「うん…!」
衛藤美彩は立ち上がり、桜井玲香の横に立った。

衛藤「能力発動!《美彩先輩》!!!みんな…!!!」

キュィィィィン―――…

『えっ『この声『れい『キャプ?『なんで『助けて!』どうやっ『これ『れいか『か?』

394: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 15:43:38.20 ID:zBz2O+Xg0
支援

395: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 15:43:47.88 ID:QG9eB9xr0
その時、部屋の中に中元日芽香が飛び込んできた。
中元「ねえ!!!さっきの狼が!!!」

「この声は…玲香!?」
「…狼?」
隣室で川後陽菜と桜井玲香の声を聞いた深川麻衣は、壁越しに中元の声を聞いた。
深川「狼…狼……あ!ポチ!!!」
深川はベッドを飛び出した…
川後「あっまいまい!!!ひめたんの馬鹿!!!」



「…えっ?」

桜井「何か聞こえた…?」
橋本「何が聞こえたの…!?」

衛藤「今…助けて…って…!!!」

396: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 16:07:56.75 ID:QG9eB9xr0
「ポチッ!!!」
山小屋を飛び出した深川が見たものは…



橋本「誰の声で助けてって!?」
衛藤「あの…裏声は…」



深川「これは…。」
川後「まいまい!…え?」

「どうしたの!?」
中元と若月と伊藤と生田と松村が後に続く…。

中田「ポチが…!急に輝いて…!それでこれに…!」
松村「これ…なんなん…。」
生田「知ってるあれにに似てる…!」

生田は山小屋の中に駆け戻りパソコンの横のDVDを漁った。
生田「13日の金曜日…E.T…ちがう…これだ!スターウォーズ!!!」

生田は外に戻り…
「これ!これに似てる!!!」
パッケージを指差した。
生田「ライトセーバー!!!」

「ポチ…」
深川は崩れ落ちた。
深川「じゃあ…ポチは…死んじゃったんだね…救えなかった。」
川後「まいまいのせいじゃない!!!」
松村「うん…まいまいが…走ってポチの所に行った時にはすでに…。」


その時。

【かずみん!!!かずみん何があったの!!!】

397: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 16:30:10.53 ID:QG9eB9xr0
橋本「美彩!!!」
衛藤「うん!!!」

キュィィィィン―――…

西端の山…
森の中を駆け向ける三人の人影がある…

先ほど…


「…はぁでも。」
涙をぬぐった白石が言った。
白石「これから…どうしようっか…。」
その時。

高山「…え?」
永島「なにどしたの…っな!!!」
白石「なに…?」
三人が振り返った先に見たものは…

ザッザッザッザッザッ………

永島「うそでしょ…。」
高山「あ…あれは…。」
白石「逃げて!!!」
走り出す三人…


高山「はぁ…はぁ…やばい…!!!」
永島「…くっ…!まだ能力が使えない…!!!」
白石「はぁ…はぁ…このままだと追いつかれる…!」

【みんな、聞こえる…!!!】

永島「はぁ…はぁ…この声は…れいか!?」
白石「はぁ…はぁ…テレパシー!?…サイコキネシス!?」
高山「…っく…助けて!!!」

【かずみん!!!かずみん何があったの!!!】

白石「はぁ…やっぱりそうだ…!!!れいか!!!」


『れいか!!!』

衛藤「聞こえた!!!この声は…まいやんだ!!!なにがあったか聞いて!!!」

【何があったの!!!】

398: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 16:38:40.99 ID:QG9eB9xr0
【みんな、聞こえる…!!!】

和田「…へ?」
斉藤「…えっ…」
能條「この声は…!」

生駒「れいか!!!」

【かずみん!!!かずみん何があったの!!!】

市來「…かずみん!?かずみんに何があったの!?」
樋口「かずみん…!」




【みんな、聞こえる…!!!】

井上「これは…!」
星野「…れいか!」

【かずみん!!!かずみん何があったの!!!】

堀「なにが…!?」

399: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 16:52:09.91 ID:QG9eB9xr0
「な、なにが…。」

ピコン!

その時、山小屋に鳴り響く電子音…

伊藤「メールだ!!!」
若月「きっと玲香達からだ!!!」
二人は走り出し…

伊藤「はぁ…はぁ…なにがあったの!」

カチッ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

件名:事情通
本文:

残念。
桜井さんではありません。

しかし、朗報です。
狼…いや、ポチが変化したものを、もうご覧になりましたね。
あれは、ゲームマスターの使い達を倒すことの出来る唯一の武器です。
生田さんの言ったようにライトセーバーに似た…紫の長いサイリウムです。

ゲームマスターの使い達を倒すには、それを刺して消滅させること以外、方法はないのです。

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400: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 16:56:41.26 ID:y5Jg3VkjO
shien

401: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 17:04:33.69 ID:QG9eB9xr0
【何があったの!!!】

白石「はぁ…やっぱりそうだ!!!れいか!!!今西の山にいるの!!!
   誰か助けに来て!!!」



【何があったの!!!】

「…あみ!!!ちーちゃん!!!」
その時樋口日奈が叫んだ。

能條「えっなに!?」
斎藤「なに!?」

「…かずみん達を助けに行くよ!」
樋口は傷ついた体を起こしながら言った。
「私が《坂之上》くんに変身するから、その時にあみが私を押さえて!そして…」
樋口は真っすぐに斎藤ちはるを見た。
樋口「そしたらすぐにコントローラーを刺して!」

402: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 17:17:29.70 ID:tK0Bnwxf0
キメラアントのウルトラマン

403: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 17:18:18.23 ID:QG9eB9xr0
キュィィィィン―――…

『れいか!!!今西の山にいるの!!!誰か助けに来て!!!』

衛藤「れいか!今まいやんとかずみんは西の山にいる!!!助けを求めてる!!!」
桜井「わかった…!今、西の山に近い人達!!!かずみんとまいやんを助けに行ってあげて!!!」



【今、西の山に近い人達!!!かずみんとまいやんを助けに行ってあげて!!!】

井上「みなみ!!!私は多分行きしか力が持たない!!!」
星野「うん!!!二人ともつかまって!!!」

星野は走り出す…



【今、西の山に近い人達!!!かずみんとまいやんを助けに行ってあげて!!!】

生駒「ひなちま…!そんな体じゃ無」
樋口「能力発動!《坂之上くん》!!!」
生駒「理!あぁ待って!!!」
能條「っく!能力発動《あみの背中》!!!」
斉藤「能力発動!《テレビゲーム》!!!」



【今、西の山に近い人達!!!かずみんとまいやんを助けに行ってあげて!!!】

伊藤「どうすれば…!!!」
若月「…っく!!!」

カタカタカタッタン!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

件名:
本文:

れいか!!!!!
みなみにこっちに戻るように伝えて!!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

404: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 17:29:59.44 ID:QG9eB9xr0
ピコン!

橋本「…れいか!若月がみなみにこっちに戻るように伝えてって!!!」

桜井「わかった!!!…みなみ!みなみは若月達の所に戻って!!!」


【みなみ!みなみは若月達の所に戻って!!!】

星野は急停止した。
星野「えぇっ!?」
井上「仕方ない…みなみは堀ちゃんを連れて戻って!私だけ行く!!!」
星野「わ、わかった…。」
星野は井上を森の外れに降ろした。

井上「みなみ早く!!!」
星野「わかった!!!堀ちゃんつかまって!!!」

星野は方向を変えて再び走り出す…

井上「能力発動!《スーパー戦隊》!!!」



【みなみ!みなみは若月達の所に戻って!!!】

若月「よし!!!」
若月は再び部屋を飛び出した…

伊藤「使い達って…なに!?」

カタカタカタ…ッタン

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

件名:Re:事情通
本文:

使い達って…何なんですか!?
それにあなたは嘘をついたり武器をくれたり、
一体、味方なんですか!?敵なんですか!?

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

405: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 17:40:51.50 ID:QG9eB9xr0
外に出た若月は叫んだ。

若月「みなみが来る!!!みんなそのサイリウムを持って!!!」


ピコン!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

件名:Re:Re:事情通
本文:

私は、君達が全く戦わずしてこの島を出ることを望んではいない。
成長に傷は…つきものだからだ。

しかし、君達が傷つき過ぎることは望んではいない。
そこが、私とあの方との違いだ。


私はどうやら干渉し過ぎたようだ。
あの方はもう私の存在に気づいている。
これが最後のやり取りになるだろう。
最後に一つ。
メンバーの能力一覧を、もう一度注意深く見るんだ。

では、検討を祈る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

406: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/14(土) 17:58:55.57 ID:QG9eB9xr0
「…よし!私達も行くよ!!!」
橋本奈々未は立ち上がった。
「うん…!」「行こう…!」




伊藤「能力一覧…!?」

ピロリン!

伊藤「…更新!!!」

カチッ

秋元《落ち》        生田《ハモり芸》      生駒《主人公》      市來《社交ダンス》   伊藤《怒りのロンダート》   
伊藤《まりっかちゃんねる》 井上《スーパー戦隊》    衛藤《美彩先輩》     川後《川後P》     川村《アップフロント》  
齋藤(飛)《扇風機》     斎藤(ち)《テレビゲーム》  斉藤(ゆ)《出っ歯たん》  桜井《キャプテン》   白石 =消滅しました=   
高山《裏声》        中田《なかだかな》     中元《ひめたんビーム》  永島《進撃のせいらりん》西野《どいやさん》
能條《あみの背中》     橋本《理論武装》      畠中《大時化》      樋口《坂之上くん》   深川《聖母》   
星野《9トン》       堀《アップデート》     松村《さゆりんごパンチ》 大和《トマト      若月《若様》
和田《リレー》

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

秋元《釣りったん》     生田《ハモり芸》      生駒《少年漫画》     市來《社交ダンス》   伊藤《怒りのロンダート》   
伊藤《まりっかちゃんねる》 井上《スーパー戦隊》    衛藤《カボス》      川後《川後P》     川村《アップフロント》  
齋藤(飛)《扇風機》    斎藤(ち)《テレビゲーム》   斉藤(ゆ)《出っ歯たん》  桜井《ホイップ》    白石《ガールズルール》 
高山《裏声》        中田《なかだかな》     中元《ひめたんビーム》  永島《進撃のせいらりん》西野《どいやさん》
能條《あみの背中》     橋本《理論武装》      畠中《大時化》      樋口《坂之上くん》   深川《聖母》   
星野《9トン》       堀《デリート》       松村《さゆりんごパンチ》 大和《トマト》     若月《若様》
和田《リレー》

407: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 19:57:10.14 ID:y5Jg3VkjO
紫炎

408: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 20:03:02.80 ID:tK0Bnwxf0
シェン・シェンシャス

409: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 21:52:29.12 ID:PHlL9NlL0
紫煙

410: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 22:41:16.51 ID:tK0Bnwxf0
私の名は シェン・シェンシャス、
再生屋だ

411: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 23:15:36.24 ID:tK0Bnwxf0
このスレは私がシェン(再生)する

412: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 23:16:39.59 ID:tK0Bnwxf0
だから安心して書きなシャイ

413: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 23:30:01.60 ID:y5Jg3VkjO
昇龍波

414: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/14(土) 23:38:57.73 ID:tK0Bnwxf0
シェンとは再生のことである、

415: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 00:01:46.33 ID:5XZw1jKdO
おやすみ

416: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 04:12:48.49 ID:NJewkQ7T0
私怨

417: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 06:41:10.03 ID:sH5PZ04z0
シェン

418: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 08:47:53.50 ID:sH5PZ04z0
シェンという名の再生

419: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 09:43:29.34 ID:7gx+RIMd0
ありがとう
すっきり完結させて乃木どこ見るぞ!

421: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 10:04:34.67 ID:7gx+RIMd0
「あぁっ…!」
「まいやん!!!」

その時白石麻衣が倒れた…

永島「なんなのこの瓦礫は!?」
高山「二人とも早く!!!」





「ぐっ…ちー…早く…。」
能條愛未は恐竜を押さえ込んでいる…
能條「早く…ぐっ…。」
斎藤「れなりん!!!リュックは!?」
市來「これっ!!!」
斎藤はリュックを夢中でまさぐり…

斎藤「あった!!!ひ、ひなちまごめん!!!」
生駒「あぁっ!!!」

ブスッ




「能力が…二つ…!?」
パソコンを前に伊藤万理華は混乱している…

その時、

若月「まりか!!!みなみが来たほら早く!!!」
伊藤「あ!!!待ってまだ…」
若月「早く!!!」

422: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 10:23:37.64 ID:D+0SJ9QG0
しえん

423: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 10:45:27.51 ID:7gx+RIMd0
「そんな…。」
西端の山を進み続けた白石、永島、高山は地面に崩れ落ちた。
高山「滝が…。」

「っでも…!早くしないと…!!!」
永島が後ろを振り向きながら言った…
その瞬間、

ザッザッザッザッザッ………

白石「きた!!!!!」

その時…

ドドドドドド…

永島「えっ…何の音!?」
高山「滝の下からだ!!!」





丘陵地帯を北西の滝へ向かって走る三つの黒い影…
恐竜と、その横を並走する和田と川村だ。
恐竜の背には生駒、市來、斉藤、能條とそして…
「B!B!A!BBBBBBB!!!!!」
必死に何かを操作する斎藤ちはるの姿がある…

ッグラ!!!!!

