私がプロデュースしたいけど――私じゃきっとぱるるを潰してしまう」

島崎「指原さんは、これからどうするつもりなんですか?」

指原「私? 私はね、AKBを潰す」

 指原の言葉にぞっとしてしまう島崎。



398 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 01:00:39.92 ID:+DW0OJ9l0
ももちと聞くと格ゲープレイヤーの方を思い浮かべてしまう


399 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:03:29.53 ID:ufIBl4j20
島崎「AKBを潰す・・・?」

指原「潰すっていうのは少し言い過ぎかな・・・私はAKBより人気のあるアイドルをこの手で生み出す――これが私の願い」

島崎「・・・」

指原「最高のアイドルになる――その夢が絶たれた今、今度はプロデューサーから最高のアイドルを作り出してやる」

 そう言って、指原は島崎の方を振り返らず手を振り。

指原「ばいばい。ぱるる。また何処かで会うと思うけど、しばしのお別れっていう奴で」

島崎「指原さんは何を・・・」

 島崎が話し掛けても答えが返ってくることはなかった。
 二度と。



402 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:23:45.45 ID:ufIBl4j20
 ■背負いきれなかった荷物■

??「あっ、指原しゃん!」

指原「――そこにいたの!? 本当に探したんだから」

??「これからじゃんけん大会見るんですか?」

指原「――いや、見ない。だって興味ないもん。たかがじゃんけん」

??「えー、そうですか? 私、興味ありますもん! 見ましょうよ、見ましょうよ!」

指原「――ちゃんは、見れるの?」

??「え?」

指原「じゃんけんとは言え誰かがセンターに立つ。一方、自分は取り残されている。そんな状況を冷静に見ることが出来るの?」

??「・・・やっぱり止めましょう。指原しゃん。帰りましょう」

指原「うん、そうするのが良いと思うね」

 ――二人は武道館を出て、指原はそこで振り返り。

指原「頑張ってぱるる・・・センターの道程は厳しすぎるものだと思うけど。そして運勝負だからぱるるが勝つとは限らないけど。ぱるるが選ばれた人間なら、きっと勝利の女神はぱるるに微笑む」

??「指原しゃん・・・?」



403 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:28:04.58 ID:ufIBl4j20
指原「――。もう一度言うけど。私はあなたをこれから潰す」

??「・・・」

指原「一度潰れたあなた。あまりにも大きすぎる重圧に勝てなかったあなた。しかし、まだあなたは前を向く意志があったから――私はもう一度、あなたを潰す」

??「・・・」

指原「それに耐えきれる覚悟はある?」

??「・・・はい! もちろんです!」

指原「・・・うん、そっか! ごめんごめん、変なこと聞いて。じゃあいくよジョー」

 指原は城恵理子の頭を撫で。

指原「アイドル界の頂点取るよ」

城「・・・はい!」

 こうして指原プロデューサーとアイドル城の物語は始まるが、それはまた別の物語のようで――。
 その少女はあまりにも無垢な笑顔の持ち主であった。そして、一度は大きすぎる重圧に潰されてしまった少女であった。
 そして――背負いきれなかった荷物をもう一度背負うことを覚悟した少女であった。



404 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:28:56.01 ID:ufIBl4j20
 ■センターを目指すんだ■

島崎(何かよく分からない内に決勝戦。後一回勝てばセンターだ・・・)

司会「では、位置について!」

島崎「・・・はい!」

 決勝戦の相手である仁藤と対峙する島崎。

島崎(私は・・・)



405 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 01:36:49.18 ID:9xbK0S/P0



406 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:37:04.34 ID:ufIBl4j20
 島崎は思う。

島崎(私はもっとキラキラしていたい。ファンのため、そして何よりも自分のため、もっとキラキラしていたい)

島崎(そのためには、色々な障害もあると思う。逃げ出したくなることもたくさんあると思う。だけど私は――決して逃げ出さない)

 ――勝った自分をどれだけイメージできるか
 ――勝った時の自分をイメージ

島崎(内田さんから、そう聞いてから――ずっと、出す手は決まっていた)

司会「レディー!」

島崎(勝った時の自分をイメージ・・・勝った時の自分をイメージ・・)

司会「じゃんけん!」

 ――会場が一成に沸いた。
 誰がセンターになったのか――それはあなたで考えて欲しい。
 ただ、新センターはVサインである「チョキ」を出して勝った――これだけは付け足しておこう。

ナレーション「新センターは――」

 次世代エースは満面の笑みを浮かべてそこに立っていた。

         《終わり》



407 : ◆Q5rNtE.wug 2012/10/01(月) 01:37:52.82 ID:ufIBl4j20
>>1です。
とりあえず、今回の物語はこんな感じで終わりです。
今回は一応《センター》をテーマにしました。センターというのは常に叩かれるものであり、同時に自分が輝きながらも他を輝かさなければならない――そんな存在です。
注目される、というメリットはあるものの、それに対してのデメリットは非常に大きいものです。
そんなセンターになろうとしているメンバーを、僕は応援していきたいなと思います。

最後にみきぽむ事件を題材にしましたが、渡辺麻友さんのファンの人はすみません。
多分、これ言っても絶対信じてくれないでしょうけど、指原がAKBからいなくなってからは、《AKB》での推しは「渡辺麻友」です(HKTだったら指原ですけど)
で、好きになった理由はみきぽむ事件を知って、「凄い面白い物語持っている子だな」と思ったのがきっかけだったんで、特に深く考えずに出してしまいました。深くお詫び申し上げます。

では。



408 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 02:37:51.15 ID:HnSqOGOu0
お疲れ 


410 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 03:19:14.47 ID:wfkazVMw0
さっしーは物語の言動が実際のキャラと合っていて違和感ないが、
まゆゆとぱるるはそこがどうも一致せず違和感がある。
その子だったらそういう言動はしないだろう、みたいな。

まゆゆ推しの期間が短いそうなので、
また、ぱるるも表に出だしたのが最近だし、
もう少し時間がたったら、もうちょっと違った話になったのではと思う。



411 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 03:51:27.22 ID:rgCpGSb60
おつん


412 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 06:22:24.53 ID:uqVOLbnuO
で、結局早乙女事件を出した意味あった?
ももちに対する周囲のイジメ描写もぱるると全然関係なかったし、よくわからない作品だったな。

センター観を語る話の割にはあっちゃんや大島にほとんど触れなかったし、
結局ももちがイジメられるシーン書きたかっただけちゃうかwww



416 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 08:16:59.74 ID:M6Nb68mzO



417 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 08:41:41.51 ID:TF/cVzmSO
最後のジョーの所、良かったよ


418 :名無しさん@実況は禁止です 2012/10/01(月) 10:30:55.51 ID:CPdZKFRHO
城、指原物語の続きに期待



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