その時恐竜が大きく右へ傾いだ…
斉藤能條「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
市來「ちーちゃん頑張って!!!!!」
斎藤「難かしすぎるこれ!!!」
その時…
生駒「見て!!!滝の上!!!」

424: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 10:54:02.56 ID:7gx+RIMd0
ドシンッドシンッドシンッドシンッ!!!
森を激走する巨大な影…星野みなみだ。

その両手には気絶している秋元真夏、生田絵梨花、伊藤万理華、中田花奈、中元日芽香、西野七瀬、どいやさん、堀 未央奈、松村沙友理、若月佑美の姿がある…

生田「そっか…それで堀ちゃんは…。」
堀「はい…。」
中田「もう!真夏早く起きて!!!」
西野「それでゲームマスターがな…!」
若月「早く…早く…!」
生田「これで…使い達を…。」
「うっ…。」
深川麻衣は泣いている。
川後「まいまい…。」
「ポチは…。」
星野の手のひらの上であらかたの事情を聞いた深川は言った。
深川「例え…プログラムだったとしても…自分の意志をちゃんと持ってた…。」
松村「私のことも…助けてくれたしな…。」
深川「出来損ないなんかじゃなかった…。」

「なんだったんだろう…。」
その時伊藤万理華は一人考え込んでいた…。
伊藤「能力一覧がふ二つ…下が更新前で上が更新後…あぁ…もう一回パソコンが見たい!!!」




「はぁ…はぁ…みんなは…どっちに居るんだろう?」
その時、海岸を西端の山へ向かって走っていた橋本奈々未は立ち止まった。
大和「ちょっと…疲れた…。」
伊藤「はぁ…みんな…。」
畠中「…はぁ…あしゅだいじょぶ…?」
齋藤「はぁ…む…むり…。」

「…やみくもに…山を目指してもしかたない…。」
橋本は桜井と衛藤に言った。
橋本「玲香…まず…山のどこらへんにいるか聞いて…!そしてみさ…その答えを…!」

425: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 11:05:51.22 ID:7gx+RIMd0
「もう…終わりだ…。」
高山がつぶやいた。
高山「もう無理…。」
「あたしが…!」
永島は手のひらのかすり傷を悔しそうに見つめる。
永島「変身出来たら…!」
「二人とも…!」
そんな二人に白石が言った。
「…諦めちゃだめ!!!」
その時…

【西の山の、どこにいるの!?】

永島「あぁ…れいかの声だ!!れいか!!!目の前に滝があるの!!!」




『れいか!!!目の前に滝があるの!!!』

衛藤「らりん…!らりんもいる!!!目の前に滝があるって!!!」
その時…

『…ん『滝の下…『…んで『とんで!!!』とん…』下』で!!!』

衛藤「え…?」

『滝の下にいる…とんで!!!』

衛藤「生駒ちゃん…れなりん…まあや!?れいか、生駒ちゃんが滝の下にいるみたい!!!とんでって!!!」
桜井「わかった…!!!」

【滝の下に生駒ちゃん達がいる!!!とんで!!!】

426: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 11:15:31.69 ID:7gx+RIMd0
【滝の下に生駒ちゃん達がいる!!!とんで!!!】

白石「行くよ!!!」
高山「う、うん…!」
永島「うわぁぁぁぁーーー!!!」






生駒「ちーちゃんジャンプ!!!」
斎藤「CCCCC!!!!!!!!」






【滝の下に生駒ちゃん達がいる!!!とんで!!!】

松村「滝…!」
生田「こっち来てない人ばっかり!!!」
若月「場所分かる人!?」
「わかる…!」
秋元真夏を揺すっていた中田は言った。
中田「確か…地図の…!!!」

427: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 11:29:00.27 ID:7gx+RIMd0
ザッザッザッザッザッ………

「うわぁぁぁぁーーー!!!」





ブルブルブルブルブル…

「ち…ちがう!!!」
なんとか恐竜の背につかまりながら市來が言った。
市來「足踏みじゃない!!!ボタン違う!!!」
斎藤「うそっ!!!」
和田「上っ!!!」

「うわぁぁぁぁーーー!!!」

生駒「ちーちゃぁぁぁぁぁん!!!!!!」


ガッ


井上「ま、間に合った…さ、さゆにゃん、正義!!!!!」

428: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 12:03:50.09 ID:5XZw1jKdO
乃木どこ

429: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 12:39:11.36 ID:7gx+RIMd0
夕暮れ時の平原…

そこには、

秋元真夏、生田絵梨花、生駒里奈、市來玲奈、伊藤寧々、伊藤万理華、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、川村真洋、
齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、桜井玲香、白石麻衣、高山一実、中田花奈、中元日芽香、永島聖羅、西野七瀬、能條愛未、橋本奈々未、畠中清羅、樋口日奈、深川麻衣、星野みなみ、松村沙友理、大和里菜、若月佑美、和田まあや…
…そして、堀 未央奈

乃木坂46の姿がある。


井上「ま、間に合った…さ、さゆにゃん、正義!!!!!」

あれから…

430: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 12:49:42.41 ID:7gx+RIMd0
キィィィィーーーーーン……

平原と猛然と進む影…
井上小百合だ。

井上(早く…早く…間に合って!)
その時…

【西の山の、どこにいるの!?】

「…れいかだ!!!」
井上は急停止して耳をすます…

【滝の下に生駒ちゃん達がいる!!!とんで!!!】

井上「…滝!!!私が最初に…!!!」
次の瞬間には井上は滝を目指して飛んでいた…




井上「け、けど時間切れ!!!」
崖から落ちてきた白石と永島と高山を抱えた井上は恐竜の背に降り立った。
井上「ふー…危なかった!!!」
「にゃんさゆ!?!?」
突然現れた井上に斉藤が目を白黒させる…
井上「あのね、実は」
「は、はやく…!」
その時永島が息も絶え絶えに言った。
「さ、さゆにゃん…ありがとう…けど、早くこの崖から離れて…!」

431: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 12:57:06.20 ID:7gx+RIMd0
「確か…地図の…!!!」
全員が中田を見つめる。
「地図の…どっち!?」
中田「えぇっと…どっちだっけ…。」
中田が頭を抱えた込んだ…
その時、

ドドドドドドドド……

遠く平原を土ぼこりをあげて走るものが…
星野「…みんな!見て!」



橋本「玲香…助かったのか聞いて!!!」
桜井「うん!!!まいやん、かずみん、らりん、助かった…!?」



【まいやん、かずみん、らりん、助かった…!?】

「助かった!!!」
恐竜の背に揺られながら白石は…
白石「助かった!!!れいか!!!みんなを平原に集合させて!!!」



『助かった!!!れいか!!!みんなを平原に集合させて!!!』
衛藤「助かったって…!れいか、みんなを平原に集合させて!!!」
桜井は大きく頷き言った。

「みんな…平原に、集まれ!!!」



【みんな…平原に、集まれ!!!】

星野「きっと…あれだ!みんな行くよ!!!」

432: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 13:15:51.92 ID:7gx+RIMd0
「ありがとう…まいまい。」
夕暮れ時の平原…
そこかしこで興奮気味のメンバー達の声がする。

「それでね…!」
「だから、」
「あの時…」
「でも、それが実は…」

「ありがとう…。」
永島聖羅は立ち上がった。
永島「これで、また能力が使える…。」
その横には、樋口日奈がいる。
樋口「う、うぅ…。」
「がんばったね。」
その横には優しく微笑む深川麻衣の姿があった。

そんな、
みなから離れて西の山を一人見つめる姿があった。
白石麻衣だ。

「…まいやん!」
その時、その肩を叩く一人の人影があった。
生駒里奈だ。

白石「…生駒ちゃん…。」
生駒は白石の向かいに立って言った。
生駒「話はね、全部聞いたよ!かずみんから。」
白石の後ろには、そんな二人を見つめる高山と伊藤と橋本と松村の姿がある。

白石「生駒ちゃん…私、」
「いいのいいの!」
生駒はにっこり笑って言った。
生駒「あの時…うち、怖くて泣いちゃったけど…でも、全然痛くなかったよ。まいやん、実はかずみんにこう命令したんでしょ?
   『メンバーを優しく攻撃しろ』って…。」
白石「…っ…。」
生駒「だから、あのあと、うちに怪我はなかった。」
生駒は白石の顔をまっすぐ見ていった。
生駒「ゲームマスターを満足させるためには…うちらは戦わなくちゃいけなかった。まいやんは、その盛り立て役のために利用された。でも、」
生駒は高山らにかすかにうなずきながら言った。
生駒「まいやんは、悪者ってうちらには思われても、それを上手く見せかけるために悪者になろうとしてくれた…。」

433: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 13:29:06.26 ID:7gx+RIMd0
生駒の頷きを見た松村沙友理は言った。
松村「じゃあ…ほっちゃん。」
松村の後ろから、緊張した面持ちの堀 未央奈が出てきた。

「まりか、パソコンは、海岸の漂流物の間にある。シャンプーが目印。」
伊藤万理華は橋本奈々未の言葉に頷き、走り出した。

橋本「能力発動………」
何事かを呟き始めた橋本の隣に高山一実が立った。

高山「みんなが…勘違いしてきても、あたしとまっちゅんが守るから…。」
「ほら、ほっちゃん!」
松村は橋本の隣に立ち、生駒に頷いた。

松村「いくんよ…。」




「…ここは?」
「あっ!やっと真夏目覚ました…!」
秋元を覗き込んでいた中田は言った。

秋元「ここは…?あれ、崖の上からどうやって…?」
「またそこから忘れちゃったの!?あのね…」
その時中田はみなから離れ走って行く伊藤の後ろ姿に気づいた…

中田「…あれ?まりか、どこ行くんだろう…。」

434: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 13:36:37.93 ID:5XZw1jKdO
試演

435: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 13:44:00.86 ID:7gx+RIMd0
「…ここは?」
「あっ!やっと真夏目覚ました…!」
秋元を覗き込んでいた中田は言った。

秋元「ここは…?あれ、崖の上からどうやって…?」
「またそこから忘れちゃったの!?あのね…」
その時中田はみなから離れ走って行く伊藤の後ろ姿に気づいた…

中田「…あれ?まりか、どこ行くんだろう…。」



「…はい…。」
堀 未央奈が一歩目を踏み出した…。



「…え?かずみんとさゆりんとななみん…何してるんだろう?」
その時、生田絵梨花がつぶやいた。
「…へ?」
中元日芽香が目を丸くする。
生田「ほら、なんかななみんがなんか独り言言ってて…その横にかずみんとさゆりん。変なの!」
「え?」
その声を聞きつけた若月佑美が振り返った。
若月「どこ?」
生田「ほらあそこ…」
若月の横にいた桜井玲香が振り返った。
桜井「…堀ちゃん?」


堀 未央奈がゆっくりと腕を伸ばす…


続々と異変に気づくメンバー達…
「なにが…!?」


ドーーーーーーン!!!

436: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 14:19:34.82 ID:7gx+RIMd0
平原に響き渡る一発の銃声…

「うっ…」
倒れた白石を生駒が受け止めた。
生駒「まいやん…ごめん!!!」


「能力発動!!!」
次々と腰を浮かせるメンバー達…


「ちがう!!!」
その時、つぶやきを止めた橋本が叫んだ。
橋本「攻撃しちゃだめ!!!みおなは、味方なの!!!」
「そうなの!」
松村が叫んだ。
松村「まいやんは、もう一人のみおなに、能力を消されて…」
頷き、高山が言った。
高山「そうなの…。みんな、もうゲームマスターの話は聞いたでしょ?
   ゲームマスターの使いのことも…その、サイリウムのことも…。」

先ほど…


なんとか走り続けた恐竜は、力尽きて平原に倒れ…
「ひなちま!!!」
元の樋口日奈の姿に戻った…
樋口に駆け寄る生駒里奈、市來玲奈、川村真洋、斉藤優里、和田まあや…
「ひなちま…ごめん。」
斎藤ちはるは涙を流している…
「これは…ひなちまだったの…!?」
そのそばに立ち尽くす、白石麻衣、高山一実…
「うっ…。」
「らりん!」
その時、永島聖羅が倒れ込んだ…
「手が…こんなに腫れて…!」

その時…

ドシンッドシンッドシンッドシンッ!!!

井上「きた…みなみ!!!」

星野みなみが到着した…

437: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 14:35:52.11 ID:7gx+RIMd0
続々と星野の手のひらから降りる仲間達…
「みんな…無事!?」
和田「ひなちまが…!」
白石「らりんが…!」

「私が治す!」
その時、涙を拭った深川麻衣が立ち上がった。
深川「二人をこっちへ…!!!」

「…おー…い…!!!」

その時…

「みんなぁぁ…!」

伊藤寧々、衛藤美彩、齋藤飛鳥、桜井玲香、畠中清羅、大和里菜が到着した…

桜井「はぁ…はぁ…みなみの姿が見えて!!!」
深川「そっちには怪我してる人いない!?」
「大丈夫!いない!あ、まりか!」
橋本が星野の手のひらから降りた伊藤万理華の姿を発見した…

「まりか!」
混乱の中伊藤の元に駆け寄って橋本は言った。
橋本「さっきのパソコンは…どうやったの!?」
伊藤「そのことでななみんに話が!みおな!ちょっと来て!!!」
伊藤が堀を呼び寄せる…
伊藤「えっと確か…相手がみおなのこと知ってたらみおなは能力を使えないんだよね!?」
堀「はい…。」
「さゆりん…!」
伊藤が松村を呼び寄せた…

伊藤「ちょっと堀ちゃんのことさゆりんの体で隠して…!!!」
松村「わ、わかった…!」
橋本「使えないって、どういうことなの!?まずみおなは味方なの敵なの!?」
伊藤「みおなは味方!簡単に言うとみおなは能力を変えることが出来る…。」
「みおな…!」
その時、堀の姿に高山が気づいた…。
高山「さっきは…!」

438: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 14:50:53.79 ID:7gx+RIMd0
「ちがう!」
そんな高山を制して橋本が言った。
「みおなは味方!!!で、みおなは…?」
伊藤「みおなは能力を変えることが出来て…でも消すことも出来て…。」
松村「えっ!?えっ!?」
高山「そうなの…!さっきそれでまいやんの《ガールズルール》解けて…。」
「ほっちゃん!ほっちゃん!」

その時、堀を探していた生駒が4人の元にやってきた…
生駒「ほっちゃん知らない!?」
「い、いこまさん…!」
堀が松村の後ろから顔を出した…
堀「いこまさん…私…山小屋の方にいた人達に…撃ったんですけど…失敗しました…。」
生駒「山小屋から来たのってみなみに乗せられてきた人達!?」
伊藤「いこま…知ってたの!?」
生駒「知ってた!うちはほっちゃんに…ゲームマスターを倒せる能力に変えてもらって…。」
「ちょ、ちょっと待って!!!」
橋本が辺りを見回しながら言った。

橋本「さっきから…そのゲームマスターとか…サイリウムとか…聞こえてくるけどなんなの!?」
生駒「サイリウム…!?」
「えぇっと簡単に言うと…このゲームにはゲームマスターがいて、その人を倒す武器があの、」
松村は星野の周りに集まる人影をあごでしゃくって言った。
松村「…サイリウムなんだよね!?」
伊藤「そうなの…ななみん…このゲームは、戦ってセンターを決める以外で勝つ方法はこの島の灯台にいるゲームマスターを倒すことなの…!」
高山「灯台…あ!」

439: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 15:15:32.39 ID:7gx+RIMd0
橋本「…で、それにみおながどう関係あるの!?」
「私は…ある人に…この島に来させてもらって…」
堀は小さな声で言った。
堀「みなさんの能力を、ゲームマスターに勝つための力に変えるために…。」
高山「でも…まいやんは能力が消えたよ!?」
伊藤「そうなの!でも…」
「私には能力を消す力はないんです…!」
堀が必死に弁解する…
堀「私も…まりかさんの言ってた《デリート》がなんのことなのか…!」
「あたしの能力は…みんなの能力をパソコンで見ることが出来る《まりっかちゃんねる》で…」
伊藤は橋本を見て言った。
伊藤「それでそのパソコンからななみん達にメールしたんだけど…!」
橋本「なるほど…やっと分かった。」
伊藤「でもそれでみおなの能力を見たら、みおなには《アップデート》と《デリート》って言う二つの能力があって…。」
生駒「二つ!?」
伊藤「そうなの…でも、ここにいるみおなは《アップデート》の方しか使えない…。」
高山「…まさか…。」
伊藤「で、その《アップデート》を一人多くのみんなに使えば…ゲームマスターを倒せる力を持った人は増えるんだけど…。」
松村「やけど、それを使うためには人にそのことを知られちゃいけない…。」
伊藤「そう…。みおなは、もう海岸でれいかとみさ先輩を撃っちゃったから…。」
生駒「ななみん達はみおなに撃たれても倒れないことを知っちゃってるよね…?」
橋本「うん…。メールも読んだし…。」
「じゃあ…。」
堀が目を潤ませながら言った…
堀「もう、ここには…私の能力が使える一期生の方はいないんですか…?」
「愛未が…どうやら丘にいた人達にはみおなのこと言ってしまったみたいだった…。」
生駒が唇を噛み締めながら言った。
生駒「他に誰が…。」
「私…。」
その時、高山が震える声で言った。
高山「私…みおなが、なんで二つ能力が使えるか…ちょっと心当たりがあるかも…。」
松村「えっ!?」
高山「でもその前に、早く話が伝わる前に誰かを撃たなきゃ!」
高山は辺りを見回して…
「その話を知らなかった残りの人は…私と…らりんとまいやん…。でも、らりんのそばには今人がいる…。」

高山「…あそこに一人で立ってる、まいやんを、撃つしかない…。」

440: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 15:34:04.92 ID:5XZw1jKdO
試演会

441: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 15:35:06.49 ID:7gx+RIMd0
「…みんな、もうゲームマスターの話は聞いたでしょ?
 ゲームマスターの使いのことも…その、サイリウムのことも…。」
高山はメンバーを見渡して言った。

高山「みおなはうちらを撃つことで、ゲームマスターに勝つ力に能力を変えてくれるの…!」

桜井「あぁ、だから…!」
市來「あみの言ってたのって…!」
衛藤「だから私の力は…!」

高山「それで、そのサイリウムは…。」
松村「うん…さっき、みなみに乗ってた人はさっきまりかに聞いたんだけど、ゲームマスターの使いを倒すことが出来る武器って…。でも使いって、何のことが何か分からない…。」
高山「それなんだけど…。」

「わかるよ…!」
その時、大きな声がひびきわたった。
「まいやん…!」「まいやん!」
起き上がった白石は言った。
白石「私とかずみんとらりんは…、多分、それを山で見た…。あれはまるで…。」

その時。

ザッザッザッザッザッ………

平原の向こうから…

生田「これは…武装した…!!!」
西野「きのこの…大群や…!!!」

「…あれはね。」
白石が言った。
白石「もう一人の私達だった…私達の剥製みたいな…私達のマネキンだった!!!」

442: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 15:43:42.28 ID:7gx+RIMd0
「はぁ…はぁ…!」
平原を海岸に向かって走る影…
伊藤万理華だ。
伊藤「早く…まいやんの力を見なきゃ!!!」



「マネキン…!?」
戸惑うメンバー達…

「とにかくみんなサイリウムを持って!」
白石の横に立って生駒が言った。
生駒「それがないと倒せない…!」
「戦うことの出来ないメンバーは壁のこっち側に来て!!!」
橋本が叫んだ。
橋本「なんとか耐えるから…!戦える人は…!」
高山「うちらについて来て!」
松村「みんな、行くで!!!!!」

443: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 16:25:19.69 ID:7gx+RIMd0
ザッザッザッザッザッ………

迫り来るマネキン達…

「まずうちのマネキンやっつけて!!!」
その時、畠中清羅が絶叫した。

畠中「うちの力使われるとまずい!!!」
「分かった!ひめたんビーーーーーム!!!」
中元の放った光線が畠中マネキンを貫く…
「やった!!!」

白石「ひめたん…!!!私のもやばい!!!」
中元「ひめたん…」
その時、
永島マネキンの影が延び始め…
永島「まずい!!!《進撃のせいらりん》!!!」
「まいやんのマネキンの力封じてくる!!!」
生田が走り始めた…
「危ない!!!姫!!!」
松村がそのあとを追いかける…
「みんな落ち着いて!!!」
若月が叫んだ。
「若月!!!指揮を取って!!!」
橋本が若月に叫んだ。
橋本「あと、みさはまりかの声を絶対に聞いて!!!」
衛藤「わかった!!!」

若月「最初に倒さなきゃやばいのは誰!?」
「私!!!」「うちのも!!!」「あたしの!!!」
若月「えぇとみなみとさゆにゃんと…」
「みゅうみゅう!」
その時樋口が若月に駆け寄った。
樋口「私のも!そして…誰か、相手をしばるような力持った人いない!?」
若月「誰かしばれる力ある人!!!」
「うち!!!」
中田が駆け寄った…
中田「うちいける!!!」
樋口「わかった…!ちーちゃんあみ!!!」
能條「…まさか!」
樋口「私が恐竜で走るから私の背中から今言った人のマネキンをしばって!」
斎藤「もうあたしは…!」
「いいの!」
斎藤ちはるを遮って樋口は微笑んで言った。
樋口「もう傷は癒えたから!」
和田「今はやるしかない…しばってる間にまあやがやっつけるから!」
能條「くっ…!」
樋口「島から出たらなんか奢ってね…!いくよ!《坂之上くん》!!!」
樋口がみるみる変身し…
ガッ
能條「…早く!!!ちー刺して!!!」
斎藤「…出来ない…刺したくない!!!」
「だいじょうぶ…。」
その時、成り行きを見ていた深川が優しく言った。
深川「私が、痛くないようにするから…。」
ぽわぁぁぁ
斎藤「…っく…わかった!!!能力発動《テレビゲーム》!!!」

444: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 16:45:08.86 ID:7gx+RIMd0
「あと、みさはまりかの声を絶対に聞いて!!!」
衛藤に向かって叫んだあと橋本は中元に向かって叫んだ。
橋本「ひめたん!!!ビームじゃマネキンは倒せない!!!サイリウムで刺して!!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!

その横を駆け抜ける一匹の…
橋本「かな!!!せいたんのマネキンを一番先にやっつけて!!!」
中田「了解!!!」
和田「わかった!!!」
――ッヒュン!

平原を白石マネキンに向かって駆ける生田…
白石マネキン「《ガールズ…》」
生田『センチメンタルジャァァァニィィィ!!!!!』
ひびき渡る生田の絶叫…
生田「やった!!!」
「…はぁ…はぁ…姫!!!」
松村が生田に追いついた。
松村「危ないで」
「《サユリンゴパンチ》」
ドンッ
生田「さゆりん!!!」

「で、次に弱い人は!?」
若月が叫んだ。
「はい!!!」「私も…!!!」
若月「みさみさ…れいか…とまと…まいまい…あとまりかもだ!!!」
「分かった!その人達ね!!!」
「私も行く!」
斉藤優里と市來が走り出す…
若月「…あと私もなんだけど!!!誰か!!!」
「うちがいく…!」
西野七瀬が名乗りを上げた。
西野「どいやさんには《若様》通じへん!!!」

445: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 17:01:44.62 ID:7gx+RIMd0
(はやく…はやく…まりか!!!)
必死に壁を作りながら橋本は祈った…
橋本(このままじゃ…!!!)
「ななみん!!!」
その時橋本の横に大和が駆け寄って…
大和「りなのマネキンはこんな使い方知らないと思うの!《トマト》《トマト》《トマト》《トマト》!!!」
橋本の作り出した半透明な『壁』の前にみるみる植物のつるが伸び…
大和「これ結構丈夫なの!!!」
橋本「ありがとう!!!」

「…っく…なに!?」
松村は生田を助けようとした瞬間何かに飛ばされて…
松村「これは…私!?私こんな足開いてたの!?」
生田「さゆりんあぶない!!!」
ドンッ
松村は松村マネキンの攻撃から辛くも逃れた…
松村「…頭領!!!早くまいやんマネキンにとどめさして!!!」

「ねぇねね知ってた!?」
壁の向こうでは齋藤飛鳥が何ごとか叫んでいる。
シュタタタタタタ…
その横を何かが通り過ぎる…
齋藤「ロンダートってねひねり技だから連続で出来ないんだよ!!!だからねねが今やってるのはバク転なんだよ!!!だから能力名は怒りのバク転じゃなきゃダメなんだよ!!!」
その時伊藤寧々が飛び上がり…
齋藤「ウインク!!!」
ズンッ
齋藤「ねねいけえぇぇぇぇ!!!!!!」

「めん!!!」
その時高山は平原の真ん中でサイリウムをふるって次々とマネキンを倒していた。
シュゥゥ…
生田マネキンが消える…
高山「私には能力効かないよ!!!それに正当能力は強いんだよ!!!先生ありがとう!!!」
その時…
「かずみん危ない!!!」

446: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 17:16:41.62 ID:7gx+RIMd0
「はぁ…はぁ…あった!!!」
その時伊藤万理華は海岸にたどり着いていた…
伊藤「まいやんの能力は!!!」

カチッ

秋元《落ち》        生田《ハモり芸》      生駒《主人公》      市來《社交ダンス》   伊藤《怒りのロンダート》   
伊藤《まりっかちゃんねる》 井上《スーパー戦隊》    衛藤《美彩先輩》     川後《川後P》     川村《アップフロント》  
齋藤(飛)《扇風機》     斎藤(ち)《テレビゲーム》  斉藤(ゆ)《出っ歯たん》  桜井《キャプテン》   白石 《エース》   
高山《裏声》        中田《なかだかな》     中元《ひめたんビーム》  永島《進撃のせいらりん》西野《どいやさん》
能條《あみの背中》     橋本《理論武装》      畠中《大時化》      樋口《坂之上くん》   深川《聖母》   
星野《9トン》       堀《アップデート》     松村《さゆりんごパンチ》 大和《トマト      若月《若様》
和田《リレー》

伊藤「これだ!!!」

カチッ

《エース》:切り札。島外から助けとなるメンバーを招集することが出来る。

伊藤「よし…!みさみさ!!!」

『みさみさ!!!』
衛藤「聞こえた!!!」

伊藤「まいやんの新しい能力は《エース》!!!」

衛藤「分かった…!まいやん!!!」
壁の向こうを心配そうに見つめていた白石は振り返った。
白石「わかった…!?」
衛藤「まいやんの新しい能力は《エース》!!!」
「ありがとう…みさ!」
白石は叫んだ。
白石「能力発動!《エース》!!!」

447: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 17:37:53.54 ID:7gx+RIMd0
「なかだかななかだかななかだかななかだかな…………」
恐竜の背に乗りながら中田はつぶやいていた…
斎藤「…くっ!あっ間違えた!!!」
ブルブルブルブルブルブル…
中田「うわぁぁぁぁぁぁ!!!」

「ひめたんビーーーーーム!!!」
高山に襲いかかろうとしていた西野マネキンを中元がビームで吹っ飛ばした…
中元「今!!!はやく!!!」
高山「うん!!!」
高山がサイリウムをふるうと
シュゥゥ…
西野マネキンは消えた…
高山「全然動かないで震えてた真夏とあしゅ…あと生ちゃんはやっつけた!!!」
中元「早くせいたんのをやっつけなくちゃ!!!」
二人は畠中マネキンの方へ駆けて行く…

その時本物の西野七瀬は若月マネキンと対峙していた…
西野「どいやさんいけ…!あれ?どいやさん!」
…どいやさんは耳かきの神様であったため戦いとはまるで無縁であったのだ…
西野「どい」
若月マネキン「《ワカサマ》」
西野「…!!!…あれ?効かへん。えいっ!」
シュゥゥ…
若月マネキンは消えた…
西野「なんでやろな…?ななどいやさんみたなイケメン大好きなのに…。」

「《さゆりんごパンチ》!!!」「《サユリンゴパンチ》」
松村沙友理は自分自身のマネキンと対峙していた…
松村「…だめや!!!五分五分過ぎて全然倒せん!!!」
生田「…!!!まっちゅん危ない避けて!!!」
ッドゴォォ!!!
「…危なかった。」
伊藤寧々が立ち上がった。
松村「今だ!!!チャンス!!!」
シュゥゥ…
松村マネキンは消えた…

448: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 17:57:55.67 ID:7gx+RIMd0
「…あれ?」
その時、海岸で伊藤は何かに気づいた。
伊藤「…あ…いこまと…まなつの能力も…更新されてた!!!気づかなかった!!!」

「ねぇみなみ!!!」
その時壁の内側では…
若月「今横になりかけてたでしょ!?行って!!!」
星野「みなみもう大きくなりたくない…」
若月「お願い!!!」
星野「あぁもう分かったよ!!!最後だからね!!!」

「ちーちゃん目の前危ない!!!」
ドーーン…ドーーン…
恐竜は危うく巨人化した永島聖羅と永島マネキンの足の間をすり抜ける…
斎藤「…もう無理!!!上手くボタンを押せない!!!」
その時…
「だったら、貸してみな…!」
「この声は…!」「まさか…!?」
振り返った二人が見たものは…

伊藤マネキンと衛藤マネキンと桜井マネキンと深川マネキンと大和マネキンを倒すために
平原に飛び出した斉藤優里と市來玲奈…
「はぁ…はぁ…。」
二人はすでに衛藤マネキンと深川マネキンを倒していた…しかし、
市來「…いた!ゆったんあそこ!!!《社交ダンス》!!!」
斉藤「《出っ歯たん》!!!」
進み出した二人の前に…
「ガルルル!!!!!」
ッズザァァーーー!!
二人は急停止した…
「うそでしょ…。」

449: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 18:30:49.88 ID:7gx+RIMd0
「いこまの能力は…」

カチッ

《主人公》:灯台の入り口のアーチをくぐることが出来る。

伊藤「灯台にはいこましか入れないの…!?まなつの能力は…。」

カチッ

《落ち》:ゲームマスターをとどめをさすことの出来るアイテムを手に入れることが出来る。そのアイテムは、滝つぼの洞窟の奥にある。

伊藤「ゲームマスターはサイリウムじゃ倒せないの…!?みさみさ!!!」


『みさみさ!!!』
衛藤「…まりか!?またまりかからだ!!!」
橋本「…え…!?」

伊藤「みさみさ!!!灯台にはいこましか入れない!!!あと、ゲームマスターを倒せすために必要なものが滝の奥にある!!!それは真夏にしか取れない!!!」

衛藤「…わかった!生駒ちゃん!!!まなつ!!!」


「…ゆみ姉!!!」
「ほら、貸して!」
振り返った中田と斎藤が見たもの…岩瀬 佑美子その人であった。
岩瀬「…あ、でもこれ私じゃ駄目みたい。ちはるがやんなきゃ。」
中田「な、なんで…」
斎藤「なんかね、家でポケモンやってたら頭の中で声がして。でも不思議と事情は全部呑み込めてるんだよね!」
斎藤「え…え…」
岩瀬「ほら!早く握って!」
岩瀬は言葉を失っている斎藤にコントローラーを持たせた。
岩瀬「私の言う通りにボタン押して!!!」

――ッヒュン!
その時和田まあやは背後いたはずのに恐竜がいないことに気づいた…
和田「なんで…!?どこに」
――ッヒュン!
その時…
和田「…やっばい!わたしだ!!!」

畠中マネキンを目指して走る中元と高山…
その時、
中元「あっ、ゆったんとれなりんが…!」
中元は右方へ駆けて行く…
中元「かずみん!!!せいたんよろしく!!!」
高山「わかった!!!」

「えいっ!!!」
シュゥゥ…
白石マネキンを消したあと生田に松村は言った。
松村「あぁ…今のマネキン欲しかった…。とにかく、生ちゃんは壁の向こうに戻って!ねねころ!行くで!」
松村は伊藤と走り出す…
その時…
「あ!」
生田は壁とは反対に駆け出した…

450: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 18:36:55.66 ID:D+0SJ9QG0
死宴

451: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 18:48:47.55 ID:7gx+RIMd0
井上「よしっ時間も過ぎた!能りょ」
衛藤「生駒ちゃん!!!まなつ!!!」
生駒「…どしたの!?」
秋元「え…?」
衛藤の周りに壁の内側にいた秋元、生駒、井上、川後、堀、畠中、深川、大和、若月が集まる…
衛藤「…生駒ちゃん…今…まりかから教えてもらったんだけど、灯台には、生駒ちゃんしか入れないみたいなの…。」
「そんな…。」
沈黙する一同…
その時、
「…だいじょうぶ!」
桜井は言った。
桜井「だいじょうぶだから…私が、守る!」
「…そうだよ!」
若月も言った。
若月「今…うちは戦いには弱い能力だけど…行ける所まで生駒を守るよ!」
「そして…まなつ。」
衛藤は秋元に向き直って言った。
衛藤「まなつは…今から、滝に打たれなきゃいけない…。」
秋元「えっ…」
衛藤「誰か滝までまなつを連れていける人!!!」
「あたしが行く…!」
井上小百合が名乗りをあげた。
井上「やっと、飛行能力以外も使えるとこだったんだけど…。仕方ない。私が行く!」

452: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 19:02:31.51 ID:7gx+RIMd0
井上が秋元を乗せて飛び立つ…
「…じゃあ生駒ちゃん、行くよ。けど、」
残った面々を見渡して若月は冷静に言った。
若月「まずりなは、隠れられるものを作って!そこにみんなが避難出来るように!そしてそこには…」
若月は考え考え言った。
若月「まいまいと川後と玲香が入って!川後は全体を感知して、危ない人がいたら玲香を通してそれをみんなに伝えて!あと、ここに避難出来ることも!」
その時壁を維持していた橋本がやって来た…
橋本「話は全部聞こえた!私は壁で生駒を援護しながら平原を進む。若月はここにいて。」
若月「でも…!」
橋本「誰かが指揮しないとだめだよ。それには若月が必要。あと、みおなもここに残って。」
堀「え…。」
橋本「私達は少ない時間だったとしても、もうこのゲームで少しは経験をつけた。だから大丈夫。でも、まだ何もあまり知らないみおなには危なすぎる。」
堀「でも…。」
「だいじょぶだよ!」
そんな堀に優しく大和は言った。
大和「丈夫に作るからさ!あと、ななみん、私も作ったあとついてくよ!」
畠中「もちろんうちもね!」
「…わかった…。」
橋本はゲームが始まってから初めて笑顔を見せた。
橋本「…ありがとう。じゃあ…みんな、かかって!」

453: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 19:33:09.85 ID:5XZw1jKdO
爆弾低気圧で急にスレッドが浮上するでしょう

454: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 19:58:24.08 ID:7gx+RIMd0
(さっき…このゲームが初めて、心から笑った気がした…。)
橋本は震える生駒を援護して進みながら思うのだった。
橋本(なんでだろう…。)

中田と斎藤を乗せた恐竜は、先ほどとは違い軽やかに進んでいた…
「A!B!同時押し!B連打!A!A!Bダッシュ!!!!!!」
岩瀬の声がひびく…
「よし!」
そんな様子を見て中田はゆっくりと唱え始めた…
中田「なかだかななかだかななかだかななかだかななかだかな…」

大和の作った頑丈なトマトハウスの中で、桜井は川後の感知した戦況を実況していた。
桜井「みんな…冷静に聞いて。今、みなみマネキンとはさゆりんとねねころが戦ってる。
   ひなちまの恐竜とは、れなりんとゆったんとひめたんが戦ってる。
   さゆにゃんマネキンとは…みなみが戦ってる。
   まあやは…まあやと戦ってる…。」
「大丈夫。一緒にみんなを見守ろ…?」
その横には、不安そうな堀に優しく声をかける衛藤の姿がある…
桜井「…真ん中には、ななみんとせいたんととまとが生駒を守りながら、事情があって灯台を目指してる…!」

「待って!」
桜井の声を聞いた中田は二人に言った。
中田「うちらが目指してたさゆにゃんとみなみとは、もう他のみんなが戦ってくれてる…!」
岩瀬「そっか…なら…!」
中田は振り返った。
中田「戻って!らりんを助けよう!!!」

桜井の隣には若月が座っている…
若月「れいか!今どこかに加勢出来る人がいるか聞いて!」

【どこかに加勢にいける人はいる…!】

「いけるで!!!」
自身のマネキンを倒した川村が言った。
川村「ひなちまの足の力があるうちは強いわ!!!」

「はぁ…はぁ…いける!」
伊藤寧々のマネキンを倒した能條が答えた。
能條「ほんとすばしこかった…いける!」

衛藤「ろってぃーとあみが…!」
若月「よし…!暴れてるれなりんのマネキンとゆったんのマネキンのとこに向かわせて…!」

455: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 20:06:41.28 ID:h5q5PqRN0
まだ完結してないのか

456: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 20:09:32.88 ID:sH5PZ04z0
シェンという名の再生
私の名はシェン・シェンシャス

457: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 20:22:58.53 ID:7gx+RIMd0
畠中マネキンに向かって走る高山…しかし、
高山「やばい…!せいたんが…言っちゃう…!!!」
畠中マネキンが口を開きかけた…
高山「間に合わない…!!!」
その時、
ボンッ!!!
何かが飛んで来て畠中マネキンの口を…
高山「…今だ、めん!!!」
シュゥゥ…
畠中マネキンは消えた…
「はぁ…はぁ…あれは…」
高山は確かに目撃したいた…それは…
高山「かしわもち!?」
「そうだよ。私の大好物だから。」
高山が振り向いた先には…

「あ!」
生田絵梨花は駆け出していた…
その先には…
生田「はぁ…はぁ…生駒ちゃん…!」
橋本、畠中、大和らに援護されながら生駒の姿があった…
生田「…生駒ちゃん…!!!」
その時…
「ナカダカナカダカナカダカナ!」

「さゆりんごパーーーンチ!!!」
ドンッ
松村「だめや…全然動じない!!!」
その時、
「危ない!」
素早い影が松村を突き飛ばす…
ドッッッシーーーーン!!!!!
伊藤寧々だ。
星野マネキンの攻撃から松村は辛くも逃れる…
松村「このままじゃ…負けるんよ!!!」

当の星野みなみ本人は…
「っく…すばしっこい!!!」
井上マネキンと戦っていた…
その時、
ピタッ
空中を素早く飛行していた井上マネキンが落ちて行く…
星野「…なんで!?あ、時間が切れたんだ!」
井上マネキンをキャッチした星野はそばにいた西野に、
星野「なぁちゃん!!!」
西野「えいっ!」
シュゥゥ…井上マネキンは消えた。
星野「よし…次はどこに行けば!」

458: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/15(日) 20:43:35.43 ID:7gx+RIMd0
「なかだかななかだかななかだかななかだかななかだかな…」
中田を乗せた恐竜はつかみ合う永島マネキンと永島聖羅を囲む…
岩瀬「…よし!」
斎藤「一周したよ!!!」
中田は高々とかかげた手を閉じた。

ッッッッッドシーーーーーーーーーン!!!!!!!

二体の巨大な永島聖羅は倒れ…
岩瀬「ジャンプ!!!」
シュゥゥゥゥゥゥ…
元の姿に戻って行く…
中田「どっちが本物!?」
永島「こっち…!」
永島「こ、こっちこっち!まじ強かったもう無理!!!」
「偽物はこっちか!」
揺れをジャンプで回避した恐竜から飛び降りた斎藤がサイリウムをふるうと…
シュゥゥ…
永島マネキンは消えた…




「きゃぁぁぁぁ!!!!!」
滝を抜けた秋元は洞窟の中を進んでいた…
秋元「うぅ…なんで…こんなに濡れなきゃいけないの…。」
その時、
秋元「…コウモリ!!!」

459: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 20:51:03.38 ID:YAt1xVQkP
乃木どこまであと3時間
がむばれー

460: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 22:02:25.16 ID:5XZw1jKdO
マイペースで頑張って

461: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/15(日) 23:57:02.89 ID:5XZw1jKdO
おやすみさゆりんご

462: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 01:25:52.51 ID:UoMjvR0jO
はやくしろよくず

463: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 04:28:07.41 ID:IMxJwW1Ai
支援

464: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 07:41:46.63 ID:y8/0Vx+E0
おはよう

465: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 08:41:50.62 ID:fvliQspS0
規制入ってた…申し訳ない
今日の夜までには絶対終わらせる
こんなに長いのにここまで見てくれてる数少ない方々ありがとう
もしよかったら最後まで見てくれたらうれしい
最後にどうしても書きたいこともある

466: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 09:01:56.13 ID:ZaT0wcOB0
期待してる

467: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 10:03:01.98 ID:fvliQspS0
「ゆ…ゆきな!?」
高山が振り返った先には…柏 幸奈 その人の姿があった。
高山「なんで…!」
柏「まいやんの能力で呼ばれて!あっ危ない《もちこ》!!!」
高山は柏の放った柏餅に当たって倒れ…その頭上をビームが通過する…。
柏「今は…説明してる暇はない!ほら、ひめたんのマネキンがきた…!」

「…えっ!?」
その時突然トマトハウスで川後が声をあげた。
川後「これは…!!!」
桜井「これは…!?」

シュルルルルルルー!!!
タンタンタンタンタンッッ!!!
激しく動く市來マネキンと斉藤マネキンに囲い込まれてなす術もなく立ち尽くす能條と川村…
能條「…っく…早すぎる!どこかに追い込めたら押さえ込めるのに…!!!」
「まひろ今足早いから…誰かあともう一人いたら…!!!」
川村が唇を噛み締めた…
その時、
「ほらっ、二人とも!」
明るい、あの声が…
「えっ…?」
振り向いた二人の視線の先には…
輝く笑顔の…


衛藤「もしかして…!?」
川後「もしかして…!!!」


「ナカダカナカダカナカダカナ!」
突然行く手に現れた中田マネキンの放った鎖で生駒達は…
「あぁっ!!!」
足を取られ倒れてしまった…
その時、


ッッッッッドシーーーーーーーーーン!!!!!!!


永島聖羅と永島マネキンが倒れたことによる大きな揺れが平原を襲う…

松村「うわぁぁぁ!!!」
ッシュタ!!!
回転しながら松村の手を取った伊藤寧々が高くジャンプする…
ドサッ
二人は揺れを回避した。
しかし…
松村「あぁ…!!!みなみがバランス崩した!!!」

468: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 10:13:37.44 ID:fvliQspS0
川後「ゆみ姉と…ゆきなと…せっちゃんがいる…!!!」
桜井衛藤「えぇぇぇ!?!?」
深川「うそ…でしょ…。」
堀「そんな…。」

能條「せっちゃん…!」
川村「会いたかった…!!!」
そこには、にこやかに笑う宮澤成良の姿があった。
宮澤「訳はあとあと!ほら、行くよ!能力発動《バレリーナ》!!!」


コウモリに襲われた秋元は洞窟の中でうずくまっていた…
髪の毛から雫が滴り落ちる…
秋元「うぅ…うぅ…なんで…もういやだよ…。」


「あ…ちょっと待って!」
永島マネキンを消したあと中田は叫んだ…
中田「先にせいたんのマネキンを倒さなきゃいけなかったんだ…!せいたんはどこ!!!」
中田が視線を巡らせると…
中田「え!?」
永島「あぁもうほんと痛か…えっ!?うそでしょ!?」
斎藤「なんで…!」
岩瀬「ふふ…。あの子達も来てるみたいだね。」

大きな揺れはトマトハウスをも襲っていた…
深川「み…みおなだいじょぶ!?」
川後「まいまいだいじょぶ!?」
衛藤「なんなの…今のは…!」
桜井「ひ、陽菜ちゃん、感知して…!」
川後「あ、あぁ…!」

ピィィーーン…

川後「と、とにかくゆみ姉とせっちゃんとゆきなが現れたの!!!
   それで今はまいやんが…走ってて…っは!みなみが!…みなみがみなみの下敷きになってる!!!
   そして…その下には…生駒達が…!!!」

469: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 10:33:38.68 ID:fvliQspS0
「よし…次はどこに行けば!」
星野が井上マネキンを倒し後ろを振り向いた瞬間、

ッッッッッドシーーーーーーーーーン!!!!!!!

凄まじい揺れが起こった…しかし彼女はその体でなんとか体勢を保った。
星野「…えっ!!!」
しかしその時、星野の目はゆっくり倒れ行く星野マネキンの姿を…
そしてその先には地面に倒れている生駒達の姿が…
星野「危ない…!!!」
走り出す星野…
西野「…みなみ待って…!!!」


畠中「う…うぅ…」
星野「海…空…。」
「なんとか…《トマト》で守ったけど…。」
大和は鎖に足を取られて動くことの出来ない自分達に星野マネキンが倒れ込む前に、
大和「や、やばい!《トマト》《トマト》《トマト》!!!」
自身と仲間達を《トマト》の丈夫なつるで守っていた…
しかし…
畠中「出られない…みなみ起きて…。」
その時星野を追いかけた西野が到着した。
西野「み、みなみ…!みなみ!」
ペシッペシッ
星野「空…え?」
橋本「…みなみ!」
星野「え…あぁ!!!」
星野は倒れる前に起こったことを…ゆっくりと倒れる自身のマネキン…思い出した…しかし、
星野「これ…重すぎて…持ち上げられない…!」
橋本「だから…深夜に牛丼は駄目って…言ったでしょ…!」
星野「う…るさいなぁ!!!うぐっ…!!!」

470: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 10:44:11.88 ID:fvliQspS0
混乱の平原を駆け抜ける一人の影…
白石麻衣だ。
白石「はぁ…はぁ…生駒ちゃんを…助けなきゃ…!!!」
その時、
――ッヒュン!
白石「まあや…とまあや!?」
和田まあやと和田マネキンが現れた。
和田「はぁ…はぁ…この…マネキン!」
和田マネキンは和田自身と同じだけのスピード力を持っていた…したがって…
和田「…だめだ…サイリウムが…攻撃が当たらない!!!」
その時、
「はぁ…はぁ…まいやん…と…!まあや…!やっと会えた…!!!」
齋藤飛鳥が現れた。
和田「あしゅ…!!!」
齋藤「まあや…会えてうれしいけどそれはあとで…!!!行くよ…!!!」
白石「何を…!?」
齋藤「風なら当たるでしょ…!吹き飛ばす!あたしに何か言って!!!」
和田「わ、わかった…!うちらはVIP!!!」
齋藤「また…そう言うこと言って!!!そう言うのはまだ下っ端の内は言っちゃいけないんだよ!!!いつか大物になった時一緒に言おう…ね!ウインク!!!」
ズンッ
凄まじい風が吹く…
「きゃぁぁ!!!」
白石が浮かび上がる…
和田「今だ!!!」
避けきれずバランスを崩した和田マネキンに和田がとどめをさす…
シュゥゥ…

ッッッッッドシーーーーーーーーーン!!!!!!!
その瞬間、激しい揺れが三人を襲う…

和田斎藤「わぁぁぁ!!!」
その時、《扇風機》で浮上し着地した白石が立ち上がった。
白石「あしゅ、ありがと!!!」
風で出来た通り道を白石は駆けて行く…
ドサ
その姿を見ながら齋藤は倒れた…全ての力を使い果たしたのだ…
白石が混乱の中通り道を駆けて行く様がスローモーションの様に見える…
和田「あすか!!!」

川後「やばい!!!」
トマトハウスで川後が叫んだ。
川後「れいか!!!誰かにあしゅを助けにいけせて!!!」

471: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 11:05:44.16 ID:fvliQspS0
星野マネキンが倒れて行く様を呆然と見つめていた松村と伊藤…

【誰か、あしゅを助けてあげて!】

伊藤「…行って来る!!!」
伊藤が駆け出した…
松村「わ、わぁ待って…!」

「ナカダカナカダ」
西野「えい!!!」
シュゥゥ…
その時…
星野「ぐ…ちょっとだけ…いこまちゃん…行って!!!」
橋本「うっ…!私も…出られた…!生駒ちゃん行くよ…!!!」
「ここは…うちに任せて!」
西野とどいやさんは中田マネキンの消えた先から迫る来るマネキン達に向き直り…
西野「ここから先は行かせないで…!」

川後「ねねが…あしゅを助けてくれた!れいか…!こっちに来るように言って…!
   そしてなぁちゃんが…かなのマネキンを倒した…!
   いこまとななみんはみなみの下から出られたみたい…!
   他の…所では…戦いが再開された…!!!」

橋本「い、生駒…行くよ…!!!」
その現場を遠くから目撃していて、二人を追いかける生田…
松村「あ、姫!!!」
とその時、
行く手に橋本マネキンが現れた。


「う…うぅ…。」
泣きながら洞窟を進む秋元真夏の目に、
その時前方に何か光るものが…
秋元「うぅ…あれは…なに…?」


「私…。」
橋本は橋本マネキンと対峙した。
橋本「…私のことは私が…一番よく分かる。生駒、行って。」
生駒は橋本の横をすり抜ける…
橋本マネキンが動く…
ドン!
と、橋本マネキンが何かにぶつかり立ち止まった…
そしてゆっくりと橋本の方を振り返る…
橋本「行かせない…!」

472: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 11:35:17.59 ID:lJSr7XbOO
こんにちわー

473: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 12:03:37.02 ID:fvliQspS0
「あ、姫!!!」
松村は走り出した…
松村「はぁ…はぁ…姫危ない…!待って…!」
するとその横に…
「はぁ…はぁ…さゆりん…!!!」
松村「…まいやん…!?」

その時トマトハウスでは、桜井が川後の実況をみなに伝えていた…
桜井「ゆきなとかずみんが…ひめたんのマネキンと戦ってて…
   せっちゃんとあみとろってぃーが…れなりんのマネキンとゆったんのマネキンと戦ってて…
   ひなちまの恐竜とはゆったんとれなりんと戦ってる…!誰か援護に行ける人…!」

「ヒメタン…」
中元マネキンが唱えるとその右手がピンク色の光に包まれ、
中元マネキン「ビーーーーーム!!!」
ピカァ!!!
そこから一直線に光がほとばしり数メートル先の岩を貫いた…
瓦礫が当たり一面に飛び散る…

ピカァ!!!
平原を走る白石と松村の頭上を中元マネキンのビームが通過する…
ドッゴォォォン!!!
松村「きゃぁぁぁ!!!」
白石「生ちゃん危ない!!!」

若月「援護に行そうな人は!?」
衛藤「えぇと…かなりん、せいら、それと恐竜に乗ったちーちゃんとゆみ姉!!!」
若月「よし…なら…!!!」

柏「す、すごい…ビームって…ほんとに出るんだね…!」
高山「くっ…私は近距離攻撃しか出来ない…!!!」
ピカァ!!!
柏「私も…《もちこ》はビームには歯が立たない…!!!」
その時…
ドドドドドドド…
「二人とも…!手を伸ばして!!!」


秋元は洞窟の中で光る玉のようなものを拾い上げた。
秋元「これは…ボール?」

474: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 13:50:32.74 ID:t4nq3z9L0
私怨

475: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 15:06:35.72 ID:fvliQspS0
山を背にし、平原を目の前に迫り来る自身のマネキンに向かって能力を発動した橋本…
両手を前にかかげ静かに目を閉じている…
橋本「…冷静に…。」
同じように向かいに立つの橋本マネキン…
橋本「…理論的に…。」
その時、
「はぁ…はぁ…ななみん…!」
橋本「生ちゃん…!」
生田が現れよろよろと近づいてきた…
橋本「はっ…生ちゃん…ちょっと…私の横に来て…!」
何事かに気づいた橋本が慎重に壁を維持しながら生田を呼び寄せ…
橋本「…やっぱり!怪我してる…!」
生田「岩が…飛んできて…。」
橋本「なんで…壁の方に避難しなかったの…!?」
生田「だって…生駒ちゃんが…走っていくのが…見えて…。」
橋本「生駒ちゃんの援護なら歳上の私達に任せておけば…!あっ!」
ピカァ!!!
ビームが横を通過する…
橋本「生ちゃんもっとそばに寄って!!!」

「今や!!!せっちゃん右!!!」
シュルルルルルルー!!!
タンタンタンタンタンッッ!!!
激しく動く市來マネキンと斉藤マネキンを追い込む川村と宮澤…
クルクルクルクル!!!
宮澤「ろってぃーそっち!!!」
川村「っく!!!」
――ッヒュン!
「だめ!!!」
能條が叫ぶ…
能條「それじゃだめ!!!壁がないと追い込めない!!!」
その時、
ズン…ズン…

「…じゃあ、ひなちまの恐竜の所にはかなりんを援護に行かせて…!」
そう言うと若月は立ち上がった。
川後「どこへ…!?」
「いい、堀ちゃん。」
若月は堀を真っすぐに見つめた。
若月「ここにいれば、みんなが守ってくれる。絶対に、ここを出ないで。」
堀「え…?」
衛藤「わか…」
「れいか、みさ。」
若月は桜井と衛藤を真っすぐに見つめて言った。
若月「いい、れいか、みさ。二人の内のどちらかがやられたら終わり。絶対に、やられないで。」
そして若月は深川の方を向いた。
若月「もうすぐ飛鳥が来る。まいまいは、ここに来るみんなを癒して。ここでみんなを守って。そして…」
若月は最後に川後を見つめた。
「ひなちゃんは、指揮を執って。ひなちゃんなら出来る。冷静にね。」
川後「若月はどこに…」
若月は唇を噛み締めた。
若月「外は…もっと援護を…!私じゃ役に立てるかどうか分からないけど…行かなきゃ…!」
そう言うと若月は身を翻しトマトハウスを飛び出した…
桜井「若月!!!」

476: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 15:23:32.64 ID:fvliQspS0
ドドドドドドド…
「二人とも…!手を伸ばして!!!」
高山「ゆみ姉…!?くっ!ゆきな!!!」
柏「うん!!!」
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!
パシッ
高山が岩瀬の手をつかんで恐竜の背に飛び乗った。
高山「ゆきな!!!」
ピカァ!!!
中元マネキンがビームを乱射する…

橋本は気づいていた…先ほどから…
橋本「壁が…厚く…小さく…!」
ピカァ!!!
ビームが生田の横を通過する…
(この壁は…どんな自分を守ってるのか…?)
ピカァ!!!
(理論的に考えれば考えるほど…私自身を守る壁に…)
ピカァ!!!
(私が守りたいのは…)
ピカァ!!!
生田「きゃぁぁ!!!」
生田が悲鳴をあげる…
乱れる思考…橋本はひざをついた…
橋本「壁が…やばい…」
その時、
「ななみ!!!」
「ななみん!!!」

シュルルルルルルーーッズザァァーーー!!!
「これじゃ…あの時と同じだ!ゆったん危ない!!!」
タンタンタンタンタンッッッズザァァーーー!!!
「れなりん…どうすれば…!?」
ッッザ!!!
二つの影が散る
ッドカーーーン!!!!!
恐竜の巨大な足が地面を打ち砕く…
恐竜の攻撃から辛くも逃れた市來玲奈と斉藤優里…
市來「なにか…なにか動きを封じられれば…!!!」
その時、
「なかだかなかだかなかだかな…!!!」

477: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 15:44:06.96 ID:fvliQspS0
橋本「壁が…やばい…」
橋本はひざをついた…
―この壁はどんな自分を守ってるのか?―
(私は…戦いを…)
―戦うことは、いけないことか?―
(戦わなきゃ…勝ち取れない…)
―誰のために?―
(私は…)
「ななみ!!!」
「ななみん!!!」
「…はっ…!まいやん…さゆりん…!」
その時、橋本の横に白石と松村が現れた。
松村「はぁ…はぁ…ななみさん負けそうになってんで!!!」
白石「はぁ…ななみん…私達も…手伝うから…!絶対に山にマネキンを行かせちゃ駄目…!!!」
現れた松村と白石が手を前に出す…
生田「…私は…生駒ちゃんを…!」
生田が走り出す…

「《アミノセナカ》」
西野「…あぁっ!」
生き残っていた能條マネキンが岩を持ちあげた…その時、
「…危ない!!!」
ドゴォォン!!!
西野のいた場所で岩が砕け散った…
「はぁ…はぁ…なぁちゃん!!!二人でやっつけるよ!!!」
西野「若月…!」


「…はぁ…はぁ…!!!」
その時、生駒は山を走っていた。
辺りは薄暗く風に揺れる梢の音がひびき渡る…
ザワザワザワザワ…
「…っあぁ!」
その時生駒は大きく飛び出した木の根につまずいてしまった…
ズザァァ!
激しく体を打つ…
「もう…やだぁぁ…!」
生駒は声をあげて泣き始めた。
生駒「なんで…なんでうちなの…!?なんで…」
その時…
ガサゴソ
背後の茂みから…

478: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 16:13:22.17 ID:fvliQspS0
「そんな…。」
その時生駒の背後に現れたのは…
「…。」
生駒「うち…!」
平原を抜け切り生駒を追いかけて来た生駒自身のマネキンであった…
「…。」
生駒マネキンは、その真っすぐな瞳で生駒をじっと見つめる…
生駒「…くっ…!」
生駒が動きかけた、その時、
「《ショウネンマンガ》」


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!
平原を駆け抜ける恐竜…
ピカァ!
岩瀬「危ないっ!!!B!!!」
恐竜は辛くも中元マネキンのビームを逃れる…
ッズザァァーーー!!!
恐竜は横滑りに急停止した…
高山「怖い…怖すぎ…!」
ピカァ!
岩瀬「避けて!!!」
ッズザァァーーー!!!
柏「これ…生きてる心地がしない…!」
「…くっ!」
岩瀬が唇を噛む…
岩瀬「もっと近くに寄らなくちゃ…!」

川後「…来た!あしゅだ!!!」
その時トマトハウスには和田と伊藤が斎藤を運び入れていた…
「あすか…!」
深川が駆け寄る…
深川「今…癒してあげるからね…。」

479: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 16:29:07.74 ID:fvliQspS0
ズン…ズン…
川村と宮澤と能條のいる場所に大きな影が差し…
「…せいらりん!!!」
…ズシン。
永島聖羅が現れた。
永島「…ぬーん…。」
「らりんを壁にして!!!」
その時能條が叫んだ。
能條「そこに二人で追い込んで!!!」

ひらっ
桜が舞う
ヒュッ
生駒「っく!!!」
生駒は生駒マネキンからの攻撃を避け続けていた…
その時、
ズザァァ!
刻々と薄暗くなっていく森の中、生駒は再び転倒してしまった…
「もう…いやだ…!」
生駒は叫んだ。
生駒「もう…ここは…!」
平原の中…自分を守るため傷ついていく仲間達…
生駒「いやだ…!」
生駒は地面につっぷし嗚咽をもらす…
生駒「うっ…ここじゃない所に行きたい…!!!もう…ここじゃない…どこかに…!!!」
「…。」
そんな生駒を見つめる生駒マネキン。
「…。」
無言で生駒を見つめる。そして…
「《ショウネン…」
再び能力を発動しようとした…
その時、
生駒「うっ…うっ…これは…?」
どこからか…歌が…

480: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 17:03:39.06 ID:fvliQspS0
「ななみさん…どんどん押されてるんよ…!!!」
「…ななみん…頑張って…!!!」
橋本マネキンと壁を押し合う、橋本、白石、松村…
しかし…
橋本「全然…理論が…成り立たないの…!!!」
ピカァ!
中元マネキンのビームが飛ぶ…
橋本「…分からないの…!」
松村「理論って…なんなん!?」
ピカァ!
白石「…うっ…」
橋本「私は…戦いを…否定することは出来ない…!」
ピシッ
壁に入るひび…
松村「きゃぁぁ!」
橋本「だって…戦わなきゃ…意味がない!」
ピシッ
橋本「私は…私を守りたい…!」

「《アミノセナカ》」
ドゴォォン!!!
「なぁちゃん!!!」
若月が叫んだ。
若月「この岩を!!!」
西野「きゃっ!!!」
ドゴォォン!!!
西野「どいやさんありがとう!!!」
若月「上手くみなみの上のマネキンに当てれば!!!」
ドゴォォン!!!
若月「元の大きさに戻ってとどめをさせる!!!」


「《ショウネン…ショ…マ…」
その時、生駒の前に現れたのは…
生駒「生ちゃん!!!」
美しい声で歌を歌う、生田絵梨花だった…
生田「…生駒ちゃん、見つけた…!」
生田は生駒の元に駆けより、きらきらした瞳で生駒を見つめた。
生田「ずっと探してたの…!」
生駒「うっ…な…なんで…。」
生田「生駒ちゃん…一人だったら…絶対泣いちゃうなぁと思って…。だから…一人ぼっちには…させないよ…!」

481: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 17:57:18.42 ID:fvliQspS0
「…みんな!!!」
その時…トマトハウスに、
「まりか…!!!」
伊藤万理華が駆け込んで来た…
伊藤「なんとか戻ってきたけど…これはなに!?」
川後「訳を話してる暇はない…!まりか、まいやんの能力はなんだったの!?」
伊藤「あぁ、まいやんの能力は《エース》…!島の外から仲間を呼ぶことが出来るの…!!!」
「それで…!」
川後はつぶやいた。
川後「それでゆみ姉とゆきなとせっちゃんが…!」

「ゆみ姉!!!」
高山と柏が叫んだ。
高山「近づくなんて…!」
柏「それは…!」
「いける!!!」
そんな二人を制し岩瀬は言った。
岩瀬「大丈夫…ちはるを信じて。」
岩瀬は斎藤を見つめて言った。
岩瀬「ちはる…私を信じて。」


「…じゃあ、生駒ちゃん、とどめを…。」
生田は生駒に言った。
二人の目の前には、能力を失い震えながら地面にうずくまる生駒マネキンの姿がある…
「うちは…。」
生駒は涙を拭って言った。
生駒「この子に…とどめをさしたくない…。」
生田「えっ…?」

482: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 18:16:18.19 ID:lJSr7XbOO
こんばんはー

483: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 18:45:41.56 ID:ygDEZn8j0
シェンという名の再生
やあ、シェン・シェンシャスだよ

484: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 19:40:40.48 ID:fvliQspS0
「いいの…!」
その時…白石が言った。
白石「それで…いいの…!」
橋本「…え…?」
白石「…自分を守って…いいんだよ…。」
ピシッ
松村「…まいやん…!」
白石「…もし…こんなふうに…追いつめられた時、最初に…誰かのためにって…誰かを守ろうって…思える人なんてどのくらいいるの…?」

タンタンタンタンタンッッ!!!
斉藤マネキンが縦横に動く…
宮澤「今だ!!!」
クルクルクルクル!!!
宮澤が舞う…
宮澤「そっち!!!」
シュルルルルルルー!!!
市來マネキンが竜巻の様に回転する…
「こっちも!!!」
――ッヒュン!
川村が素早く走る…
川村「あみ!!!」
能條「あぁっ!!!ごめん!!!」
永島「…ぬーん…。」

白石「私も最初は怖かった…自分を守ろうとした…だから…らりんに《ガールズルール》をかけようと…でも、らりんは…」
ピシッ
白石「一緒にいるよって言ってくれた…だから…」

ドゴォォン!!!
若月「なぁちゃん避けて!」
ドゴォォン!!!
西野「ごめん…。」
よろける西野を若月が支える…
西野「もう…力が…。」
若月「私も…実は…あぁっ!」
ドゴォォン!!!
若月「…っく…負けちゃう前に…聞いてもいい…?」

白石「…らりんを信じようと思った…!」

485: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 19:54:00.39 ID:fvliQspS0
「なかだかなかだかな…」
中田が手を高くかかげる…
中田「今!」
「ひめたんビーーーーム!!!」
ピカァ!
中田「くっ!!!」
市來と斉藤が恐竜に向かって突き進む…しかし、
「やばいっ!」
ッッザ!!!
中田「また…」
ッドカーーーン!!!!!
中田「また…外れた…!ひめたん…!もう一回いくよ…!」
中元「はぁ…はぁ…うん…!」

若月「昨日の夕方…木の中で言ってた…センターのこと…。」
「あぁ…。」
西野は白い歯を見せて微笑んだ。
西野「最初はな…ななも…いつも…センターのことばっかり考えてた…上がってやる上がってやる…って…でも、」
ドゴォォン!!!
西野「…っく…でもそれじゃ…全然楽しくなかった…!」

白石「戦いが正しいとか…正しくないとか…それは分からない…でも!」
ピシッ
松村「…でも…?」
白石「私は…らりんを信じて…そしてみんなを守ろうと思えた…!」

西野「自分が楽しくないのに…それを見る人は楽しく思ってくれるんかな…ななはそうは思わへん…だから、」
ドゴォォン!!!
若月「…っく…!」
「…何も…考えないことにしたの…ただ…楽しくやろうって…自分を信じて楽しもうって思ったの…!」
西野は若月の方を向いて言った。
西野「そうしたらね、きっとたくさんの人が私を見てくれて、気づいた時には…センターに立ってるんやと思う…!」

橋本「………。」
白石「ななみんは…壁でみんなを守ってくれた…だから自分を信じて…ななみんは自分だけじゃなくて…みんなも守ろうとちゃんと思ってる…!」

「…そしてね。その時には、私のためだけじゃなくて…」
西野は若月に言った。
西野「みんなのことを考えられるセンターになってると思う…!」

白石「理論じゃなくて…自分を信じて!みんなを信じて!」

486: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 20:09:58.30 ID:fvliQspS0
「…わかった。生駒ちゃんを信じるよ。」
生田は生駒を見つめて言った。
その時、
ヒュッ!
生駒マネキンは飛び上がり木立の間に消えた。
二人はそのあとをしばらく見つめていた…


「…っうわぁ!」
その時、秋元真夏は…
秋元「なんもないのに…転んだ…怖いよ…うぅ…。」
洞窟の中を入り口に向かって引き返していた。
光るボールの明かりを頼りに進んでいく…
秋元「うわぁ!!!…哲也…!?やっぱここ怖い…早く出たい…!」
その時、
「おー…い…まなつー…」
秋元「あ…さゆにゃんだ!さゆにゃん!!!」

井上小百合は洞窟の入り口で秋元を待ちながらやきもきしていた。
井上(あぁ…早くしないと…飛行能力以外の能力を使えない…!私の持ってる能力のポテンシャルはすごいのに!!!)


しばらくしたあと、生駒は立ち上がった。
生駒「…じゃあ、うちはそろそろ行くよ。」
「あ、待って!」
そう言うと生田は何かを生駒に手渡した…
生田「これ、この桜の木の下で拾ったの…!きっと役立つと思う。」
「ありがとう…!生駒ちゃん、頑張るよ…。あ!」
生駒は生田に言った。
生駒「さっき、なんであんな英語の曲歌ったの…?」
「あぁあれはね!」
生田は得意げに言った。
生田「マイケルジャクソンが作った歌なの。いい歌だったでしょ!」
「へぇー…生ちゃんって、ほんとに面白いね!」
生駒は涙のあとの残る笑顔で言った。
生駒「なんか…元気でたよ!じゃあね!また…あとで!」
生駒は駆け出して行く…

「きっと…生駒ちゃんなら大丈夫。」
そうつぶやくと、
ドサ
生田は地面に崩れ落ちた…
生田「さっきので…小指…折れちゃったかも…どうやって戻ろう…。」

487: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 20:15:55.23 ID:fvliQspS0
生駒は灯台へと続く坂を駆け上る…
「はぁ…はぁ…着いた!」
靴ひもを結び直し…
「よし。」
アーチをくぐった…

488: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 21:05:28.01 ID:fvliQspS0
その部屋は白かった。
扉を開けた生駒は思わず目を細める…
「…ここは…。」




「まなつ遅い…!」
「ご、ごめん…。」
その頃、秋元真夏は滝の洞窟の外に出ていた…
井上「早くしないと…残りの能力をみんなに見せられない…。」
秋元「え…?」
その時、井上が秋元が持つボールに気づいた。
井上「それ…なに?」
秋元「あ、あぁ…これが、一番奥にあったものなんだけど…。」




部屋にひびくコンバースの靴音…
「ここは…なんだろう…。」
生駒はその細長い部屋を見渡す…
「顔に…なんかがかぶさった彫刻みたいのが…いっぱいある…。」
その時、
「…あ!階段が…!」
二階へと続く階段を、
生駒は半開きの小さな扉の向こうに発見した…




「ふーん…。」
井上は秋元から受け取ったそのボールをじっくりと観察する…
井上「これ…私にはボールじゃなくて…あれに見えるな…。」
秋元「あれ…?」
井上「これとかうさぎに見えるし…ほら!」
そう言うと井上はポケットから何かを取り出した。
井上「ほら!うさぎのピン!」

489: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 21:06:28.64 ID:lJSr7XbOO
隠しミートボール

490: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 21:21:42.73 ID:fvliQspS0
階段の上には、木の扉があった。
「…よし…。」
ギィッ
生駒が扉を開ける…その向こうには…





「…あ!その前に!」
井上は反対のポケットからまたもや何かを取り出した。
井上「これこれ…!今日一回も使えてなかった…!」
秋元「なに…それ…。」
井上「あぁ、これはね!天装戦隊ゴセイジャーのね…!」





その部屋は、薄くもやがかかっていた。
「ここ…なんか…。」
生駒が目をこらすと、そこは…
「昔の…部屋みたい…」
木の机に、散らばる原稿。
その上に、雑誌がある…
生駒が近づいてその雑誌を手に取ると…
「1985年…4月?」





「でね、その時ゴセイナイトがね、」
井上は興奮気味に喋りまくる。
井上「能力をね…使えなくても!敵に向かっていくの!それがね、すっごい、正義なの…!」
秋元(どうしよう…。)

491: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 21:45:32.51 ID:fvliQspS0
「それは、私にとって記念すべき年なんだ。」
「…!」
生駒が素早くふりかえる。
すると窓際に、一人の男が…
男「その年の、4月がね。」
スーツを着ている…しかし、薄暗闇にその顔までを見ることは出来ない…
「あ…あなたが…ゲームマスター…?」
震える声で生駒が聞く。
男は頷いた。
男「君達は、多くを知り過ぎたようだね…。」




「それでね、その時ゴセイピンクが…」
「…ね、ねえ!」
秋元が井上に言った。
秋元「行かなくて…いいの…?」
井上「え?あ、あぁ…そうだった…。じゃあ…乗って!」





「出所は、だいたい見当がついているが。」
男は言った。
男「しかし…予定調和を乱したという点では…評価はすべきなんだろう。」
生駒「予定…調和…?」
男「そうだ。予定調和だ。いいかい。物事は、欠けているからこそ美しいんだ。」
男は窓の外を指差した。
男「例えて言うなれば…満月だ。月の大きさについて考えたことがあるかい…?」




「あ、その前に!」
井上は前髪にうさぎのピンをした。
秋元「なんでそんなのするの…?」
井上「いつでも、前髪が崩れないようにね!」
井上がアイドルスマイルで答える。
秋元「…だから、いっしょに滝くぐってくれなかったの…?」
井上「あ、いやそれは…まぁいいや!早く行こう!ほら乗って!!!」

492: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 22:17:37.31 ID:fvliQspS0
「月の…大きさ…?」
男「そうだ。月の大きさだ。」
男は続ける。
男「人は、完璧なものにではなく、少し欠けているものにこそ魅力を感じものなんだよ。欠けている分を、自分が補おうとしてしまいたくなるからだ。
  思わず、応援してしまいたくなるからだ。私の言っていることは、分かるかな?」
生駒「あんまり…。」
男「完璧な人間よりも足りないもの持つ人間の方が、多くの人から愛されるということだ。」
生駒「…。」
男「人は、満月よりも三日月を愛するんだ。そのことをイメージして、私はこの島を作った。」
生駒「あなたが…この島を…?」
男「そうだ。私がこの島を作った。」
生駒「どうやって…?」
男「この島は…。いや、それを説明するためにはNGワードが多すぎる…。あまりにもね。質問を、変えて欲しい。」
生駒「じゃあ…どうして、この島を…?」
「それは、いい質問だ。」
男は満足げに言った。
男「その質問を、待っていたよ。」




キィィィーーーン……
西の山を飛び抜ける影…
井上小百合だ。
「ここまで来れば…そろそろ玲香の声も聞こえるんじゃないかな…。」
井上は不安そうに言った。
井上「みんな…だいじょぶかな。ちゃんと負けてるかな…。」
「ねえ、ちゃんと灯台に向かってる!?」
その背に必死にしがみつく影…秋元真夏だ。
秋元「もうちょっとあっちだよ!」
井上「あ、あぁ…ちょっとずれてた。軌道修正!」




「君たちは、あまりにも闘争をしなさ過ぎるんだ。」
男は言った。
男「君たちはおしとやかすぎる。しかし、それでは人を引きつけることは出来ない。君達の月には欠けている部分が少ないんだ。」
生駒「…。」
男「何か言いたげだね。」
「うち達は…。」
生駒は小さな声で言った。
「これまで…充分…。」
「いや、足りないね。」
男は淀みなく言った。
男「もっと…傷ついて…そんな姿を、さらすべきなんだ。」
生駒「…。」
「このゲームは、センターを決めること以外にもそんな目的があったんだ。君達の心の核に持っている闘争本能を呼び覚ますと言う目的がね。」
男はそう言うとため息をついた。
男「しかし…君達は、戦わない所か協力し出す始末で…結局、こちらで敵を用意するに至ってしまった。」
「…でも!」
その時始めて生駒が大きな声を出した。
生駒「それが…うち達らしさだから…それが…乃木坂らしさだから…!」
「そんなことを言っているようだから。」
男は生駒を遮って言った。
男「いつまで経っても…追いつくことが出来ないんだ…。」

493: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 22:46:06.94 ID:t4nq3z9L0
私怨

494: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 23:04:35.67 ID:fvliQspS0
「追いつく…?何にですか…?」
生駒が男に尋ねる。
「そうか。その辺りの記憶は…ないようだね。」
男は言った。
男「もう、いいだろう…どうせこのプロジェクトも失敗だ。今野には、言っておかなくては…。彼女達は失敗だと。」
生駒「失敗…!?」
男「失敗だ。あのマネキン達のようにね…。さぁ。」
男が何かを呼び寄せる…
生駒「…ほっちゃん!?」
暗がりから、堀のマネキンが姿を現した…
男「もう、《デリート》は設定を変えてある。ピストルで撃たれるとプレイヤーはこの島から強制退去となる。」




「うーん…。」
井上は空中で停止している。
秋元「で、でも…早く行かないと…。」
井上「時間によるな…さっき渡したタイマー、今何分?」
秋元「えーと…2分31秒…!」
「えっ!?」
その瞬間井上は急発進した。
秋元「うわぁぁぁ!!!」
井上「やばい!」



「もう、目覚めてしまっていい。そして、停滞への道を歩め。」
男は淡々と言った。
男「この灯台は、見えない高い壁で囲まれている。橋本の能力を応用したものだ。マネキンと…そして君以外の人間は、ここに入ることが出来ない…。」
男はかすかに顔をゆがめた。
男「君にその力を与えた者にも…処罰は必要なのかも知れないな。では、堀、行け。」
堀「…。」
堀は動かない…
男「…何を」
「そのピストルは、」
生駒がゆっくり言った。
生駒「うちが持ってる。」


「やばい!やばい!」
キィィィーーーン!!!
井上は猛然と空中を進む…

ゆっくりと、生駒はピストルを男に向けた。
「うち達は…失敗じゃない。それに…」
生駒は震える声で言った。
生駒「マネキンも…!だってあなたがマネキンだと思っているものにも…感情がある…。」
生駒は、生駒がとどめをさそうとした時震えていた自身のマネキンの姿を思い出した…
生駒「あなたは、やり方を間違ってる…。」
生駒は引き金を引いた。

ドーーーーーーン!!!

その時井上が叫んだ。
井上「まなつごめん!!!」
秋元「どうし」
井上「私が着陸する時間が足りない!!!ごめん!!!」
井上は秋元を放り投げた…
井上「たぶん…だいじょぶ!!!」

495: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 23:24:56.57 ID:C26WEGh+0
天神乗り

496: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/16(月) 23:35:06.00 ID:fvliQspS0
ドーーーーーーン!!!

銃声がひびき渡り硝煙が漂う…

反動で倒れた生駒が顔をあげたその時、
「危なかった…。」
男の声が…そして硝煙の向こうに…
生駒「…ほっちゃん!!!」
穴の開いた堀が生駒の手からピストルをもぎとる
「《デリート》」
「……うわぁぁぁぁぁぁ……」
ドカァァァァァァァァァン!!!ドーーーーーーン!!!
生駒が目を開くと…
「…まなつ!?」
「…真夏!?私と同じ名字の!?」
「生駒ちゃんこれ!」
煙が晴れる…
「なにこ」
「投げて!!!」
そこへ再び堀のマネキンが迫る…その時、
ガシャァァァァァァン!!!
「うちのマネキンだ!」
「早く!!!」
「っく!!!」
生駒が男にボールを投げる…
煙の向こう…
ボールが男の左胸に吸い込まれて行く…
「私の核に…入ったな…!」

グラッ

その瞬間、辺りがゆがみ…

497: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/16(月) 23:44:06.71 ID:MzZl/hwv0
まだ終わってなかったのか

498: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 00:11:13.05 ID:fmkrdn9J0
生駒里奈と秋元真夏は、もやがかかった場所に立っていた。

「ここは…どこ?」
秋元が辺りを見回す。

「ここは…校庭…?」
生駒のその声を合図にするかのように、
その瞬間辺りには楽しげなざわめきが満ちた。

「休み時間みたいだけど…。」
生駒が辺りを見回した。
「こっちには人が…。」
その時、

トンットンットンッ

二人の近くにボールが転がってきた…
「…ボール…。」
秋元がつぶやく。
「なんだっけ…。」
「みて。」
その時、生駒が指さした。
そこには…
「男の子…?」
白い半袖シャツを着た男の子の姿がある…
「拾わないのかな…。」
彼は目の前のボールを無視している。
「うちが」
その時、
向こうから走ってくる影がある…
「あ…女の子。」
彼が動きかけたその時、
彼女はボールを拾って行ってしまった…
「ねぇ見て…。」
生駒が秋元に言った。
「あの子…影がないよ…。」

グラッ

499: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 00:14:17.42 ID:fmkrdn9J0
次の瞬間、二人は違う場所に立っていた。

「今度は…どこ?」
「ここは…部屋みたいだね。」
秋元が指差す。
「ほら、勉強してる。」
「とうだい…?」
机の前には、一心不乱にページをめくる青年の姿がある…
「さっきの子かな…?」

グラッ

「ここは…テレビ局?」
次の瞬間二人はテレビ局に立っていた…
「1985年…4月。」
男が、忙しく指揮を執る…
「さっきの…お兄さん?」

グラッ

「ここは…コンサート会場だね。」
目の前には、ステージの上で揺れるたくさんのセーラー服がある…
「みて。」
二人の横には、満足げにそれを眺める…
「さっきの、男の人だね。」
男の姿がある。
彼はステージをじっと見つめている…
グラッ
たくさんの人間に囲まれて…
グラッ
たくさんの権力を持ち…
グラッ

トンットンットンッ

しかしその男は、ボールを拾うことが出来ない…

500: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 00:32:22.24 ID:fmkrdn9J0
「…っう…。」
生駒と秋元が気がついた時、
その部屋には何者の姿も残されてはいなかった。

床の上を転がるサイリウム…
「…。」
生駒はそれを無言で見つめている…

「ねぇ…見て。」
その時、秋元が言った。
秋元「この机、さっき見たのと同じ…。」
その時。

「…いこ…ま…ちゃ…ん…!!!」
「…つ…な…まな…つ…!!!」
窓の外から大勢の叫び声が聞こえてきた…
二人はガラスのなくなった窓に近寄る。

するとそこには、
灯台に続く坂を駆け上る仲間達の姿があった…

階段を駆け下りる二人…
「みんな…!!!」
アーチを抜ける…
「いこま!!!」「まなつ!!!」「生駒ちゃん!!!」「二人とも!!!」

乃木坂46のメンバーにくしゃくしゃにされながら生駒は笑顔で叫んだ。
「どうやって…!!!」

501: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 01:02:10.86 ID:fmkrdn9J0
「ちはる…私を信じて。」
岩瀬 佑美子は、斎藤ちはるをじっと見つめた。
岩瀬「信じて…!」
斎藤はコントローラーを握った。
斎藤「…みんな、行くよ!!!」
「私が、動きを封じる。」
柏 幸奈が言った。
柏「だから安心して、つっこんで。」
「そして、私がとどめをさすよ。」
高山一実が言った。
高山「先生…力を下さい。」


「あぁっ!!!ごめん!!!」
能條愛未が叫んだ…
能條「もう…。」
「大丈夫…!」
その時、
「洞窟から…出てこられた…あみなら、大丈夫!!!」
川村真洋が叫んだ。
川村「もう一回…!」
宮澤成良は笑って頷いた。
宮澤「らりんも、行くよ!」
「…ぬーん…。」
永島聖羅が大きくうなる。
「っぐ…よし…!」
能條は立ち上がった。


「ひめたん…!もう一回いくよ…!」
中田花奈は言った。
「はぁ…はぁ…うん…!」
中元日芽香が答える。
「こっちも…準備おっけーだよ!」
傷だらけの斉藤優里が立ち上がり言った。
斉藤「まだまだ余裕!ね…れなりん!」
「もりろん…!」
市來玲奈が答える。
市來「みんな、集中だよ…!!!」


「みんなのことを考えられるセンターになってると思う…!」
西野七瀬は若月佑美を見つめて言った。
若月は言葉につまっている…その時、
若月「っく!!!」
ドゴォォン!!!
「ふぅ…危なかった…。」
若月は西野をまっすぐに見た。
若月「もっと…話を聞きたいけど、その前にこれをやっつけるよ…!」
「若月…頑張れ!」
その時、自身のマネキンの下敷きになっていた星野が叫んだ。
星野「頑張れ…!」
「うちらも…応援してる!」
畠中清羅が叫んだ。
「なぁちゃん…!」
大和里菜だ。
大和「頑張って…!」

502: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 01:13:41.13 ID:fmkrdn9J0
「理論じゃなくて…自分を信じて!みんなを信じて!」
白石麻衣が言った。
「………。」
橋本奈々未は下向いている…。
「ななみ…。」
松村沙友理が心配そうに見つめた…その時。
「…二人ともいくよ!」
橋本が顔をあげた。
松村が大きく笑う。
白石がにっこり微笑む。
橋本「私は…乃木坂のみんなが大好きなの!!!みんなを守れ!!!」


「お願いします…。」
トマトハウスでは、深川麻衣が祈っていた。
その周りには、伊藤寧々、伊藤万理華、衛藤美彩、川後陽菜、齋藤飛鳥、桜井玲香、堀 未央奈、和田まあやの姿がある…
「お願いです…。」
全員が目を閉じた。
川後「…始まる!」

503: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 01:39:40.57 ID:fmkrdn9J0
「ひなちま、お願いね!」
岩瀬が恐竜に変身している樋口日奈を叩いた。
恐竜がかすかにうなずく…
岩瀬「…ちはる、B!!!」


「いくで…!」
川村真洋が叫んだ。
――ッヒュン!
川村「せっちゃんそっち!!!」
クルクルクルクル!!!
宮澤「あみ!!!」
能條「うわぁぁぁ!!!」

「なかだかなかだかなかだかな…」
中田は頷いた。
中田「今!!!」
中元「ひめたんビーーーーム!!!」
「いけっ!!!」
中田が手を振り下ろす…

若月「なぁちゃん、こっち!!!」
ドゴォォン!!!
若月「どいやさん!そっちに行って!」
ドゴォォン!!!
若月「よし今度は…こっちに投げろ!!!」

「みんなを守れ!!!」
パァァァァ…
その瞬間、壁が輝いて…
橋本「押してぇぇ!!!」
松村「わぁぁぁ!!!」
白石「いけぇぇ!!!」

ッバーーーーーーーン!!!

橋本マネキンと…壁は消え去り…三人の前は澄み渡った。
白石「…いくよぉぉぉ!!!!!」

504: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 01:58:33.46 ID:fmkrdn9J0
ドドドドドド…
「《ヒメタンビーーーム》」
岩瀬「A!」
ピカァ!
岩瀬「B!」
ピカァ!
岩瀬「足踏みからの…ジャンプ!!!
┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨!!!!!
岩瀬「ゆきな!!!」
柏「《もちこ》!!!」
ボンボンボンッ!!!
柏「かずみん!!!」
ッズザァァ
高山「めーーーん!!!」
ドゴォ!!!
シュゥゥ…

「うわぁぁぁ!!!」
ガシィッッ!!!
能條「つかんだ!!!」
川村「いけぇぇ!!!」
シュゥゥ…
川村「せっちゃん!!!」
宮澤「わぁぁぁ!!!」
シュゥゥ…

中元「ひめたんビーーーーム!!!」
ピカァ!
ッズザァァ―――
中田「かかった!!!ゆったん!!!」
タンタンタンッッ…
斉藤「くわえた!!!」
シュルルルルルルー!!!
市來「うわぁぁぁ!!!」
シュゥゥ…

ドゴォォン!!!
若月「みなみ!!!」
星野「うっ…戻った!持ち上げられた!!!」
大和「っく…!」
畠中「…やっと…!」
西野「とどめっ!!!」
シュゥゥ…

505: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 02:02:15.67 ID:fmkrdn9J0
「まだあそこにいる!」
白石が指差した。
白石「さゆりん!」
「うんっ!」
松村が頷く。
「さゆりんごパーーーーーンチ!!!」
ドゴォォ!!!
松村「まいやんちゃんいけぇぇ!!!」
橋本「危ない!!!《理論武装》!!!」
白石「っく!!!」
松村「きゃぁぁ!!!」
橋本「大丈夫!今のうちに…!」
松村「うん…!さゆりんごパーーーンチ!!!」
白石「うわぁぁぁ!!!」
シュゥゥ…



「マネキンが…。」
川後が震える声で言った。
川後「全部…。」
誰一人動かない。
「いなくなった!!!」
川後が叫んだ。
「うそ…。」「そんな…!」「やった…!」「えっ…!」
その時、
桜井と衛藤がトマトハウスを飛び出した。

「みんなぁぁぁぁ!!!!!」

506: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 02:20:37.63 ID:fmkrdn9J0
明日の朝あと3レスくらいで完結させる

507: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 02:24:24.97 ID:aiYOWzBe0

ラスト期待しとるぞ

508: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 02:24:49.34 ID:qN8FkOr40
期待しております

509: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 05:38:39.38 ID:6q2alnefO
おはようございます。
ラスト期待してます。

510: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 10:10:04.54 ID:sCMy8jVc0
ほしゅー

511: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 12:24:41.68 ID:dg1/YuzSi
ほしゅ

512: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 13:59:12.00 ID:FVj858EQ0
「…それでその時、みんなのとこにさゆにゃんが飛んで来たの!」
和田が秋元に説明する。
和田「でもなんか、残念そうだったけど…。」
秋元「へ、へぇ…。」
和田「…ま、うちは、理由なんとなく分かるかなっ!」
「けど…ほんまに…。」
川村が震える声で言った。
川村「あの時…あみが…。」
「勝手につぶれたことにしないで!」
能條が笑いながら言った。
能條「だいじょぶだいじょぶ。あみ、そうそうつぶれないから。だてに色々やってきてないからね!」
「けど、みんな来るの遅すぎだよぉ…!」
斉藤優里だ。
斉藤「その間に何度カエルに遭遇したか…!笑い…!」
川後「あ…それ、感知したかも!めっちゃ面白かった!!!」
その横では、
「生ちゃん…。」
深川だ。
深川「小指…今、治してあげるからね。」
「生ちゃん大丈夫…?」
中元が心配そうに生田を見つめる。
「けど…ほんと、ひどい話なんよっ!」
その隣で松村が、
松村「あれ…ずっと、偶然出会ったと思ってたのにっ!食べ物で釣られてたなんてっ!」
深川「あ…偶然と言えば。」
生田を癒しながら深川が振り返る。
深川「陽菜ちゃんは…」
川後があわてて、
川後「いや、偶然見つけただけだから!!!」
深川「ふふ…陽菜ちゃん戦いの時、冷静にみんなに指示してて…本当に格好よかった…。」
川後「そ…。」バタッ
松村「陽菜ちゃんっ!!!」
「ねぇ…ゲームマスターのアイテムって、どんなのだったの?」
伊藤が井上に聞く。
「あぁ…あれはね…」
井上が答える。
「せっちゃん!みなみ!」
生駒が宮澤と星野に駆け寄る。
生駒「あの時…みなみありがとう!」
星野「え?」
生駒「守って…くれたんでしょ…?」

513: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 14:04:39.75 ID:FVj858EQ0
井上「あぁ…なんかね…丸くて、光ってて…。」
憂鬱そうに井上が答える。
井上「あーあ…。」
伊藤「へぇ…パソコンには詳しく書いてなかっ…あれ?」
伊藤が辺りを見渡して、
「ゆきなは…?」
井上「え…あれ?いないね。」
伊藤「…ほんと、伝説だな…。」
その隣では、
「あしゅ、あの時はありがとね…!」
白石が齋藤に言った。
白石「一瞬ふわって体が。それでそのままななみんのとこまで行けて。あしゅの力ほんとにすごかった…!」
齋藤「ううん、全然!ななみーななみー。」
齋藤は橋本に抱きついている。その時、
齋藤「…あ!まあや!」
「まいやん…。だまし討ちみたいなことしちゃって…ごめんねぇ…。」
その時、高山が白石らに近づく。
高山「あの時私が…まいやんが一人で立ってるって…。」
「ううん!いいの!」
白石はそれを遮った。
白石「私は最初に…かずみんをだました…そして…だから、みおなのピストルで能力が消えて」
「みおなのピストル?」
その言葉を聞きつけた生田が駆け寄ってきた。
橋本「あ、生ちゃん!…ふふ…小指…ふふふ…治ったの?」
「うん!」
生田はきらきらとした瞳で答えた。
生田「もうばっちり!そうそれでさ、みおなのピストル、桜の木の下に落ちてたんだけど…」
「あぁ!それは!」
高山が答える。
高山「私がその時に払い落としたから…!けど、それにしてもなんで竹刀なんて落ちてたんだろう…?あの瓦礫…」
「いやぁそれにしても!」
永島清羅がにこにこと笑う。
永島「ほんっとにあの時危機一髪だったね!まじで色々危なかった!」
白石がそんな永島を見て微笑む。
白石「私はらりんがいたから…。」
高山がつぶやいた。
高山「なんだったんだろう…ほんっとに、邪魔だった…。」
その後ろを、井上がそそくさと通り過ぎる…

514: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 14:09:53.68 ID:FVj858EQ0
「どいやさん…ばいばい。」
西野はどいやさんを抱きしめた。その時、
「どいやさん、ありがとね。」
若月が現れポンポンとどいやさんの頭をなでた。
そして若月は西野を真っすぐに見つめた。
若月「なぁちゃんも、ありがとね…。」
「あぁ…。」
星野が顔を赤らめる。
星野「別にそんなんじゃ…。」
そんな星野を見て宮澤が微笑む。
宮澤「みなみ…。ほんとにおっきくなったね…。」
「ひなちま…本当にごめん。」
斎藤は申し訳なさそうに言った。
「ううん、いいの…!」
そんな斎藤に優しい笑顔で樋口は、
樋口「私…強くなれたみたいで、実はちょっと、うれしかったの…。」
斎藤「え…?」
「ふふ…。」
その隣で岩瀬が笑う。
「あぁ…もう最悪!!!」
大和が叫んだ。
大和「もっとちゃんと説明書読めばよかった…!りなも『権利』持ってたなんて!!!」」
「どおりでりなの能力しょぼいと思った!w」
その隣にはいつも通り畠中がいる。
大和「そんなこと…!トマトハウスとか作れたし!!!ねねころも何か言って!!!」
「まぁまぁ…。」
伊藤がのほほんととりなす。
「…でも、うちはそんなりなと一緒で面白かったけどね…。あぁそれにしても、」
畠中はげんなりとつぶやいた。
畠中「いい加減…焼き肉食べたい…背中のチャックが閉まらなくなるくらい食べたい…。」
「りなお!」
市來玲奈だ。灯台に向かって歩きかけた生駒の元に駆け寄って来た。
市來「ほんとに、おつかれさま…。」
「れなりん…!」
生駒が嬉しそうに笑う。
生駒「早く帰ってれなりんと遊びたいよ…!」

515: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 14:18:17.73 ID:FVj858EQ0
橋本はそんな二人の姿を見つめていた。
人知れず、小さく笑う。
「…ななみん!」
その時、その横に白石が現れた。
「ななみっ!」
松村も一緒だ。
橋本はそんな二人に笑いかけ、振り返り言った。
「れいか!」

秋元はその時、
みなから外れて一人桜の木の下に立っている中田の姿を見つけていた。
中田「春…」
秋元「…中田!」
中田「…あ、まなつ。どしたの?」
秋元「どしたのじゃないよ…!さっき…さゆにゃんに落とされて思い出したの!」
中田「なにを?」
秋元「中田に、崖の上からバンジージャンプさせられたこと…!」
中田「あ、あぁ…!っでも、うちの《なかだかな》は丈夫だから…。」
秋元「ほんとにそうなの…!」
中田「え?」
そう言うと秋元は何かを取り出し…
秋元「これ…まいまいがかなの鎖で編んでたやつ!」
中田「もしかして…これのお陰で?」
秋元「そう…!これが、パラシュートみたいになって…。」
中田「じゃあ、結果全部うちのお陰だね!」
「なんでそうなるの…あ!あとさ。」
秋元は中田に尋ねた。
秋元「あの時…崖の上でなにか言おうとしてたよね?うちらが今いるのは…って。」

桜井は白石、橋本、松村に向かって頷いた。
桜井「じゃあ…みんな集まって!」

「あぁ…あれね。」
中田は秋元を見つめた。
中田「うち、高所恐怖症なの。なのに、山小屋から出て崖から下を見た時、全然怖く思わなかったの。だからその時に、ここは…」
「…おーい…!…まなつ…!」
秋元「あ!みんな集まってる!」
秋元は振り返る…
中田「現実じゃないって…」
ズキィィン…
その時、中田を襲う頭痛が…
秋元「…ん?今なんか言った?」

516: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 14:22:56.22 ID:FVj858EQ0
「生駒ちゃん!こっち!」
「今行く!」
市來に呼ばれた生駒は、最後に灯台を見上げた。
生駒「世界で一番…孤独だったんですね。どんなに…色んなものを手に入れても。ずっと。」
そして、
くるりと振り返るとみなの方へ駆けていった…

ズキィィン…
秋元「かなだいじょぶ…?」
ズキィィン…
中田「だ、だいじょぶ…ほら…いこ!」

桜井が声をかける。
衛藤がその隣に立つ。
衛藤「今…どんどんシャットダウンされてるんだよね?」
「はい…!」
堀が言った。
堀「あと、数秒もすれば…!」
「じゃあ、みんな。」
衛藤が集まったみなを見回した。
衛藤「いくよ!」
桜井「せーの!!!」

のーっ!ぎゅ!ぎゅー!努力!感謝!笑顔!!!うちらは乃木坂登り坂…

全員「46!!!!!」

グラッ

その瞬間、
辺りが暗転し…

517: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 14:51:43.82 ID:FVj858EQ0



数日後。


レッスンスタジオの鏡の前には、鏡を見ながら何度も何度も振りを確認する中田花奈の姿がある。
と…
突然、
その動きを止めてしまった。
「…あぁもう!集中出来ない…!」
中田は辺りを見回した。

ピューーー…
鏡によりかかり、口笛を吹く深川の姿がある。
(なんだっけ…これ…。)
深川はつぶやいた。
深川「…切ない…。」

中田「…だってみんな…全然…覚えてないんだもん…!」

そんな中田の姿をじっと見つめる、
一人の男の姿がある。
乃木坂46を統括している、ソニーミュージックの今野氏だ。
(中田は最後に…NGワードを口にしてしまったようだね…。)
今野氏は窓に近づいた。
(シャットダウンとともに…記憶を完全に消し去る事に…失敗したようだ…。)
そして窓から外を見つめた。
(あちらには…飯田橋…。)
視線を右にずらす…
(そしてあちらには…)
今野氏は遠くを見つめた…
その時、
レッスンスタジオの扉が開いてにぎやかな声が飛び込んで来た。

518: ◆Rc4ts01HOM 2013/12/17(火) 14:53:07.73 ID:FVj858EQ0
「おごり?これおごり?」「おごり系?」「やった!」

「なんかなぁ…なんか奢りたくなっちゃんだよね…。」
そう言うと、斎藤ちはるは樋口日奈に青いアイスを手渡した。
斎藤「はい…!」
「え…いいの?」
樋口は顔をほころばす。
「ありがとう…!」

(しかし…。それもまた一興。)
今野氏はそんな彼女達を見て頷いた。
(あの方には…全員の記憶が抹消されたと報告しておこう…。)

「アイス!」
中田は斎藤の元へ駆け寄った。
「はい!かなにもあげるよ!」
「ありが…」
その時、
中田は続いてレッスンスタジオに入って来た一人のスタッフに近づいた。

「あの、」

【完】

519: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 14:54:04.93 ID:FVj858EQ0
みんなありがとう

520: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:25:40.19 ID:oBe0cqQc0

521: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:27:58.32 ID:FVj858EQ0
最後に書きたいことがあるだけど…
でもそれは自分語りになっちゃうんだけど
書いてもいい?

522: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:34:01.62 ID:FefLg9WOP
最後までいったか
お疲れ!

524: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:47:53.61 ID:FVj858EQ0
ありがとう
書く

私はまず…女で大学生メンと同世代なんだけど

でも大学にはいけてなくて高校卒業してから友達にも全然会ってなくて
そんな時になんとか続けてたアルバイトで朝だけ自由にかけられる有線で君の名は希望を聞いて
その場で泣き出してしまいそうになって
ほんとに感動した

それで家に帰ってなんとか覚えた歌詞をたよりに検索して乃木坂にはまったんだけど…

525: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:50:59.48 ID:FVj858EQ0
その前に
高校はいいとこのお嬢様学校だった
でも受験に失敗して

だからなおさら今こうなってしまった自分をみせたくなくて
あとはやっぱり友達の楽しそうな話を聞くのがつらくて
全然誰にも会えなくて
気づいたら何年か経ってて

526: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:53:22.14 ID:FVj858EQ0
このあと行かなきゃ行けないとこあるから駆け足で書いてく

そんな時乃木坂にここまではまったのは
乃木坂の雰囲気が自分の高校時代の感じにほんとにすごい似てるから

だからはまったその日からメンが楽しそうにしてるのを見るのが生き甲斐みたいになった
毎日毎日聞いたり見たりしてた
その時間がすごい楽しかった

527: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:54:33.55 ID:FVj858EQ0
そしたらある日アイドルのまとめサイトからハロプロ版のバトルロワイヤルを読んで
その瞬間に毎日してた色んな想像がいっきに広がって
元々話作るのも好きだし
それで、こういうことに至った

528: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:56:38.24 ID:FVj858EQ0
もし誰かにこんなスレ書いてたんですって言ったらどん引かれると思う
それは重々わかってる
でも書いてよかったと思う
方向性はおかしかったかも知れないけど毎日すごい熱量で書き進めてた
こんなに机に向かったのは久しぶりだった
今達成感もすごいある

そういうのも全部乃木坂のおかげだなって思う
いいグループだからだと思う

529: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 15:57:48.47 ID:sCMy8jVc0
大学受験をあきらめたの?
浪人生ではないのか?

530: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 16:01:03.44 ID:FVj858EQ0
最後まで読んでくれた人はもうわかると思うけど
色々揶揄とかさせてもらった
そんなようなことが大好きだから
だから最後に言いたいことをとっておこうって思ってた

でもそれももっと短くうまく書いてばんばんまとめサイトとかに乗れば
今野さんとか事情通さんとかほんとに読んでくれるんじゃないかなって思ったからなんだけど

532: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 16:06:55.12 ID:FVj858EQ0
まず
曲から入る人もいるってこと

あと…実は握手界には行ったことがない
生で見たいって気持ちよりみんなが楽しそうにしてる姿をただただ見たい

だから泣かせことも成長には必要だけど
ちょっとちがう…時もある
と思う

それが言いたかった

533: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 16:24:47.31 ID:jCI1oKzq0
2ちゃんで「私女だけど」はネタなんだけどまあいいか・・・とりあえず乙

534: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 16:54:55.12 ID:C+uZuzTZ0
ついにここまで来たか
お疲れ様

535: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 17:04:20.23 ID:jCI1oKzq0
厳しい意見を言わせてもらうと
・前スレにも書いたけど話が飛びすぎ←時間軸を重要視してるのかもしれないがハッキリ言っていらない
・場面場面の情景がさっぱりわからない←スレ主の頭の中では浮かんでるぽい
・特に>>503-505の辺りはせっかくクライマックスなのにセリフと「ドーン!」とかしかない←スレ主の頭の中だけで話が展開
・夜中に作ったものや書いたものは翌朝読まないと自分よがりな点がわからない←これ重要

【総括】読み手の事も考えましょう 小説としては・・・うーん( ノД`)

AKBグループの小説は色々ネット上にありますが数年前に読んだ「ちざほむ」氏が2ちゃんに書いてたAKBのヤツは当時かなり盛りあがってました

536: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 17:11:19.28 ID:rzalTHNd0
乙!
なんだかんだ言ってたいへん楽しませてもらった

俺も握手会行ったことないやつ
きっかけは制服のマネキン&いくちゃん
いくちゃん七割

またこーゆうの書いてくれい
とにかく乙

537: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 19:56:30.53 ID:sCMy8jVc0
とりあえず保守
楽しめたよ

538: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 20:06:09.17 ID:aiYOWzBe0
普通に楽しかったぞ
またそのうち別のを書いてくれ
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063898008/akb48sokuhou-22/ref=nosim/

545: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 20:41:38.78 ID:FVj858EQ0
あと、まとめちゃうけどいっぱい保守してくれたり何かしら書き込んでくれた人達みんなありがとう
すごいうれしかった

547: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 22:15:55.24 ID:FefLg9WOP
おっさんが書いてるのかとばかりw
乃木坂に対する想いは感じたよ
素人が書きたいって想いだけでここまで書ければ上出来じゃない

俺はできね

549: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/17(火) 23:17:01.30 ID:FVj858EQ0
あと書くの忘れてた
今までの全部のシングルのタイトルかその曲にちなんだものがどこかに入ってる!

559: 名無しさん@実況は禁止です 2013/12/18(水) 19:07:00.37 ID:E6pq79f50
面白かった!
ありがとー

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